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【開催報告&資料公開】放送業界向け InterBEE 2020 / re: Invent 2020 Recap セミナー
1 月 28 日に放送業界のお客様向けに、昨年開催された InterBEE 2020 と AWS re:Invent 2020 の Recap セッションを実施しました。
■InterBEE 2020 Recap
アマゾンウェブサービスジャパン ソリューションアーキテクト 門田 梓 [Slide]
ソリューションアーキテクトの門田より、InterBEE 2020 で発表した AWS を活用した放送業界の AWS 活用事例を紹介しました。2020 年は新型コロナウイルスの感染拡大が番組制作に非常に大きく影響した年でした。登壇いただいたお客様は、この困難に立ち向かうため、AWS のサービスとツールを活用して コストを必要最小限に、ゼロから作るより迅速に、拡張性や可用性のメリットを手に入れています。本セッションでご紹介した概要は以下の通りです。
「AWSを活用した番組制作事例」
株式会社TBSテレビ、株式会社WOWOW
コロナ禍における番組制作として、リモート出演などリモートでの番組制作や社外からの映像プレビューなど、AWSを活用した最新の事例を紹介。
「AWSを活用したスポーツ番組制作/配信事例」
株式会社テレビ朝日、株式会社 J ストリーム、スポラ株式会社
番組制作や配信におけるクラウド活用、特にスポーツ番組の制作/配信における AWS の活用について、パートナーによるスポーツに特化したソリューションも含め、具体的な事例や最新情報を紹介。
「AWS を活用した配信事例と Amazon CloudFront の最新アップデート」
株式会社 J ストリーム、株式会社 Gnzo、株式会社ネクステージ、合同会社 DMM.com
クラウドを活用した動画配信を通じて視聴者体験の向上の取り組みについて、AWSを活用した最新の配信事例と、Amazon CloudFrontの最新アップデートを紹介。
「AWSのAI/Machine Learning/IoT を活用したメディア業界最新事例」
株式会社 USEN、朝日放送テレビ株式会社、一般社団法人共同通信社
視聴体験、作業効率の向上を実現するデータ活用のために、AWSが提供するデータの収集・蓄積・分析・機械学習・デリバリーと幅広くのサービスについて、IoT を活用した新しいサービスや業務改善を実現した国内外の最新事例を紹介。
「AWSによる放送プレイアウトのクラウド・トランスフォーメーション」
米国本社から、ワールドワイド ブロードキャスト事業開発部門長のピーター・リオーダンが参加、海外での導入事例や最新のサービスなどについて紹介。
それぞれのセッションの資料につきましては、開催報告のブログをご参照ください。
【開催報告】Inter BEE 2020 出展とセミナー開催 & Media-JAWS も合わせて開催されました
最近のニュースとして、カメラや動画制作機器などのライブ動画ソースを AWS Elemental Media Live に送信できるデバイス AWS Elemental Link が国内の代理店からご注文・日本円でお支払いいただけるようになったことを紹介しました。冗長構成が組めるようになるなど機能の追加も継続して行っていますので、ライブ配信を手軽に実施したい場合はご検討ください。
AWS 関連の InterBEE Session の URL はこちらです。
Inter BEE 2020 ONLINE は 2021年2月26日 まで公開されています。
■AWS re: Invent 2020 ~ re:Cap 動画配信・放送・制作編 ~
アマゾンウェブサービスジャパン ソリューションアーキテクト 石井 悠太 [Slide]
ソリューションアーキテクトの石井から、AWS re: Invent 2020の開催概要、放送業界向けサービスアップデート、お客様事例セッションの紹介をしました。
開催概要
re:Invent は年に 1 回開催している AWS 主催の世界規模の学習型カンファレンスで、例年はラスベガスで有料で開催をしていましたが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、2020 年はオンラインでの無料開催となりました。re:Invent 2020 は昨年の 11 月末から 12 月中旬にかけてと、今年の 1 月中旬の 2 回に分けてコンテンツの追加を行いました。
5 つの基調講演と Keynote
基調講演は現在、日本語の字幕付きでVoD視聴いただけますが、それぞれを視聴するポイントをお伝えしました。
左上の Andy Jassy Keynote は AWS の CEO である Andy から、AWS のビジネスの状況や、ビジネスのリーダーシップに必要な考え方、幅広いAWSサービスアップデートなどをご紹介しております。AWSの現在地を把握されたい方や、ビジネスの成長を牽引していく立場にあるリーダーシップの方々に是非ご視聴いただければ幸いです。
・Keynote with Andy Jassy (動画)
右上の Partners Keynote は、AWS パートナー様への支援プログラムや成功事例などをご紹介しておりますので、AWS パートナーの皆様はご視聴いただけると、日々のビジネスに直結するような情報もあると思います。
・AWS Partner Keynote with Doug Yeum (動画)
