投稿日: Nov 12, 2020

Amazon Aurora では AWS GovCloud (米国) リージョンにおいて、T3.large と T3.medium の各インスタンス、そして R5 クラスインスタンスがサポートされるようになりました。Amazon Aurora で T3.large インスタンスを使用すると、テスト、開発、QA などの小規模のワークロードをコスト効率良く実行できます。本番デプロイには、より大きなクラスのインスタンスを使用することができます。 

T3 インスタンスでは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスが提供されますが、必要に応じていつでも CPU 使用率をバーストさせる機能を備えています。このインスタンスはコンピューティング、メモリ、ネットワークのバランスが取れたリソースを提供し、使用中に一時的なスパイクが生じる CPU 使用率が中程度のデータベースワークロード向けに設計されています。 

ワークロードがベースラインしきい値未満で動作しているとき、T3 インスタンスでは CPU クレジットが蓄積されます。得られた CPU クレジットを使って、T3 インスタンスは、必要時に 1 分間、CPU コアのフルパフォーマンスでバーストします。Amazon Aurora T3 インスタンスは、Unlimited モードに設定されています。つまり、追加料金を支払うことで、24 時間ベースラインを超えてバースト可能です。

R5 インスタンスは、R4 よりも vCPU あたり 5% 多くメモリを提供する最新世代のメモリ最適化インスタンスで、最大で 768 GiB のメモリを提供でき、これにより、お客様はより少ない数のインスタンスでワークロードをスケールおよび統合できるようになります。さらに、R5 インスタンスは R4 と比較して GiB あたりの価格が 10% 低く、CPU パフォーマンスも最大 20% 高くなっています。

Amazon RDS マネジメントコンソールで、新しい Aurora T3 および R5 インスタンスを簡単に作成することや、既存の Aurora データベースインスタンスを変更して T3 にスケールすることができます。詳細について、またサポートされている Aurora バージョンを確認するには、Amazon Aurora ユーザーガイドをご覧ください。料金の詳細と利用可能なリージョンについては、Amazon Aurora の料金をご覧ください。

Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL と互換性のあるクラウド向けのリレーショナルデータベースであり、従来のエンタープライズデータベースのパフォーマンスと可用性に加え、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性も兼ね備えています。Amazon Aurora は、標準的な MySQL データベースと比べて最大で 5 倍、標準的な PostgreSQL データベースと比べて最大で 3 倍高速です。また、商用データベースと同等のセキュリティ、可用性、信頼性を、10 分の 1 のコストで実現します。Amazon Aurora の詳細については、製品ページドキュメントをご覧ください。