投稿日: Nov 5, 2020

AWS Lambda は、イベントソースとして Amazon MQ for Apache ActiveMQ をサポートするようになったため、サーバーレスアプリケーションで使用するメッセージングサービスの選択肢が増えました。Amazon MQ は、クラウド内のメッセージブローカーを容易に設定し運用できる、Apache ActiveMQ 向けのマネージド型メッセージブローカーサービスです。お客様は、サーバーのプロビジョニングや管理について心配することなく、Amazon MQ メッセージブローカーに投稿されたメッセージに基づいて呼び出される Lambda 関数を使用してアプリケーションを迅速かつ簡単に構築できます。 

Lambda は、Amazon Simple Queue Service (SQS) や Amazon Simple Notification Service (SNS) などのメッセージングイベントソースをサポートしています。また、Amazon MQ キューの更新をモニタリングするコンシューマーアプリケーションを作成したり管理したりしなくても、Amazon MQ メッセージブローカーからの読み取りとメッセージの処理が簡単になりました。Lambda 関数は、メッセージがバッチサイズを超えるか、ペイロードが 6 MB を超えたときに呼び出されます。Lambda は、認証、承認、スケーリング、モニタリング、障害処理の管理など、お客様に代わって Amazon MQ メッセージブローカーとの接続を管理します。 

開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SAM、または AWS SDK for Lambda を使用して、Lambda 関数のイベントソースとして Amazon MQ for ActiveMQ メッセージブローカーを選択します。Lambda イベントソースとしての Amazon MQ は、AWS Lambda と Amazon MQ の両方が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。この機能には追加料金は発生しません。Amazon MQ キューによってトリガーされた Lambda 呼び出しの料金をお支払いいただきます。Lambda を使用した Amazon MQ の消費者向けアプリケーションの構築については、Lambda デベロッパーガイドおよび AWS コンピューティングブログをご覧ください。