左下の Machine Learning Keynote は、re:Invent で初めての機械学習に特化した基調講演で、AWS の機械学習の最新技術や、デモ、お客様事例などを紹介しております。機械学習にあまり馴染みのない方からエキスパートの方まで楽しんでいただける内容です。
・Machine Learning Keynote with Swami Sivasubramanian (動画)
中央の Infrastructure Keynote は、毎年人気のキーノートのひとつで、皆様が日々ご利用いただいている AWS の裏側のテクノロジーがどうなっているのか、をご紹介する内容になっています。AWS の裏側に興味があるお客様に、特にご興味を持っていただける内容です。
・Infrastructure keynote with Peter DeSantis (動画)
右下の Werner Vogels Keynote は、Amazon.com の CTO であり、世界でも最大かつ最も成功したアプリケーションのいくつかを担当した Werner がその経験に基づいて、真に回復力のあるアーキテクチャの構築に関する彼の洞察と、それが、ソフトウェア開発の将来にとって何を意味するのか、という話について述べていますので、大規模なシステムやミッションクリティカルなシステムに携わっている、ソフトウェアエンジニアの皆様は是非視聴いただければ、様々な学びがあるのではないかと思います。
・Developer Keynote with Dr. Werner Vogels (動画)
サービスアップデート
AWS のサービスの中でもコアサービスと呼ばれる、非常に多くのお客様や、アプリケーションにおいて利用されることが多い、Computing、Storage、Networking、Database の 4 つのカテゴリを軸として、アップデートをご紹介しました。
・Computing
Amazon EC2 で MacOS をサポートする新しいインスタンスを発表・提供開始しました。多くのお客様から反響をいただいています。メディア業界では日々、MacOS 上で Adobe 社製品などの編集ソフトウェアをご利用されているお客様も多いかと思いますが、現時点の Mac Instance では、クラウド編集などの仮想デスクトップ用途ではなく、iOS や watchOS などのアプリケーションのビルド等の利用が想定されている点はご了承ください。(Blog)最近話題の Apple 社独自の M1 チップを搭載したインスタンスについては、今年中の提供開始を目指して現在対応中となっています。他に re:Invent の開催に合わせて新しい EC2 インスタンスの発表や、提供が開始されていることを紹介しました。
通常 EC2 インスタンスでは、新しい世代のインスタンスの方が、コストパフォーマンスが向上するように設定されています。定期的にインスタンスタイプの見直しをしていたくのがベストプラクティスとなります。
AWS Wavelength は通信キャリア様の5Gネットワークにあるデータセンター内に Wavelength Zone を設置して、モバイルデバイスからアプリケーションまでの遅延を最小化するための、コンピューティングのオプションとなります。昨年の 12 月から KDDI 様のご協力の元、東京でのサービス提供を開始しております。ご希望されるお客様はこちらからお申込みいただけます。(Blog)
補足:また 2 月に入り大阪でも既にサービスを開始しております。(Blog)
サーバレスのコンピューティングサービスである、AWS Lambda をご利用中のすべての皆様に嬉しいアップデートがありました。従来は Lambda の課金単位は 100 ミリ秒単位の切り上げでしたが、既に 1 ミリ秒単位に変更されています。お客様側での設定変更は不要で、昨年 12 月から適用済みとなっております。
Lambda 関数で利用できるコンピューティングリソースの上限は、従来のメモリ 3→10GB となり、メモリ容量に応じて CPU リソースが割り当てされるため、vCPU も 2→6vCPUs と緩和されました。従来の性能では不足するワークロードでも Lambda を利用できる可能性が高まりました。別の観点では、より多くのリソースを割り当て短時間で処理を終わらせることができる場合、トータルで Lambda の料金を削減できる可能性についても紹介しました。
・Storage
特にメディアのほぼ全てのお客様にご利用いただいている Amazon S3 で、非常に強力なアップデートがありました。従来 S3 では結果整合性というモデルでサービスを提供していたのですが、現在は、強力な書き込み後の読み取り整合性を提供するモデルに変更があったことを紹介しました。S3 上で頻繁に更新されるデータの分析や、ライブ配信のオリジンとして S3 をご利用されたいお客様にとって有用なアップデートとなると思います。
S3 Intelligent-Tiering は S3 の各オブジェクトに対するアクセス状況を元にして、ストレージコストを最適化する機能です。こちらに Glacier や Glacier Deep Archive に相当するアーカイブアクセスティアが追加され、アクセス頻度が非常に低いオブジェクトに対する、さらなるコスト最適化が可能になったことを紹介しました。S3 の利用を開始したタイミングでアクセスパターンが読めない、といった状況でも自動的にコスト最適化までお手伝いできるようになりました。
