AWS 料金計算ツール
Amazon FSx for Lustre とアーキテクチャのコストを一回の見積もりで算出します。
Amazon FSx for Lustre では、使用したリソースの料金のみをお支払いいただきます。最低料金やセットアップ料金はかかりません。料金は月単位で見積もられますが、お客様の使用量は秒単位で比例配分され、1 か月間の平均使用量が請求されます。
SSD ストレージ: 1 か月間でファイルシステム用にプロビジョニングしたストレージの平均容量について「GB-月」単位でお支払いいただきます。詳細については、料金の例をご覧ください。
永続的なファイルシステムは、長期的なストレージとワークロードに最適です。データがレプリケートされ、障害が発生するとファイルサーバーが置き換えられます。スクラッチファイルシステムは、データの一時的な保存と短期的な処理に最適です。データはレプリケートされず、ファイルサーバーに障害が発生すると保持されません。
SSD ストレージは、レイテンシーの影響を受けやすいワークロードや最高レベルの IOPS/スループットを必要とするワークロード向けに最適化されています。HDD ストレージは、レイテンシーの影響を受けにくいスループット重視のワークロード向けに最適化されています。HDD ベースのファイルシステムの場合、オプションの SSD キャッシュを使用することで、最も頻繁に読み取られるデータを SSD (キャッシュサイズはファイルシステムサイズの 20%) に自動的に配置してパフォーマンスを改善できます。
メタデータ IOPS: プロビジョニングされたストレージキャパシティに基づいて、各ファイルシステムにデフォルトの量のメタデータ IOPS が含まれます。オプションで、より高いレベルのメタデータ IOPS をプロビジョニングできます。ストレージキャパシティに含まれるデフォルトレベルを超えてプロビジョニングされた平均 IOPS について、「IOPS-月」で測定された料金をお支払いいただきます。
バックアップ: バックアップストレージの場合、ギガバイト-月 (GB-月) で測定される保存されたバックアップデータ量についてお支払いいただきます。バックアップは増分です。つまり、最新のバックアップが保存された後の変更のみが保存されるため、重複データを作成しないことでストレージコストを節約できます。
データ圧縮: データ圧縮により、ファイル システム ストレージとファイル システム バックアップの両方のストレージ消費量を削減できます。
データ転送: 同じ AWS リージョン内のアベイラビリティーゾーン (AZ) または VPC ピアリング接続を介して Amazon FSx から「イン」および「アウト」で転送されるデータについては、同じ AWS リージョン内のデータ転送の料金で課金されます。 Amazon FSx から別の AWS リージョンに「アウト」で転送されたデータ (リージョン間でバックアップをコピーする場合を含む) は、特定のリージョン間転送についてリージョン間料金で課金されます。
料金
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SSD ファイルシステム
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HDD ファイルシステム
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データ転送
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前世代のファイルシステム
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SSD ファイルシステム
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HDD ファイルシステム
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データ転送
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AWS VPN と AWS Direct Connect を使用してオンプレミスからデータにアクセスする場合、それらのサービスに関連する標準データ転送料金が適用されます。
同じ AWS リージョン内でのデータ転送
同じ AWS リージョン内のアベイラビリティーゾーンまたは VPC ピアリング接続を介して Amazon FSx から「イン」および「アウト」で転送されるデータは、各方向で 0.01 USD/GB で課金されます。
クロスリージョンのデータ転送の料金
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前世代のファイルシステム
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料金の例 1
米国東部 (バージニア北部) リージョンに 4800 GB のストレージ容量を持つスクラッチファイルシステムをプロビジョニングし、毎日 8 時間のワークロードのためにファイルシステムを起動してから削除するとします。これを 30 日間 (1 か月) 行います。
ストレージ:
1 か月あたり 0.140 USD/GB / 30 / 24 = 1 時間あたり 0.000194 USD/GB
4800 GB * 0.000194/GB-時間 * 8 時間 * 30 日 = 月額224ドル
合計月額料金: 224 USD
料金の例 2
米国東部 (バージニア北部) リージョンにある、少なくとも 125 MB/秒のスループットキャパシティと 3,000 メタデータ IOPS を持つファイルシステムに、2,000 GB のデータを保存したいと仮定します。一般的なデータ圧縮率 50% を前提に、1,200 GB のストレージキャパシティと、125 MB/秒/TiB のユニットあたりのストレージスループットの永続的ファイルシステムをプロビジョニングします。1,200 GB のストレージキャパシティを持つファイルシステムには 1,500 のメタデータ IOPS が含まれるため、追加の 1,500 のメタデータ IOPS について課金されます。追加のデータ保護のために、該当月の間に 1,200 GB のバックアップストレージがあると仮定します。
ストレージ: 1,200 GB * 0.145 USD/GB-月 = 174 USD/月
メタデータ IOPS: 1,500 IOPS * 0.055 USD/IOPS-月 = 82.50 USD/月
バックアップ: 1,200 GB * 0.050 USD/GB-月 = 60 USD/月
合計月額料金: 316.50 USD
料金に関するその他のリソース
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