投稿日: Nov 27, 2022

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) で Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイのサポートが開始され、Amazon Aurora と Amazon RDS のデータベースのより安全、簡単、迅速な更新が可能になりました。ブルー/グリーンデプロイでは、本番環境をデプロイおよびテストし、フルマネージド型のステージング環境を作成しながら、現在の本番データベースを安全に保つことができます。ワンクリックすればほんの 1 分ほどで、ステージング環境を新たな本番システムに昇格できます。その際、アプリケーションへの変更やデータの損失は発生しません。 

メジャーバージョンとマイナーバージョンのデータベースエンジンの更新、スキーマの更新、メンテナンスの更新、データベースのパラメータ設定の変更、インスタンスのスケーリングなど、本番環境に変更をデプロイする際に Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを利用してください。ブルー/グリーンデプロイは組み込みの切り替え可能なガードレールです。最大許容範囲のダウンタイムを超過した場合や、レプリケーションエラーを検出した場合、またはインスタンスヘルスチェックのエラーを特定した場合、ステージング環境の昇格はタイムアウトされます。 

Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイは、Amazon Aurora (MySQL 5.6 以降と互換)、Amazon RDS for MySQL (5.7 以降と互換)、Amazon RDS for MariaDB (10.2 以降と互換) において、すべての AWS リージョン (AWS 中国リージョンを除く) と AWS GovCloud (米国) リージョンで利用可能になりました。

数回のクリックで、Amazon RDS コンソールで Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを使用し、データベースを更新できます。ブルー/グリーンデプロイの詳細については、Amazon RDS の特徴ページAWS ニュースブログをご覧ください。