他に S3 ではレプリケーション機能のアップデートがあり、特定のバケットや Prefix もしくはタグの条件で、単一のバケットから複数のバケットに対するレプリーションの設定をS3 の機能で実装可能になったことを紹介しました。例えば、複数の動画配信業者に対して、自社のコンテンツを提供されているような、コンテンツプロバイダー様の場合には、自社の S3 バケットにコンテンツを置くだけで、複数の配信業者のバケットに対してコンテンツを配布する仕組みを簡単に組むことが出来ます。
EC2 にアタッチするブロックストレージ Amazon EBS ですが、新世代の汎用 SSD のボリュームである gp3 がリリースされたことをご紹介しました。以前の gp2 は IOPS とスループットが容量に比例するモデルでしたが、gp3 では独立して設定可能となり、ベースラインの性能も大幅に強化されています。少ない容量でより高い性能をご利用いただくことが可能になっています。それに加えて GB あたりのコストも最大で 20% 安価となっています。(Blog)
gp3 はすでに全リージョンでご利用可能となっており、新規で EC2 を利用する際に汎用SSDが必要な場合は、基本は gp3 を選択いただく流れになります。既存の gp2 は移行をご検討いただくと、コストパフォーマンスが改善する可能性が高いかと思います。
・Networking
メディアのお客様から時々ご相談いただくトピックとして、AWS 上でマルチキャストの通信を通したい、という相談をいただくことがあります。この度、東京リージョンの AWS Transit Gateway において Multicast が利用可能になったこと、IP Multicast 環境で利用される IGMP のサポートが開始されていることを紹介しました。
他にインターネットに面した Network Load Balancer で IPv4/IPv6 のデュアルスタック方式がサポートされたこと、VPC内やVPC間のリソース間の接続性を調査できる VPC Reachability Analyzer のリリースについてご紹介しました。(Blog)
・Database
ご利用中のお客様の非常に多い、Amazon Aurora を中心にアップデートをご紹介しました。Aurora では、お客様がクラスタのサイズを決定して管理いただく通常の Provisioned なモデルに加えて、クラスタ管理が不要となる Amazon Aurora Serverless というモデルが提供されています。この Serverless モデルの v2 のプレビューが発表されました。v2 では Global Database、 Multi-AZ デプロイ、リードレプリカなどの、通常の Aurora で提供しているものの、v1 の Serverless では提供していなかった各種機能を提供予定で、キャパシティの拡張がより高速になる予定です。
Aurora ではもう一つ R6g という、新しいインスタンスのプレビューをご紹介しました。R6g は AWS が独自開発した ARM ベースの Graviton2 プロセッサを搭載しているインスタンスで、DB のスキーマやクエリなどにも依存するのですが、移行することでコストパフォーマンスが改善する可能性があります。既存のインスタンスを ARM ベースのものに変える、CPU のアーキテクチャ変更には若干の心理的・もしくは作業負荷的な障壁はあるかと思いますが、マネージドサービスであれば簡単に変更・検証可能だという点も、お客様のメリットではないでしょうか。
その他に Management Console からAWS リソースへのコマンドラインアクセスを提供する AWS CloudShell (Blog)や、仮想デスクトップサービスである Amazon WorkSpaces で双方向ビデオやスマートカードなどが利用できる WorkSpaces Streaming Protocol (WSP) の提供開始(Blog)、S3 上のデータを分析するためのサービス Amazon Athena のエンジンバージョン 2の提供開始、音声の自動文字起こしサービスである、Amazon Transcribe がストリーム処理に対応し、リアルタイムに日本語の文字起こしをすることが可能になったことを紹介しました。(Blog)
セッション re:Cap
re:Invent 2020 では全体で 500 以上のセッションが公開されました。メディア系の数十のセッションの中から、本セミナーでは5つのセッションを紹介しました。
・Intentionally failing in production at Amazon Prime Video
Amazon Prime Video における、高信頼の映像配信基盤を構築していくための、取り組みや考え方についてのセッションを紹介しました。スライドの左下の ”Everything fails all of the time.” は、Amazon.com CTO ワーナーの言葉です。すべては壊れる・壊れ得るという大前提の元で、適切なサービスレベルで稼働し続けるシステムの設計や運用をする、これは Amazon や AWS に共通する非常に重要な考え方で、皆様が何らかのシステムを構築される際にも、常に意識していただきたいポイントのひとつとなります。
障害耐性を得るための「メカニズム」については Gameday が紹介されていました。Gameday というのは負荷テストや意図的な障害注入テストを行い、その影響範囲や影響内容、対処方法の確認などを行うイベントのことです。Amazon Prime Video ではこのイベントで得られた得られた知見を元に、システムやオペレーションの強化を行い、再度 Gameday を実施するというサイクルを回していくことで、ユーザから見た Availability の向上に取り組んでいます。セッションでも ここに至るまでは数年がかりのチャレンジだったと語られていますが、もしチャレンジいただく際は、安全第一でまずは検証環境から小規模に、ということは強く意識していただくと良いかと思います。
