Amazon EFS は、使用したリソース分のみお支払いいただくだけで利用可能です。最低料金およびセットアップ料金は発生しません。 料金は、使用するストレージ、低頻度アクセスストレージクラスに保存されているデータへの読み取りおよび書き込みアクセス、およびプロビジョニングされたスループットに対してのみ発生します。

業界調査と顧客分析によると、平均して、頻繁に使用されるのはファイルの 20% で、80% はアクセスの頻度が低いことが示されています。この見積もりを使用すると、EFS 1 ゾーン – IA を使用する場合は 0.043 USD/GB-月1、EFS 標準 – IA を使用する場合は 0.08 USD/GB-月1 の実効料金でファイルを AmazonEFS に保存できます。一部のリージョンで有効な料金設定の例および詳細な料金設定の例については、以下をご覧ください。

1米国東部 (バージニア北部) リージョンの料金

Amazon EFS 標準ストレージクラス

EFS 標準ストレージクラスは、アクティブなファイルシステムのワークロード用に設計されており、1 か月間で使用したファイルシステムストレージ分のみ料金が発生します。データは、複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) 内および複数の AZ にまたがってリージョンごとに保存されます。

Amazon EFS 標準 – 低頻度アクセスストレージクラス

EFS 標準 – 低頻度アクセスストレージクラス (EFS 標準 – IA) は、アクセス頻度の低いファイルに対してコストが最適化されています。EFS 標準 – IA ストレージクラス上に保存されたデータのコストは、EFS 標準ストレージクラスより低くなりますが、ファイルを読み書きするたびに料金がかかります。データは、複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) 内および複数の AZ にまたがってリージョンごとに保存されます。

Amazon EFS 1 ゾーンストレージクラス

EFS 1 ゾーンストレージクラスは、アクティブなファイルシステムのワークロード用に設計されており、1 か月間で使用したファイルシステムストレージ分のみ料金が発生します。データは 1 つのアベイラビリティーゾーン内に保存されます。ファイルシステムへの AZ 間あるいはリージョン間アクセスには、標準データ転送料金が適用されます。

Amazon EFS 1 ゾーン低頻度アクセスストレージクラス

EFS 1 ゾーン – 低頻度アクセスストレージクラス (EFS 1 ゾーン – IA) は、アクセス頻度の低いファイルに対してコストが最適化されています。EFS 1 ゾーン – IA ストレージクラスに保存されたデータのコストは 1 ゾーンストレージクラスよりも低く、ファイルの読み取りまたは書き込みのたびに料金が発生します。データは 1 つのアベイラビリティーゾーン内に保存されます。ファイルシステムへの AZ 間あるいはリージョン間アクセスには、標準データ転送料金が適用されます。

Amazon EFS バーストスループット (デフォルト)

デフォルトのバーストスループットモードでは、帯域幅やリクエストの料金は発生しません。スループットが 1 GB あたり 50 KB/秒となるベースラインレートでご利用いただけます。これは、EFS 標準ストレージクラスの料金に含まれています。読み取り操作は、このレートに対して 1:3 の比率で計測されるため、このベースラインレートでは、読み取りスループット 1GB あたり最大 150KB/秒または書き込みスループット GB あたり 50KB/秒を利用できます。

Amazon EFS プロビジョンドスループット

プロビジョンドスループットモードを選択することで、保存されたデータの量にかかわらず、ファイルシステムのスループットをプロビジョニングすることもできます。これにより、ストレージとスループットの請求を分割することができます。読み取り操作は、このレートに対して 1:3 の比率で計測されるため、プロビジョニングされたスループット 1 MB/秒あたり最大 3MB/秒の読み取りスループットまたは 1MB/秒の書き込みスループットを利用できます。デフォルトのバーストスループットモードと同様、プロビジョンドスループットモードにも 1 GB あたり 50 KB/秒 (または 20 GB あたり 1 MB/秒) となるスループットが EFS 標準ストレージクラスおよび EFS 1 ゾーンストレージクラスの料金に含まれています。料金は、上記で提供された、保存したデータに基づいてプロビジョンしたスループットに応じてのみ発生します。


料金

AWS の利用を開始してから 12 か月は、EFS 標準ストレージクラスを 1 か月あたり最大 5 GB まで無料でご利用いただけます。

*料金は EFS IA のストレージの 80% を想定しています


ライフサイクル管理を使用したファイルシステムの効果的なストレージ料金 (一部リージョン)

リージョン 実効ストレージ料金 (USD/GB-月) - 1 ゾーン* 実効ストレージ料金 (USD/GB-月) - 標準**
米国東部 (バージニア北部) 0.043 USD 0.08 USD
米国西部 (オレゴン) 0.043 USD 0.08 USD
アフリカ (ケープタウン) 0.054 USD 0.1 USD
アジアパシフィック (ソウル) 0.047 USD 0.09 USD
カナダ (中部) 0.047 USD 0.09 USD
欧州 (アイルランド) 0.046 USD 0.09 USD
AWS GovCloud (米国東部) 0.056 USD 0.11 USD


