投稿日: Aug 12, 2020
Java 8 (Corretto) を使用した AWS Lambda 関数の開発が可能になりました。Amazon Corretto 8 は、本番環境に向けて無料で OpenJDK 8 を配信し、長期サポートが付属しています。Java 8 (Corretto) で記述された Lambda 関数は、Amazon Linux の最新世代である Amazon Linux 2 で実行されます。Java プログラミングモデルについての詳細は、AWS Lambda ドキュメントで読むことができます。
Corretto 8 は、OpenJDK 8 のドロップインリプレースメントとして設計されています。Amazon は、対応する OpenJDK 更新プロジェクトにまだ統合されていない Corretto 8 のパッチを提供しています。このようなパッチには、セキュリティの修正、パフォーマンスの向上 (頻繁に使用される機能の高速化など)、ガベージコレクションのスケジューリング、メモリ不足の防止をはじめ、監視、レポート、スレッド管理の改善が含まれます。
使用開始するには、AWS Lambda コンソール を介してコードをアップロードし、Java 8 (Corretto) ランタイムを選択します。また、AWS CLI、AWS Serverless Application Model (SAM) および AWS CloudFormation を使用することで、Java 8 (Corretto) でオーサリングされたサーバーレスアプリケーションをデプロイし、管理できます。OpenJDK 8 で実行されている既存の AWS Lambda 関数を Java 8 (Corretto) に移行するには、Amazon Linux 2 と互換性を持つようにコードを更新してから、関数ランタイムを Java 8 (Corretto) に更新します。
Java 8 (Corretto) ランタイムは Lambda が提供されているすべてのリージョンでご利用いただけます。AWS Lambda に関する詳細については、製品ページをご覧ください。また、使用を開始するには AWS Lambda コンソールにログインしてください。