・FOX: Uncompressed live sports in the cloud
FOX 様の AWS 上でのライブイベント制作における、Latency の低減や高可用性への取り組みを紹介しました。制作・配信領域どちらも Latency の短縮にチャレンジされているそうですが、今回特にフォーカスしているのは制作領域になります。オペレーションに関連する Latency を削減したいものの、クラウド上は IP ネットワークであり SDI は利用することが出来ない中で、どうやって高品質・低遅延な映像伝送を実現するか?という最新のアプローチが本セッションで語られていました。
レイテンシーと信頼性は常にトレードオフといいつつも、超低遅延で高い信頼性を獲得するための、AWS 上の技術スタックを表したのがこちらの階層図です。下から 2 段目のレイヤーの SRD というのは、ハイパフォーマンスコンピューティングや動画アプリケーションのために AWS が開発したトランスポートプロトコルで、右下の図が SRD と UDP の比較です。下側の UDP ではデータがドロップしてしまっているのに対して、SRD では安定したデータ転送ができている様子が見て取れます。SRD の上にあるのが CDI のレイヤーで、こちらは SRD 利用の EC2 間で非圧縮もしくは可逆圧縮な映像を広帯域、高速伝送するための OSS の SDK となります。CDI をご利用いただくことで、同一アベイラビリティーゾーン内の EC2 インスタンス間で、上限 4K 60fps の映像を公称 8 ミリ秒という、1 フレーム以下の Latency で伝送することが可能となります。
一般的には、映像伝送におけるレイテンシーの削減と信頼性は、常にトレードオフの関係ではあるため、信頼性を高めるにはレイテンシーで妥協をする、というのが安価かつ容易な方法ではあるのですが、一方 FOX 様にご紹介いただいたように、レイテンシーで妥協をせず信頼性を高めるためのテクノロジーへの投資、というものも、日々 AWS では行われております。AWS をご利用いただいている皆様は無料または安価に、これらのテクノロジーを利用することができるメリットがある、ということは是非覚えておいていただければと思います。
・Innovate, enhance, and secure OTT and B2B video delivery
Deluxe 様の事例では劇場へのセキュアかつ即日の映像配信を AWS Snowcone という、小型軽量のエッジデバイスを活用することで実現したという事例が紹介されていました。Snowcone は手のひらサイズの小型かつ軽量な筐体に、コンピューティング・ストレージ・ビルトインのセキュアなデータ転送機能を詰め込んだデバイスです。
従来、劇場への映像伝送というと、ハードディスクや衛星通信などを駆使して行うのが当たり前だったのですが、
各劇場に Snowcone を設置することで、グローバルスケールで即日かつ安価かつセキュアな映像伝送が可能となりました。(Blog)
・Leading through change: Running a modern technology organization
AWS 社員と ViacomCBS の CTO とのトークセッションを紹介しました。メディア企業のテクノロジー組織を管理する立場の方々にとってヒントとなるような考え方、パンデミックによる変化などが語られていました。具体的には大手放送局の一つである ViacomCBS における、ワークフローの近代化やコンテンツ配信の再構築、バーチャルでの制作運営などのエピソードが語られており、一例としてオーストラリアでの Country Music Television を、オールクラウド・フルリモートでわずか 6 週間で立ち上げたエピソードなどが語られていました。他にも、パンデミックに直面し、従来では受け入れ難かったようなリスクを許容するようになったというエピソードでは、CBS ニュースにおいて NewYork のパンデミックがピークだったタイミングで、番組のキャスターが自身のアパートからセミプロレベルの単一のカメラで放送した、という話もされていました。
大きな市場環境の変化に直面した際に、リスクを承知でリーダシップを発揮するリーダーがいるのか、残念ながらそうでないのかということは、メディア企業の今後の生死を分ける大きなポイントとなりそうです。
AWS Media & Entertainment 参考コンテンツ
・AWS Media & Entertainment Blog (日本語)
・AWS Media & Entertainment Blog (英語)
・AWS Media Services
AWSのメディアチームの問い合わせ先: awsmedia@amazon.co.jp
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おわりに
本セッションでは Inter BEE 2020、AWS re:Invent 2020 の振り返りとして、開催概要や基調講演の見どころ紹介、AWSのコアサービスを中心としたサービスアップデート、お客様事例をご紹介させていただきました。セミナーにご参加いただいた方、誠にありがとうございました。参加いただけなかった方も、このブログから動画や資料に触れることで、今後の AWS 活用のヒントになりましたら幸いです。
このブログは Solutions Architect 森が担当しました。