AWS License Manager の仕組み

AWS License Manager は、組織の構造やプロセスに合わせてライセンスの使用を管理するための柔軟性と制御を提供します。AWS License Manager はさまざまな構成に設定でき、特定のビジネスニーズに対応します。一般的に、3 つの異なるフェーズがあります。


ライセンスルールの定義: 管理者は、組織内の関連する利害関係者 (ビジネスチームやコンプライアンスチームなど) と協力して、ライセンス契約を慎重に確認し、AWS License Manager でライセンスルールを作成します。ライセンスルールには、エンタープライズ契約の条件をエミュレートするように構成されている設定が含まれています。


ライセンスルールを施行する: ルールを作成したら、いくつかの異なる方法でルールを適用し、ライセンスの使用状況とコンプライアンスを追跡することができます。管理者は、組織の特定の Amazon Machine Image (AMI) にルールを添付したり、AWS CloudFormation テンプレートを作成したり、Amazon EC2 起動テンプレートを使用したり、単に AWS Service Catalog のアプリケーションに添付したりできます。ルールを作成してデプロイする関連インスタンスに添付すると、組織内のエンドユーザーは、EC2 インスタンスなどの AWS リソースを正しくライセンス付与された状態で確実に起動することができます。管理者は AWS License Manager に組み込まれたダッシュボードを介して使用状況を追跡できます。AWS License Manager は、事前に定義されたルールに準拠していないリソースにフラグを立てます。


AWS およびオンプレミスにインストールされているソフトウェアの使用法を知る: AWS License Manager は AWS Systems Manager とシームレスに統合されているため、AWS リソースにインストールされているすべてのソフトウェアを検出できます。AWS Systems Manager を使うと、AWS で実行されるインスタンスと、オンプレミスのデータセンターで実行されるサーバーを、1 つのインターフェイスで管理できます。また、サーバーにインストールされた軽量なエージェントとセキュアな通信を確立し、管理タスクを実行できます。これは Amazon EC2 やオンプレミスで実行されている Windows および Linux オペレーティングシステムのリソース管理に役立ちます。インスタンスが AWS License Manager にアタッチされると、管理者は AWS リソースとオンプレミスサーバーをカバーする単一のペインを通して任意のオペレーティングシステムまたはアプリケーションソフトウェアを検索できます。ライセンスルールを検出されたソフトウェアに関連付けて、内蔵ダッシュボードですべてのアプリケーションを追跡することもできます。

AWS License Manager でコンプライアンスを維持する方法

AWS License Manager は、透明性を向上し、管理者が定義するライセンスルールを実施および追跡することによって、コンプライアンス違反のリスクを軽減します。AWS License Manager には、新規ライセンス購入の検討、調達の報告、ベンダーの監査で使用できる組み込みのダッシュボードがあります。ただし、AWS License Manager を慎重に理解し、ライセンス契約に基づいたルールを追加する責任、コンプライアンスに関する責任はお客様が持つものとします。AWS は監査に参加できませんが、AWS License Manager の豊富なレポートは、優れた正確性と透明性を実現する貴重な洞察を提供します。

AWS License Manager で追跡できるソフトウェアライセンスの種類は何ですか?

AWS License Manager では、仮想コア (vCPU)、物理コア、またはソケットに基づいて承認されているソフトウェアを追跡できます。これには、Microsoft、Oracle、IBM、SAP などといったベンダー製のさまざまなソフトウェア製品が含まれます。一般的なユースケースには、物理​​コアと仮想コアによってライセンスを取得できる Oracle データベース、Microsoft Windows Server、および SQL Server のライセンスの追跡が含まれます。

AWS License Manager は、どの AWS のサービスをサポートしますか?

AWS License Manager は、AWS CloudFormation、EC2 起動テンプレート、サービスカタログなどのさまざまな AWS の起動メカニズムと統合されています。License Manager では、デフォルトのテナンシー、ハードウェア専有インスタンス、Dedicated Hosts、スポットインスタンスおよびスポットフリート、Auto Scaling グループを使用して、EC2 インスタンス全体のライセンスを追跡できます。

AWS License Manager は、Amazon Relational Database Service (RDS) でのライセンス使用状況の追跡をサポートしていますか?

はい。AWS License Manager は、Amazon Relational Database Service (RDS) でのライセンス使用状況の追跡をサポートしています。Amazon RDS のデータベースフットプリントを拡大しつつ、License Manager を設定して、Oracle Database エンジンのエディション、オプション、パックのライセンスを自動で追跡できます。

AWS License Manager では、AWS 外部でのライセンス使用状況の追跡はサポートされますか?

はい。AWS License Manager と AWS Systems Manager エージェントを使用して、オンプレミスサーバーを含む AWS の外部のライセンスを追跡できます。

AWS License Manager と AWS Organizations との併用方法

AWS License Manager は AWS Organizations とシームレスに統合します。管理者は自分の組織のマスターアカウントにサインインすることによって自分のすべての組織アカウントをリンクさせることができます。これにより、組織全体のライセンスの使用状況を一元的に管理および制御できます。また、マスターアカウントを使用して、すべての組織アカウントにまたがるソフトウェアを見つけることもできます。

AWS Marketplace で購入した BYOL 製品について License Manager の利点を活かすには、どうしたらよいですか?

AWS License Manager を使用すると、ライセンスルールを AWS Marketplace BYOL AMI 製品に関連付けることができ、ライセンス管理の追跡とコンプライアンスを一元化することで利点を活用できます。Marketplace での BYOL AMI の取得方法やアクティブ化する方法が AWS License Manager によって変更されることはありません。たとえば、EC2 インスタンスを起動する際には、出品者から直接入手したライセンスキーを提供してソフトウェアをアクティブ化します。

AWS License Manager の使用に対する追加料金はありますか?

AWS License Manager の使用には料金が発生しません。お客様のアカウントで作成されたリソースに対してのみ料金が発生します。これには EC2 インスタンスが含まれます。さらに、AWS Systems Manager に基づくソフトウェアを格納するための S3 バケット、Amazon Athena クエリ、Systems Manager データの集中検出を有効化するための AWS Glue ジョブ、Amazon SNS 通知も含まれる場合があります。

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AWS License Manager の詳細

AWS License Manager は異なる設定でセットアップできますが、通常、ルールの定義、ルールの適用、新しいソフトウェアの検出といった明確な 3 つのフェーズが存在します。

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