全般

Q: AWS Panorama とは何ですか?

AWS Panorama は、組織がオンプレミスのカメラでコンピュータビジョン (CV) を使えるようにし、高精度かつ低レイテンシーで自動予測を行うことができる、新しい機械学習 (ML) アプライアンスおよびソフトウェア開発キット (SDK) です。AWS Panorama により、企業は (クラウドにストリーミングされたビデオを必要とせずに) エッジで処理能力を利用し、オペレーションを改善することができます。Panorama は、製造品質の評価、産業プロセスのボトルネックの発見、施設内の労働者の安全性の評価など、監視および目視検査タスクを自動化します。Panorama の条件 - https://aws.amazon.com/panorama/terms/ 

Q: AWS Panorama Appliance とは何ですか?

AWS Panorama Appliance は、お客様のネットワークに設置できるハードウェアデバイスです。Panorama をお客様の施設内にある既存のカメラに接続することで、複数のコンピュータビジョンモデルを同時のビデオストリームで実行することができます。AWS Panorama Appliance を使用すると、低レイテンシーとデータプライバシーが必要で、インターネット帯域幅が制限されている場合に、CV アプリケーションをエッジにデプロイできます。AWS Panorama Appliance では、既存の IP カメラに CV を追加し、従来は人間による検査とモニタリングが必要だったタスクを自動化できます。AWS Panorama Appliance をネットワークにインストールすると、ネットワークカメラに接続して動画を処理し、ストリームごとに同時機械学習モデルを実行できます。Appliance が CV を提供するため、カメラには組み込みの機械学習や「スマート」機能は必要ありません。Appliance は防塵性と耐水性を備えているため、機能を損なうことなく、さまざまな環境に設置できます。詳細はこちら »

Q: AWS Panorama Device SDK とは何ですか?

AWS Panorama Device SDK は、ソフトウェア開発キット (SDK) で、サードパーティーのメーカーが自社のカメラで高度なコンピュータビジョンモデルを実行できるようにします。また、この SDK を利用することで、ハードウェアベンダーは、物体検出や行動認識のためにコンピュータビジョンを強化した新しいデバイスを構築することができます。CV は、Appliance、または Device SDK を実行するカメラを使用して、インターネット接続が制限されている環境でも、製造品質の評価、産業プロセスのボトルネックの発見、小売店の常連客のカウントなどのタスクを実行することができます。AWS Panorama Device SDK により、コンピュータビジョン用のデバイスソフトウェアスタック、サンプルコード、API やツールが提供されます。これにより、AWS Panorama 対応デバイスを有効にしてテストし、AWS Panorama サービスを活用できるようにします。ADLINK Technology、Axis Communications、Basler AG、Lenovo、STANLEY Security、Vivotek などのデバイスメーカーは、AWS Panorama SDK と API を使用して、NVIDIA と Ambarella の主要なシリコンソリューションを活用して、新しい AWS Panorama 対応のカメラとアプライアンスを構築しています。AWS Panorama 対応デバイスは、AWS ML サービスとソフトウェアをすぐに利用でき、AWS マネジメントコンソールで管理、モニタリング、更新できます。詳細はこちら »

Q: AWS Panorama でビジネスオペレーションを改善するにはどうすればよいですか?

まず、コンピュータビジョンで改善したいプロセスを特定します。いくつかのアイデアについては、AWS Panorama ユースケースをご覧ください。次に、AWS Panorama パートナーと連携して、CV ソリューションの構築に関する深い専門知識を活用するか、Amazon SageMaker と AWS Panorama を使用して CV ソリューションを構築することができます。

Q: AWS Panorama にはどのようにアクセスすればよいのですか?

AWS Panorama Appliance は、ご購入いただけるようになり、本番環境にデプロイできるようになりました。

2022 年初頭にはサードパーティーメーカーから AWS Panorama 対応デバイスを購入することもできます。デバイスメーカーは、AWS Panorama SDK を使用して新しい AWS Panorama 対応デバイス (カメラやゲートウェイデバイスなど) を構築できます。詳細はこちら »

Q: エッジコンピュータビジョンは AWS Panorama でどのように機能しますか?