*データの 80% がアクセスの頻度が低く、1 ゾーン – IA に保存されていると想定しています

**データの 80% がアクセスの頻度が低く、標準 – IA に保存されていると想定しています

以下の例を使用して、ご利用のリージョンの実効ストレージ料金を計算できます。

実効ストレージ料金の計算方法

EFS 低頻度アクセス を使用してアクセス頻度が低いファイルを IA ストレージ (標準 – IA または 1 ゾーン – IA) に転送するファイルシステムは、EFS 低頻度アクセスを使用しないファイルシステムと比較して、実効ストレージコスト/GB-月 が低くなります。ファイルシステムのライフサイクル管理を有効にすることで、アクセス頻度の低いファイルのストレージコストを最大 92% 節約できます。業界調査と顧客分析によると、平均して、頻繁に使用されるのはファイルの 20% で、80% はアクセスの頻度が低いことが示されています。
以下の例を使用して、実効ストレージコスト/GB-月 を計算します (米国東部 (バージニア北部の 1 ゾーン料金に基づいています)。
必要な入力:
  1. 必要な月間ストレージの合計 (GB)。例:500 GB
  2. アクセス頻度の高いファイルの割合 (%) 例20%

実効ストレージコスト = (アクセス頻度の高いデータのストレージコスト + アクセス頻度が低いデータのストレージコスト)/合計ストレージ

例: 実効ストレージコスト = (500 * 20%) * (0.16 USD) + (500 * 80%) * (0.0133 USD) / 500 =
= (16 USD + 5.32 USD)/500
= 月あたり 0.043 USD/GB

料金の例

1 か月に請求されるストレージの量は、月全体を通じて使用される平均ストレージ領域に基づきます。ストレージ使用量は「GB-月」を単位として測定され、その値を月末に合計してその月の請求額が計算されます。これらの料金設定の例では、業界で受容されている予測に従い、データの 20% がアクセス頻度の高いデータ用のストレージクラスに保存され (例:EFS 標準や EFS 1 ゾーン)、80% はアクセス頻度の低いストレージクラス (例:EFS 標準 – IA または EFS 1 ゾーン – IA) に保存されることを想定しています。

1 か月に請求されるスループット量は、EFS 標準ストレージがその月に許可するものを超えてプロビジョニングされた平均スループットに基づいています。スループットは「MB/秒-月」を単位として測定され、その値を月末に合計してその月の請求額が計算されます。

例 1:

ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあり、100 GB の EFS 1 ゾーンストレージを使用し、月の 31 日間全体で 400 GB の EFS 1 ゾーン – 低頻度アクセスストレージを使用するとします。月末の時点で、以下の「GB-時間」で使用量が算出されます。

EFS I ゾーンの総使用量 (GB-時間): 100 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 74,400 GB-時間
EFS I ゾーン – IA の総使用量 (GB-時間): 400 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 297,600 GB-時間

GB-時間を合計して GB-月に変換し、次のように月額料金を算出します。

EFS 1 ゾーンストレージの合計料金: 74,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.16 USD/GB-月 = 16 USD
EFS 1 ゾーン – IA ストレージの合計料金: 297,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.0133 USD/GB-月 = 5.32 USD

ストレージ月額料金: 16 USD + 5.32 USD = 21.32 USD または 0.043 USD/GB-月

例 2:
ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあり、100 GB の EFS 標準ストレージを使用し、月の 31 日間全体で 400 GB の EFS 標準 – 低頻度アクセスストレージを使用するとします。月末の時点で、以下の「GB-時間」で使用量が算出されます。

EFS 標準の総使用量 (GB-時間): 100 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 74,400 GB-時間
EFS 標準 – IA の総使用量 (GB-時間): 400 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 297,600 GB-時間

GB-時間を合計して GB-月に変換し、次のように月額料金を算出します。

EFS 標準ストレージの合計料金: 74,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 30.00 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 297,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 10.00 USD

ストレージ月額料金: 30.00 USD + 10.00 USD = 40.00 USD または 0.08 USD/GB-月

例 3:

この例では、お客様が米国東部 (バージニア北部) リージョンで EFS 標準に 100 GB のデータ、そして EFS 標準 – IA に 400 GB のデータを保存する 2 つのシナリオを比較します。

最初のシナリオで、お客様はデフォルトのバーストスループットモードを選択します。2 つ目のシナリオで、お客様は 10 MB/秒のプロビジョンドスループットを設定します。

両方のシナリオで、お客様は 5 MB/秒のベースラインスループットを利用する資格があります。Amazon EFS 標準に 100 GB のデータを保存しているためです。

デフォルトのバーストスループット: デフォルトのバーストスループットモードを使用して、EFS 標準に 100 GB のデータ、そして EFS 標準 IA に 400 GB のデータ

