投稿日: May 30, 2019

Amazon Aurora Serverless MySQL 5.6 に、組み込みの Data API を使ってアクセスできるようになり、AWS LambdaAWS AppSyncAWS Cloud9 を含むウェブサービスベースのアプリケーションで Aurora Serverless にアクセスすることが可能になりました。 

Data API により、データベース接続または接続プールの管理を心配することなく、アプリケーションの構築に集中することが可能になります。その代わり、Data API によって提供される API エンドポイントを呼び出すだけで Aurora Serverless クラスターに対して SQL コマンドを発行することができます。データベース接続の管理とデータの返送は Data API が行います。 

さらに、Data API では、AWS Secrets Manager に格納されているデータベース認証情報が活用されるため、API 呼び出しで認証情報を渡す必要性がなくなります。Data API は、AWS Lambda を使用するお客様が、Amazon VPC で Lambda 関数を起動するために追加のオーバーヘッドなしでデータベースにアクセスできる安全な方法を提供します。AWS SDK との統合により、パラメータ、トランザクション実行、バッチ更新で SQL ステートメントを実行するためのプログラムによるインターフェイスが提供されます。Data API の開始手順を含む詳細については、ドキュメントをご覧ください。 

Data API は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、およびアジアパシフィック (東京) の各リージョンで利用できます。

Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL と互換性のあるクラウド向けに構築されたリレーショナルデータベースであり、従来のエンタープライズデータベースのパフォーマンスと可用性に加え、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性も兼ね備えています。Amazon Aurora の詳細については、製品ページを参照してください。