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AWS に移行することで、Fileforce が市場投入までの時間を短縮し、コストを 30% 削減

2020 年

日本に拠点を置くFileforce は、300 を超える国内外の法人顧客にクラウドファイルストレージとドキュメント管理サービスを提供しています。顧客は、Fileforce クラウドベースのアプリケーションを使用して、オンプレミスファイルストレージソリューションと同じフォルダー構造にビジネスコンテンツを安全に保存して管理します。また、Fileforce は、システム管理者による詳細な許可管理と柔軟なアクセス制御、ならびにクラウドのファイルへのストリーミングアクセスも提供しています。「当社のアプリケーションは、関連する規制に準拠しながら、お客様がいらっしゃるどんな場所からでもファイルを簡単に閲覧、編集、共有できるようにします」と Fileforce の最高経営責任者である Aram Sargsyan は述べます。

増大する顧客の要望を満たすために、Fileforce は、ソフトウェアの更新と機能をより早くリリースしたいと考えていました。ただし、同社がオンプレミス環境でほとんどの Microsoft .NET および SQL Server ベースのアプリケーションを実行していたため、それは困難でした。Sargsyan は以下のように言っています。「新しい機能をリリースするのに、通常だったら最大 3 か月かかったでしょう。サーバーの調達とプロビジョニングに時間をかける必要があったからです。それに、開発の自動化が実施されていませんでした」。

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お客様から新しい機能を求められることがよくあります。AWS で実行することで得られる俊敏性のお陰で私たちは、これらの機能を数か月ではなく数週間で提供できます」。

Aram Sargsyan
Fileforce、最高経営責任者

Windows アプリケーション環境を AWS に移行

課題を克服するために、Fileforce はクラウドに移行することを決定しました。「インフラストラクチャの管理にすべての時間を費やすのではなく、ソフトウェア会社であることに集中する必要がありました」と Sargsyan は語ります。いくつかのクラウドプロバイダーを綿密に評価した後に、Fileforce は Amazon Web Services (AWS) を選択しました。「AWS には最高のサービス提供がありました。また、Windows インスタンスの安定性が大幅に向上しました。さらに、AWS は、高レベルのマネージドサービスと低レベルのサービス間によく考えられたバランスを提供して、私たちがアプリケーションのすべての側面を制御できるようにしました」。

Fileforce は、AWSを利用するためにアプリケーションを再構築して、アプリケーション環境を SQL Server から MySQL の Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) に移行しました。同社は、その後 .NET Core を使用して開発を開始し、DevOps モデルをサポートし、AWS の上で継続的な統合と開発がでできるようにしました。「.NET Core により、ソフトウェアが Linux などの他のオープンソースプラットフォームに移植できるようになります」と Sargsyan は言います。「Linux への移行は、当社のモダナイゼーションの取り組みの一環です。それぞれのお客様の新機能へのご要望に継続的に対応できるようにするために、私たちは、より詳細なアプリケーションモジュール化とコンテナ化に向けてプラットフォームを最新化しています。これにより、それぞれのお客様にカスタマイズ可能なサービスをより効率的に展開することができます」。 Fileforce のデベロッパーは、Microsoft Visual Studio 統合開発環境 (IDE) を主要なデベロッパーツールとして使用します。

最初の統合に続いて、Fileforce は、アプリケーションを Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスで実行し始め、データストレージに Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットを使い始めました。また、同社は、Elastic Load Balancing を利用して、Amazon EC2 インスタンス全体で受信アプリケーショントラフィックを自動的に分散しています。

新機能を数か月ではなく数週間で展開

AWS の俊敏性を利用し、.NET Core を使用することで、Fileforce は、コードデプロイを 90% 自動化しました。また、月に 1 回ではなく、毎週、コードを本番環境にプッシュできます。「お客様から新しい機能を求められることがよくあります。AWS で実行することで得られる俊敏性のお陰で私たちは、これらの機能を数か月ではなく数週間で提供できます」と Sargsyan は語ります。「ソフトウェアの更新と機能を非常に迅速にデプロイすることで、自社を差別化することができます」。