ストレージ月額料金 (上記のとおり): 40.00 USD

プロビジョンドスループット: 10 MB/秒のプロビジョンドスループットで、EFS 標準に 100 GB のデータ、EFS 標準 – IA に 400 GB のデータ

ストレージ月額料金 (上記の計算結果を参照してください): 40.00 USD
デフォルトのスループット (MB/秒-時間) = (74,400 GB-時間/20 GB-時間) * 1 MB/秒-時間 = 3,720 MB/秒-時間
プロビジョンドスループットの合計 (MB/秒-時間) = 10 MB/秒 x 31 x 24 時間/日 = 7,440 MB/秒-時間
課金されるプロビジョンドスループットの合計 (MB/秒-時間) = 7,440 MB/秒-時間 – 3,720 MB/秒-時間 = 3,720 MB/秒-時間
課金されるプロビジョンドスループットの合計 (MB/秒-月) = 3,720 MB/秒-時間 / (31 日間/月 x 24 時間/日) = 5 MB-月

プロビジョンドスループット月額料金 = 5 MB/秒-月 x 6.00 = 30.00 USD

合計月額料金 = ストレージ月額料金 + スループット月額料金 = 40.00 USD + 30.00 USD = 70.00 USD

例 4:

次の例は、ファイルアクセスパターンが時間とともに変化するシナリオを反映しており、EFS 標準 – IA の各料金設定ディメンションが含まれています。

ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあると仮定します。31 日間の月の初めに、ファイルシステムは EFS 標準に 1 TB のファイルを保存します。月の 15 日目に、EFS ライフサイクル管理は、14 日間アクセスがないと、ファイルの 80% を EFS 標準 – IA ストレージクラスに移動します。アクセスが低頻度のファイルが EFS 標準 – IA に移動すると、それらはすべて月に 1 回完全に読み取られます。

最初に、次のように比例配分されたストレージ使用量を計算します。

14 日間の 1 TB の EFS 標準ストレージ (GB-時間): 1,000 GB x 14 日間 x 24 時間/日 = 336,000 GB-時間
17 日間の 200 GB の EFS 標準ストレージ (GB-時間): 200 GB x 17 日間 x 24 時間/日 = 81,600 GB-時間
EFS 標準ストレージの総使用量 (GB-時間): 336,000 GB-時間 + 81,600 GB-時間 = 417,600 GB-時間
17 日間の 800 GB の EFS 標準 – IA ストレージ (GB-時間): 800 GB x 17 x 24 時間/日 = 326,400 GB-時間

次に、ストレージ使用量を GB-月に変換し、次のようにストレージ料金を計算します。

EFS 標準ストレージの合計料金: 417,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 168.39 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 326,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 10.97 USD
EFS ストレージの合計料金: 168.39 USD + 10.97 USD = 179.36 USD

次に、EFS 標準 – IA のファイルのアクセス料金を計算します。

EFS 標準から EFS 標準 – IA へのライフサイクル管理の移行 

書き込み: 800 GB * 0.01 USD/GB = 8 USD
EFS 標準 – IA のファイルの読み取り: 800 GB * 0.01 USD/GB = 8 USD
EFS 標準 – IA アクセス料金の合計: 8 USD + 8 USD = 16 USD

最後に、次のようにその月の EFS の合計料金を計算します。

月額料金 = ストレージ合計料金 + アクセス合計料金 = 179.36 USD + 16 USD = 195.36 USD


データ転送

Amazon EFS ファイルのデータの移動は、AWS DataSync だけで管理できます。

DataSync

Amazon EFS 内外でのデータ転送を簡素化および高速化するには、管理対象のオンラインデータ転送サービス、AWS DataSync を使用できます。DataSync の使用状況に基づく料金は、簡単で予測可能です。ソフトウェアライセンス、契約、メンテナンス費用、開発サイクル、必要なハードウェアは一切なく、フラットな、ギガバイト単位の料金で、転送されたデータに対してのみ料金を支払うことになります。

詳細 >>


バックアップ

Amazon EFS ファイルのデータのバックアップは、AWS Backup だけで管理できます。

AWS Backup

Amazon EFS ファイルをバックアップするには、完全マネージド型のバックアップサービスで、AWS のサービス全体にわたり、データのバックアップの一元化および自動化を容易にする AWS Backup をご利用になれます。AWS Backup は、バックアップアクティビティをモニターし、バックアップを探し、必要であれば修復することができる唯一の場所を提供します。AWS Backup では、その月に使用したバックアップストレージ量および修復したバックアップデータの量に対してのみ料金を払います。最低料金およびセットアップ料金は発生しません。

詳細 >>


総所有コスト

Amazon EFS は他のセルフマネージド型のクラウドよりも優れた料金でご利用いただけます。節約できる金額の詳細については、こちらから Amazon EFS の総所有コスト (TCO) の例を参照してください。


料金に関するその他のリソース

AWS 料金計算ツール

AWS の月額料金を簡単に計算

エコノミクスリソースセンター

AWS に切り替えるためのその他のリソース

Amazon EFS リソースに関する詳細

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