AWS Panorama Appliance では、既存のインターネットプロトコル (IP) カメラに CV を追加し、従来は人間による検査とモニタリングが必要だったタスクを自動化できます。AWS Panorama Appliance は、ネットワークにつながっている場合、ネットワークカメラに接続して動画を処理できます。Amazon SageMaker で構築されたモデルなどの独自の CV モデルを持参するか、AWS またはサードパーティーアプリケーションプロバイダーの構築済みのモデルを活用し、AWS Panorama マネジメントコンソールを使用して CV モデルとビジネスロジックを組み合わせて CV アプリケーションを作成できます。次に、このアプリケーションを AWS Panorama Appliance にデプロイし、ビデオストリームごとに同時に CV アプリケーションを実行して、既存のオンサイトカメラを強力なエッジ CV デバイスに変え、ミリ秒以内に非常に正確な予測を生成できます。防塵性と耐水性を備えた AWS Panorama Appliance は、過酷な環境での使用に堪え、ビジネスの運用を向上させることができます。

Q: AWS で機械学習の推論を処理する代わりに AWS Panorama を使用する必要があるのはなぜですか?

多くのお客様は、製造品質の向上、施設の安全性や運用コンプライアンスの確保、小売店内での顧客の行動に関するインサイトの獲得など、物理システムの改善という課題に直面しています。今日、これを行うために、従業員が施設または設備のライブ動画をモニタリングしたり、問題またはインシデントが発生した後に記録された映像を確認しています。このような方法は手動でエラーが発生しやすく、スケーリングが困難です。お客様は、クラウドで実行されているコンピュータビジョンモデルを利用してこれらの検査タスクを自動化し始めていますが、レイテンシー要件、断続的な接続やデータプライバシーのニーズのためにクラウドのみに依存することが最適ではなく、クラウドとの間の送受信が実行不可能になる場合があります。AWS Panorama を使用すると、レイテンシーやローカルデータ処理の要件が低く、信頼できるネットワーク帯域幅や接続性がない可能性のある場所でのシナリオをサポートできます。AWS Panorama のお客様は一般的に、エンドユーザーアプリケーションに対してほぼリアルタイムの応答を生成する、または他のオンプレミスシステムとの通信やオンサイト装置の制御を実行する必要があることが考えられます。これらのシナリオは、製造業における自動化されたオペレーション、空港における群集密度のモニタリング、倉庫におけるワーカーの安全確保、研究室におけるバイアルからのテキスト抽出、生産ラインや工場フロアにおける品質評価などのユースケースに適用できます。

Q: 他の AWS のサービスを使用してエッジコンピュータビジョンソリューションを開発する代わりに、AWS Panorama を使用する必要があるのはなぜですか?

お客様は AWS のサービスを利用して、カスタムエッジコンピュータビジョンデプロイソリューションを開発するためのビルディングブロックとして使用できますが、AWS Panorama は統合されたエッジツークラウドワークフローを提供し、コンピュータビジョンソリューションの構築、管理、およびデプロイを容易にします。AWS Panorama は、AWS SageMaker などの使い慣れた AWS のサービスと統合することで、コンピュータビジョンプロセスの各ステップから手間のかかる作業を取り除き、CV モデルを簡単に構築およびトレーニングできるようにします。AWS Panorama Appliance を使用すると、データが作成されたデバイス (エッジ) で CV モデルを直接実行できます。つまり、ネットワーク接続が遅く、高価になり、断続的になる可能性のある遠隔地や孤立した場所でもリアルタイムの予測にアクセスできます。AWS Panorama アプリケーションの結果は、自動化のためにオンプレミスの基幹業務アプリケーションと統合でき、また Amazon Simple Storage Service (S3)、Amazon Kinesis Video Streams、Amazon CloudWatch などのサービスにルーティングして、プロセスの改善を推進するための実用的な洞察を引き出すことができます。

注文と可用性

Q: AWS Panorama Appliance を購入するにはどうすればよいですか?