一例として、Fileforce は、最近、そのソフトウェア向けの新しい全文検索機能を開発し、デプロイしました。その機能により、顧客は、ファイル名に加えて、ファイルの完全なコンテンツを検索することができます。「このような新しい機能を作成するために、以前は、コンピューティング性能のプロビジョニング、環境の作成、テキストの分析と抽出に少なくとも数か月を費やしていました」と Sargsyan は言います。「AWSを使用すると、非常にシンプルになり、数週間しかかかりませんでした。必要な Amazon EC2 インスタンスをスピンアップして、コンテンツのインデックスを再作成するためにファイルを Amazon S3 から取り出すだけでした。

ライセンスコストを 30% 削減

Fileforceは、オンプレミスの Windows ライセンスに料金を支払わずに、AWS で実行することで、ライセンスとメンテナンスのコストを削減しています。同社は、このコスト削減を開発チームに還元しています。「引き続きソースコードを .NET Core に移行し、まもなく Windows から Linux に変わります。これにより、ライセンスコストを 30% 削減できます」と Sargsyan は述べます。「つまり、同じリソースを使いながら、30% 多くお客様にサービスを提供できるということです」。

また、Fileforceは、顧客がコンプライス要件を満たすのを支援しています。「ファイルやドキュメントの保存、管理、共有は、特にそれらに機密性の高い情報が含まれている場合、個々の業界規制だけでなく、法人のお客様それぞれの多数の内部規則や規制に継続的に準拠する必要があります」と Sargsyan は言います。

Fileforce は、完全な開発環境の最適化を継続しながら、さらに多くの AWS サービスを実装することを計画しています。「AWS がなかったら、今日あるような会社として存在できませんでした」と Sargsyan は語ります。「AWS を使用すると、コストを抑えながら、ビジネスを成長させるために必要な俊敏性とスケーラビリティが得られます」。

詳細については、aws.amazon.com/products/databases/migrations をご覧ください。


Fileforce について

Fileforce は、世界中の300を超える法人顧客が使用するクラウドベースのファイルストレージおよびドキュメント管理のサービスを提供しています。日本に拠点を置く Fileforce は、顧客がオンプレミスファイルストレージソリューションと同じフォルダー構造にビジネスコンテンツを安全に保存して管理できるクラウドベースのプラットフォームを提供しています。

AWS の利点

  • コードデプロイの 90% を自動化
  • 毎月ではなく毎週、コードを本番環境にプッシュ
  • 最大 3 か月ではなく、数週間でソフトウェアの新機能を提供
  • ライセンスコストを 30% 削減

利用している AWS のサービス

Amazon EC2

クラウド内の安全でサイズ変更可能なコンピューティング性能。初期費用なしで必要なときにアプリケーションを起動できます。

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Amazon RDS for MySQL

MySQL は、世界で最も人気の高いオープンソースのリレーショナルデータベースです。Amazon RDS によって、MySQL のデプロイをクラウド内で簡単にセットアップ、運用、スケールできるようになります。Amazon RDS を使用すると、コスト効率が良く、サイズ変更が可能なハードウェア容量で、スケーラブルな MySQL サーバーを数分でデプロイできます。

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Amazon S3

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、業界をリードするスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスを提供するオブジェクトストレージサービスです。つまり、あらゆる規模や業界のお客様が、ウェブサイト、モバイルアプリケーション、バックアップおよび復元、アーカイブ、エンタープライズアプリケーション、IoT デバイス、ビッグデータ分析など、広範にわたるユースケースのデータを容量に関係なく、保存して保護することができます。

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Elastic Load Balancing

Elastic Load Balancing は、アプリケーションへのトラフィックを複数のターゲット (Amazon EC2 インスタンス、コンテナ、IP アドレス、Lambda 関数など) に自動的に分散します。Elastic Load Balancing は、変動するアプリケーショントラフィックの負荷を、1 つのアベイラビリティーゾーンまたは複数のアベイラビリティーゾーンで処理できます。

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開始方法

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