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ビジネスとテクノロジーの融合 – 俊敏性を高めるための Bridgewater のガイド

Bridgewater Associates のプレジデント兼最高技術責任者である Igor Tsyganskiy 氏との対話

世界最大のヘッジファンドであり、クラウドテクノロジーのアーリーアダプターでもある Bridgewater Associates は、市場における高いボラティリティにもかかわらず、2020 年に取引のダウンタイムをゼロにしました。これにより、1,500 億 USD 超を管理している同社は、年金基金、中央銀行、政府など、最も洗練されたグローバルな機関投資家に独自のインサイトを提供し続けることができました。Bridgewater のプレジデント兼 CTO である Igor Tsyganskiy 氏は、AWS エンタープライズストラテジストの Miriam McLemore と、Bridgewater がパートナーシップを活用し、インフラストラクチャを拡張して俊敏性を高め、激動の時代にクライアントの要望に応える方法について語りました。

新型コロナウイルス (COVID-19) 感染症が広がる頃には、当社は既に AWS ネイティブでした。それは私たちに高い俊敏性と 365 日間を通じて稼働し続ける能力をもたらしてくれました」

 

Miriam McLemore: 2020 年の混乱にもかかわらず、Bridgewater はどのようにして極めて機敏にクライアントにサービスを提供することができたのでしょうか?

Igor Tsyganskiy 氏: 当社は、長年にわたってアジャイルであるために、また、インフラストラクチャの再構築のために、かなりの金額を投資してきました。そのため、新型コロナウイルス (COVID-19) 感染症が広がる頃には、当社は既に AWS ネイティブでした。それは私たちに高い俊敏性と 365 日間を通じて稼働し続ける能力をもたらしてくれました。当社では、在宅勤務のために、1 週間でオフィス全体を移行する必要がありました。このときに、私たちのパートナーシップが役立ちました。新型コロナウイルス (COVID-19) の感染拡大が 2 月に発生したときでも、全国の選挙やイベントによって市場に大きなボラティリティが生じたときでも、当社のパートナーは、ミッションクリティカルな可用性を必要とする当社のような顧客に対応するためのリソースを常に備えていました。当社はクラウドインフラストラクチャを主にエンドツーエンドで使用していたため、コラボレーション、業務の遂行、投資プロセスの実行、その他ほとんどすべてを中断することなく行うことができました。当社にとってクラウドとは空にあるものではありません。そこには、当社のために働いているたくさんの人々がいるのです。それらの人々は当社と対話し、当社が必要とする機能をプロビジョンするのをサポートしてくれます。それがまさにパートナーシップということです。

 

一歩先を進み続けるためにイノベーションを行う

ROI を最大化するテクノロジーを採用する

Miriam McLemore: 新しいテクノロジーやベンダーを採用するタイミングをどのように決定していますか?

Igor Tsyganskiy 氏: 当社が新たなテクノロジーを採用するのは、それを通じてより優れた投資決定を行うことで利益を最大化するのに役立つと考えられる場合です。すべてのテクノロジーが ROI を向上させるわけではありません。当社は、ともに働く人々を、ベンダーとしてではなく、パートナーと考えています。私は 2 つのことに関心があります。1 つは当社が関わることになる人々であり、もう 1 つは基盤となるアーキテクチャ、すなわち、それが健全であるか、拡張可能であるか、それが当社を前進させてくれるかどうかです。

Miriam McLemore: 技術的な決定が正しいことをどのように確認しますか?

Igor Tsyganskiy 氏: Bridgewater では、基本的にビジネスとテクノロジーを区別していません。私は、Bridgewater や他の企業のリーダーがメンバーとなっている技術諮問委員会を設けました。この委員会は、テクノロジー、Bridgewater の方向性、そしてテクノロジーを可能な限り最善の方法で活用する方法に関して、私が戦略的決定を下すのをサポートしてくれます。

 

頼れるテクノロジーチームとの深いパートナーシップが必要です。誰もが権限を持ち、一丸となって進む必要があります」

デジタルトランスフォーメーションの着手に関する Tsyganskiy 氏からの重要なヒント

  1. 変革の過程で、ベンダーとしてだけでなく、パートナーとしても見ることができる人々と連携しましょう。
  2. あなたが達成したいと考える目標と同じ目標を達成したことがある他のリーダーの話を聞きましょう。
  3. 強力なスキルを備えた人材を採用して、将来に向けて組織の準備が整っているようにしましょう。
クラウドで迅速に実行する

失敗を恐れない

Miriam McLemore: クラウド移行やデジタルトランスフォーメーションに着手することを躊躇している経営幹部に何かアドバイスはありますか?

Igor Tsyganskiy 氏: まず、頼れるテクノロジーチームとの深いパートナーシップが必要です。誰もが権限を持ち、一丸となって進む必要があります。次に、失敗を恐れないでください。例えば、10 年前には、クラウドコンピューティングを利用しない理由は数え切れないほど見つけることができたでしょう。テクノロジーは実証されておらず、可用性もなく、完全に安全ではありませんでした。利用しない理由はいくらでも見つけることができたのです。しかし、傾向とテクノロジーがどのように進化するかを理解すれば、それらの問題がやがて解決されることがわかるでしょう。すべてが解決されるまで待つつもりなら、競争についていくことはできません。その余裕がある企業はほとんどありません。利用できないものについて心配する必要はありません。利用できないものを実現するのをサポートしてくれる適切なパートナーを見つけることに労力を注ぎましょう。また、適切な人材を揃えましょう。適切な人材が揃っていなくても、これらのプロジェクトのために、提携したり、業務依頼したりしましょう。ビジネスとテクノロジーと連携させるには、パートナーシップが不可欠です。

利用できないものについて心配する必要はありません。利用できないものを実現するのをサポートしてくれる適切なパートナーを見つけることに労力を注ぎましょう」

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ゲストについて

Igor Tsyganskiy 氏
Bridgewater Associates、プレジデント兼最高技術責任者

Igor Tsyganskiy 氏は 2016 年に Bridgewater に入社し、現在はプレジデント兼最高技術責任者の職に就いています。同氏は、すべてのアーキテクチャ、テクノロジー、インフラストラクチャ、およびデータセンターに対して全社的に責任を負っています。Tsyganskiy 氏は、すべての投資およびクライアント向けシステム、企業システム (人事、財務、給与、出張など) の開発とオペレーションを実行し、全体的なセキュリティアーキテクチャと設計を主導しています。同氏はパートナーであり、同社の Executive Committee (執行委員会) および Operating Committee (運営委員会) のメンバーです。過去には、Salesforce.com の一部門である Database.com を率いたほか、IBM に売却された Tealeaf Technologies のプリンシパルインベンターおよび共同創設者でもありました。また、SAP で高度なテクノロジーグループを運営したこともあります。さらに、エンタープライズソフトウェア、プロセスオートメーション、セキュリティの分野で 20 を超える特許を取得しており、Computerworld Smithsonian Award の受賞者です。

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