AWS Panorama Appliance は、AWS Elemental を通じて購入することができます。詳細はこちら »

Q: AWS Panorama はどのリージョンで利用できますか?

AWS Panorama は現在 AWS マネジメントコンソールでご利用いただけ、次のリージョンでサポートされています。

米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アイルランド共和国 (ダブリン)、カナダ (中部)。

他のリージョンについても、間もなくサポートを開始する予定です。

Q: AWS Panorama アプリケーションの開発を開始するにはどうすればよいですか?

AWS Panorama コンピュータビジョンの例を集めた GitHub リポジトリをチェックしてください。オブジェクト検出、セマンティックセグメンテーション、画像分類などの一般的なユースケース向けに AWS Panorama アプリケーションを開発する方法を学びます。これらの例は、完全に機能する Python コードを含む Jupyter ノートブックとして利用でき、複数のユースケースで AWS Panorama Application SDK API を使用する方法を示す詳細な解説が含まれています。

Q: AWS Panorama Device SDK を使用して AWS Panorama 対応デバイスを構築するにはどうすればよいですか?

AWS Panorama SDK (ソフトウェア開発キット) を使用して、新しい AWS Panorama 対応デバイス (例えば、顧客のニーズを満たすカメラやゲートウェイデバイス) の構築に関心のあるデバイスメーカーの方は、AWS 日本担当チームにお問い合わせください。AWS Panorama SDK の詳細はこちら »
 

開始方法とインストール

Q: AWS Panorama を、AWS リージョンに接続されていない状態、または切断された環境で使用することはできますか?

AWS Panorama はマネージドサービスであり、アプリケーションの管理、デバイスの管理、無線通信経由 (OTA) アップデートの受信において、親となる AWS リージョンへの接続に依存しています。CV アプリケーションがデバイスにデプロイされると、遠隔地にある工場など、ネットワーク接続が遅かったり制限されたりする場所でも、リアルタイムの予測にアクセスできます。インターネットから永久に遮断された場所では、Panorama サービスはご利用いただけません。また、数時間から数日にわたってインターネット接続が途絶えるような場所に Panorama をデプロイすることはお勧めできません。

セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス

Q: AWS Panorama を使用してデータのプライバシーと主権の要件を満たすことはできますか?

AWS Panorama は、データのプライバシーと主権の要件に対応するのに役立つかもしれません。AWS Panorama では、機密データを確実にオンプレミスに残すようコントロールできます。AWS Panorama Appliance を使用したリアルタイム予測の場合、動画ストリームはオンプレミスのデバイスに残ります。コントロールプレーンのデータ (インスタンス ID、モニタリングメトリクス、モニタリングレコード、タグなど) については、AWS リージョンに送り返されます。AWS CloudTrail を使用して、AWS Panorama のアクションに関連するアカウントアクティビティをログに記録し、継続的にモニタリングし、保持することもできます。これらの機能を組み合わせることで、お客様から寄せられるデータのプライバシーと主権の要件の多くに対応できます。これらの機能が要件を満たすのに役立つかどうかについては、自社のコンプライアンスチームまたはアドバイザーにご確認ください。

Q: AWS のサービス向けの現行のコンプライアンス証明書と同じものが AWS Panorama 上のサービスにも適用されますか?

いいえ、AWS のサービスへの既存の証明書は、全体が AWS リージョンで実行されているサービスに当てはまるものです。AWS Panorama Appliance と AWS Panorama Appliance デベロッパーキットは、証明書に対して個別に評価を受けます。AWS Panorama Appliance デベロッパーキットは、一般データ保護規則 (GDPR) に準拠した形で使用することができます。AWS Panorama Appliance にコンプライアンス証明書をさらに追加する予定です。他の AWS のサービスの証明書と比較して、AWS Panorama では、お客様は、コンプライアンス証明書に関して、AWS Panorama Appliance と AWS Panorama Appliance デベロッパーキットの物理的なセキュリティを確保し、アクセスをコントロールする責任を負います。
 

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AWS Panorama の料金ページをご覧ください。

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