新しいデジタル体験で顧客を惹きつける

戦略を貫く

Autodesk、エグゼクティブバイスプレジデント (Architecture, Engineering and Construction Design Solutions) の Amy Bunszel 氏との対話をお聞きください。

このスポットライトでは、Autodesk の成功と、Autodesk が無理のないリスクを取ることができた方法について詳しく説明します。このアプローチにより、職場内に実験の文化が生まれ、大規模な対応ができる適切なチームを構築することで、複雑な問題を解決することができるようになりました。リーダーシップにおいてリスクが果たす役割を理解し、実験に向けて調整したチームから学び、膨大な量のデータを管理することで、より強力なデータ戦略を構築するために提携すべき企業についてのインサイトをどのように得ることができるかをご覧ください。

リスクを取ることは、無計画な行動を取ることではありません。それは、イノベーション、探求、実験であり、学び、発展するためのさまざまな方法を考えることなのです」

一歩先を進み続けるためにイノベーションを行う

戦略的リスク

私たちはリスクを考慮しますが、それでもリスクであることに変わりはありません。当社は経験を重視するように努めています。当社は常に自分たちが出す結果について考えています。そして、望むような結果が得られていないのであれば、取り組み方を変えればよいだけの話です。かといって、会社、チーム、または製品を危険にさらすような大きなリスクを取ることではありません。そこから学んで、前に進むための経験を得ることができるリスクを取ることです。

これは、何かを探求する自由をもたらすだけではなく、期待される結果を実現することでもあるのです」

クラウドで迅速に実行する

実験の自由

「失敗する自由」の考え方は、約 7〜8 年前に生まれました。当社ではこの考え方をチームに展開しました。その際に、「速く失敗する」という考えと「失敗しても問題ない」という考えを強調しました。 これらの言葉が私の口から発されると、室内は静まり返り、いくつもの混乱した顔が私をじっと見つめていました。ある意味では、その反応は正しいと言えます。朝、「今日は失敗しよう」と思って目覚める人がどこにいるでしょうか? このアプローチは、自分の仕事に熱意を持って毎朝目覚める、数多くの成功を収めてきたメンバーからなるチームを、刺激するものではありませんでした。そこで、文言をひっくり返して、あるフレーズで私たちの意図を表現することにしました。そのフレーズとは、「失敗してもかまわない。そこから学び、業務に生かすことができていれば」というものです。 言葉は重要です。私たちは、言葉を実験に焦点を当てたものとすることにしました。これは、何かを探求する自由をもたらすだけではなく、期待される結果を実現することでもあるのです。つまり、「私たちはこれこれを試し、これこれが起こると考えていましたが、そうなりませんでした。そこから何を学んだのでしょうか?」という態度です。 これは、実験の自由が持つ意味を踏まえたプロセスです。

業界を超えてデータでつながる

データ = インサイトを管理する方法

一部の企業が直面する問題は、膨大な量のデータの管理に忙殺される可能性があることです。結果を追跡しなければ、需要への対応を優先してしまい、効率が後回しにされてしまう可能性があります。インサイトを作成していく中で、最も上手くいくと思われたのは、パイロットで、特定の施設またはその施設の側面について考え、次にどのような結果を実現したいのかを理解しようとすることでした。そこから、そのユースケースをサポートするデータを探すことになります。これには、クロスファンクショナルチームを作成して、さまざまなソースからのデータをまとめたり、新しいデータソースを作成して成果物を生み出したりすることが含まれる場合があります。そして、それが成功した後には、別の課題を探すことができます。

AWS と協力して、顧客の難しい問題を解決する

テクノロジーを活用し、デジタルツインを得ることで、より強力なストーリーを構築する

今年、当社は初の 10 億 USD の買収を行いました。これは、私のチーム取り組みました。とても刺激的な経験となりました。 当社が買収したのは Innovyze という企業です。Innovyze は、水に関連するシステムを設計し、水圏生態系のデジタルツイン (物体または物理的なシステムの仮想表現) を作成するソフトウェアです。仕事で水に携わることは、何物にも代えがたい素晴らしい時間です。水は人間にとって不可欠な資源です。問題を解決し、水の供給のために、世界中で非常に多くの仕事が行われています。現在、Innovyze のポートフォリオを Autodesk のポートフォリオにつないで、水に関するエンドツーエンドのソリューションを提供するようになりました。2 つの製品ポートフォリオに重複はほとんどなく、当社は迅速に市場に参入し、素晴らしい事例が生まれています。これは、デジタルツインの概念を極めて特定的な業界のユースケースに適用して、有意義な結果を生み出している事例でもあります。

データインサイトの管理

  1. パイロットから始める
  2. 望ましい結果を理解する
  3. ユースケースをサポートするデータを探す
  4. 繰り返す

開始方法の中で、最も上手くいくと思われたのは、パイロットで、特定の施設またはその施設の側面について考え、次にどのような結果を実現したいのかを理解しようとすることでした。そこから、そのユースケースをサポートするデータを探すことになります」


ゲストについて

オーストラリア・ニュージーランド銀行 (ANZ)、テクノロジー関連最高財務責任者 (CFO)、Louise Higgins 氏

Amy Bunszel 氏
エグゼクティブバイスプレジデント (Architecture, Engineering and Construction Design Solutions)

エグゼクティブバイスプレジデント (Architecture, Engineering and Construction Design Solutions) として、Bunszel 氏は、Autodesk の Architecture, Engineering and Construction Collection、AutoCAD ファミリー、Autodesk Revit などを含む Autodesk の 3D 設計ポートフォリオの製品戦略と実行を管理しています。

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