Amazon Web Services ブログ

週刊AWS – 2025/11/24週

Amazon CloudFront がBYOIP 機能に対応、Amazon Bedrock で Claude Opus 4.5 が利用可能、AWS Glue Data Quality で前処理クエリ機能が一般提供開始、Amazon Quick Flows でスケジューリング機能が利用可能、AWS Network Firewall Proxy がプレビュー版として提供開始、AWS Glue 5.1 がリリース、Amazon Route 53 で、パブリック DNS レコード管理の高速復旧オプションを発表、Amazon Bedrock で新しい Reserved サービスティア が提供開始

Kiro をはじめる第一歩:あなたに合った学習パスを見つける

11 月 18 日から 29 日まで開催した「Kiroweeeeeeek in Japan」、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました!この連載イベントは、Kiro の一般提供開始を記念して、日本のお客様に向けた特別企画として実施しました。12 日間にわたり、AWS Japan の社員が「仕様駆動から実装・運用までの道筋」をテーマに、実践的な情報をお届けしてきました。Day1 の導入ガイドから始まり、移行方法、セキュリティ、ペアプログラミング、Shell スクリプト開発、CLI ツール、仕様駆動開発、チーム開発、そしてパートナーエコシステムとの連携まで、幅広いトピックをカバーしています。このブログでは、公開された全 10 個のコンテンツを振り返りながら、「あなたの状況や関心に合わせて、どこから読むべきか」をガイドします。Day1 から順に読む必要はありません。あなたのニーズに合ったコンテンツから始めて、Kiro の可能性を最大限に引き出しましょう。

東京海上日動システムズ株式会社様の AWS 生成 AI 事例:全社生成 AI 実行基盤とエンタープライズ RAG システムの構築

東京海上日動システムズ様における全社向け生成 AI 実行基盤の構築事例を紹介しています。マルチアカウント構成による基盤設計の考え方や、RAG システムにおける技術選定と実装の工夫、コスト最適化の取り組みなど、企業での生成 AI 活用を検討される際の参考となる内容です。

株式会社 LIFULL 様の AI-DLC Unicorn Gym 実践レポート: 組織的な AI 活用による開発生産性向上

本稿は AWS と LIFULL 様の共同執筆により、AI 駆動開発ライフサイクル(AI-DLC)Unicorn Gym の実践を通じて得られた学びとその後の変化をお伝えするものです。LIFULL様は AWS の ソフトウェア開発生成 AI アシスタントである Amazon Q Developer を全社的に活用し、エンジニアだけでなく企画職の方も業務の生産性向上に取り組まれています。個人単位でのAI Agentの活用は着実に進んでいますが、次のステップとして組織でどう活用していくかはまだ検討段階にありました。組織的な活用をさらに進めるため、LIFULL 様と AWS で AI-DL Unicorn Gym と呼ばれるワークショップに取り組み、AI-DLC の有効性を確認しました。本ブログでは AI-DLC Unicorn Gym の成果と、実施後の開発にどのような変化があったのかをお伝えします。

Cisco と Citrix のゼロデイ脆弱性を悪用する APT を Amazon が発見

Amazon の脅威インテリジェンスチームが、Cisco Identity Service Engine と Citrix システムのゼロデイ脆弱性を悪用する高度な脅威アクターを発見しました。脅威アクターはカスタム Web シェルを使用し、システムへの認証を経ずにリモートからのコード実行を実現していました。本ブログでは、MadPot ハニーポットによる検出の経緯、カスタムマルウェアの技術的詳細、セキュリティへの影響、そして重要なインフラストラクチャを保護するための推奨事項を紹介します。

スピードと品質の両立 – Kiro が加速する開発、GitLab AI が支えるレビュー。新時代の開発パートナーシップ設計

AI 駆動開発の新常識。Kiroによる開発速度の飛躍的向上は、同時にコードレビューの負荷増大という課題をもたらします。本記事では、GitLab Self-Hosted Model (Amazon Bedrock 活用) を組み合わせることで、発注側のレビュー工数を削減しながら、開発側は Kiro のライセンス費用を適切に管理。両者の生産性を最大化する、持続可能な開発パートナーシップモデルを提案します。