投稿日: Apr 5, 2019
AWS Elemental MediaPackage および AWS Elemental MediaTailor では、現在さまざまな DASH 作成と機能に対応しています。この追加機能により、さらに多くの端末上でライブストリームへのサポートが可能となりました。また、引き続きパーソナライズ化された動的な広告挿入により、ライブストリームのマネタイズが可能です。
MediaPackage を使用すると、異なるセグメントタイムライン設定、異なる暗号化タイプのデジタル著作権管理 (DRM) で、DASH エンドポイントをコンパクトなマニフェストで作成可能です。また、MediaTailor を使用すると、単一または複数期間のライブ DASH ストリームをマネタイズでき、ある範囲の広告マーカー、セグメントタイムライン設定、広告スレートを利用できます。
AWS Elemental MediaPackage は、ビデオ配信およびジャストインタイムパッケージのサービスであり、ビデオ配信業者が大量のストリーミングコンテンツを安全かつ確実に配信できるようにします。MediaPackage を使用すると、単一のビデオ入力から、インターネット接続対応の TV、携帯電話、コンピュータ、タブレット、ゲームコンソールで再生可能な形式のビデオストリームを作成できます。DVR で見られるような一般的な機能 (初めから再生、一時停止、巻き戻しなど) を簡単に実装できます。
AWS Elemental MediaTailor を使用して、広告を配信前にサーバー側で動画ストリームに挿入できます。継続的な動画ストリームが消費者デバイスに配信され、コンテンツとコマーシャルが区別される可能性がなくなります。ビデオ広告で、プライマリコンテンツと同等の動画品質を一貫して維持することにより広告の収益化を高めることができます。また複数プラットフォーム環境間での管理もよりシンプルになります。MediaTailor では、優れた視聴サービスを提供するために、広告コンテンツをオンザフライでトランスコードできます。またクライアント側とサーバー側の両方の広告配信メトリクスに基づいてレポートが自動的に作成されるため、広告のインプレッション数やビューワーの行動を正確かつ簡単に測定できます。特定のベンダーやソリューションに制限されることなく、プレイヤー、オリジン、CDN を完全にコントロールできます。
AWS Elemental MediaPackage および MediaTailor は単独でも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービス の一部としても機能するとともに、動画の伝送、作成、パッケージ化、マネタイズ、および配信に必要な機能をお客様に提供します。
MediaPackage および MediaTailor が利用可能な AWS リージョン一覧については、AWS グローバルリージョン表をご覧ください。