全般

Q: Amazon QuickSight とは何ですか?

Amazon QuickSight は非常に高速で使いやすいクラウド対応のビジネス分析サービスで、組織内のすべての従業員が可視化の構築、アドホック分析の実行およびデータから、いつでも、どのデバイス上でもビジネスインサイトを迅速に得ることを容易にします。CSV および Excel ファイルをアップロード、Salesforce などの SaaS アプリケーションに接続、SQL サーバー、MySQL、PostgreSQL などのオンプレミスデータベースにアクセス、そして Amazon Redshift、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon Athena、Amazon S3 などの AWS データソースをシームレスに検出します。QuickSight は優れたインメモリエンジン (SPICE) を使って、組織がそのビジネス分析機能を何十万ものユーザーにスケールし、高速で応答性の良いクエリパフォーマンスを達成できるようにします。

Q: Amazon QuickSight と従来型ビジネスインテリジェンス (BI) ソリューションの違いは何ですか?

多くの場合、従来型 BI ソリューションでは、データエンジニアのチームがレポートを生成する前に何か月もかけて複雑なデータモデルを構築する必要があります。一般的に、それらのソリューションではインタラクティブでアドホックなデータ調査や可視化が不足しており、ユーザーはあらかじめ準備されたレポートや事前に選択されたクエリの実行に制限されます。また、従来の BI ソリューションでは、複雑で高価なハードウェアやソフトウェアに大規模な先行投資を必要とします。そしてデータベースのサイズが成長すると、顧客は高速のクエリパフォーマンスを維持するために、さらに多くのインフラストラクチャに投資することが必要となります。このコストと複雑さにより、企業が組織全体で分析ソリューションを有効にすることが困難になっています。Amazon QuickSight は AWS クラウドのスケールと柔軟性をビジネス分析にもたらすことで、これらの問題を解決するように設計されています。従来型 BI またはデータ検出ソリューションとは異なり、簡単かつ速やかに Amazon QuickSight の使用を開始できます。ログインすると、Amazon QuickSight は Amazon Redshift、Amazon RDS、Amazon Athena、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) などの AWS サービス内のデータソースをシームレスに検出します。Amazon QuickSight によって検出されたいずれかのデータソースに接続すると、数分でデータから洞察を得られます。基盤となるソースのデータが変更される際には、Amazon QuickSight を選択して SPICE 内の最新のデータを保護できます。SPICE では、豊富なデータ検出とビジネス分析機能をサポートしているため、顧客がインフラストラクチャのプロビジョニングや管理の心配をすることなく、データから価値ある洞察を得るのに役立ちます。組織は、Amazon QuickSight の各ユーザに低額な月額料金を支払うことで、長期ライセンスのコストを削減できます。Amazon QuickSight を使用すると、組織は膨大な先行投資なしで、すべての従業員に豊富なビジネス分析機能を提供することができます。

Q: SPICE とは何ですか?

Amazon QuickSight は、超高速でパラレル、インメモリの計算エンジンである「SPICE」を採用して構築されています。クラウドのために一から設計された「SPICE」は、列指向ストレージ、最新のハードウェアイノベーションによって可能になったインメモリ技術、それにマシンコード生成を組み合わせて、大規模データセットにインタラクティブなクエリを実行し、すばやくレスポンスを得られます。SPICE では充実した計算がサポートされているので、インフラストラクチャのプロビジョニングや管理について心配することなく分析から価値ある洞察を得るのに役立ちます。SPICE 内のデータは、ユーザーが明示的に削除するまでは存続し続けます。SPICE では、データが高可用性のために自動的に複製され、QuickSight を数十万人ものユーザーが多彩な AWS のデータソース全体で、高速かつインタラクティブな分析をすべて同時に実行するためにスケールさせることも可能です。

Q: どうすれば Amazon QuickSight の使用を開始できますか?

始めるには、Amazon Quicksight にサインアップし、30 日間のトライアルで 4 人の作成者が無料で利用できます。

Q: QuickSight で SageMaker 推論を使用するための前提条件はありますか?

最初に特権 QuickSight アカウント管理者に QuickSight IAM アクセス許可を付与して、お客様に代わって SageMaker API 呼び出しを行う必要があります。詳細については、QuickSight IAM アクセス許可の付与に関するドキュメントをご参照ください。

作成者と閲覧者

QuickSight の "作成者" とは誰ですか?
QuickSight の作成者とは、データソースへの接続 (AWS 内外を問わず)、可視化の作成、データの分析ができるユーザーです。作成者は、パラメータや計算フィールドなどの QuickSight の高度な機能を利用してインタラクティブなダッシュボードを作成し、ダッシュボードをアカウント内の別のユーザーに公開できます。

QuickSight の "閲覧者" とは誰ですか?
QuickSight の閲覧者とは、インタラクティブなダッシュボードを利用するユーザーです。閲覧者は、ウェブブラウザまたはモバイルアプリケーションから、組織の任意の認証メカニズム (QuickSight のユーザー名とパスワード、SAML を使用したポータルまたは AD 認証) でサインインし、共有されたダッシュボードの閲覧、データのフィルタリング、詳細情報へのドリルダウン、CSV ファイルでのデータエクスポートを行えます。ただし、閲覧者には SPICE 容量は割り当てられません。

個々のエンドユーザーには閲覧者としての QuickSight へのアクセスがプロビジョニングされます。閲覧者向けの料金は、手動によるセッションの操作に対してのみ適用されます。AWS は独自の裁量により、閲覧者向けセッションを別の用途 (プログラムによるクエリや自動クエリなど) で利用していると判断した場合、作成者向けに設定されたより高額な月額料金を閲覧者に請求する権利を留保します。

閲覧者を作成者にアップグレードすることはできますか?
はい。QuickSight のユーザー管理オプションを使用して、閲覧者を作成者に簡単にアップグレードできます。

スタンダード版のアカウントに閲覧者を追加することはできますか?
いいえ。閲覧者がセッション単位の料金で利用できるのは Enterprise Edition のみです。スタンダード版のアカウントをお持ちの場合は、QuickSight の管理ページからエンタープライズ版にアップグレードできます。

QuickSight の閲覧者アカウントを使用して、プログラムから QuickSight にアクセスすることはできますか?
Amazon QuickSight の閲覧者向け料金は、個々のユーザーによるインタラクティブなデータ利用に対して適用されます。公正な利用規約が適用されており、閲覧者にシステムの不正利用があった場合、利用料金は作成者として計算されます。このような状況を防ぐため、プログラムによるダッシュボードの更新を、必要に応じて作成者アカウントから実行することをお勧めします。

QuickSight の "管理者" とは誰ですか?
QuickSight の管理者とは、QuickSight ユーザーとアカウントレベルの設定を管理し、アカウントの SPICE 容量と年間サブスクリプションを購入できるユーザーです。また、管理者は QuickSight のすべての作成機能を利用することや、必要に応じてアカウントを Standard Edition から Enterprise Edition にアップグレードすることもできます。 請求上、QuickSight の作成者と管理者はどちらも「作成者」として認識されます。

閲覧者または作成者を管理者にアップグレードすることはできますか?
Amazon QuickSight の作成者または閲覧者は管理者にいつでもアップグレードできます。

閲覧者向けセッションの 1 セッションあたりの時間はどれくらいですか?
Amazon QuickSight の閲覧者向けセッションは 1 セッションあたり 30 分です。1 セッションにつき 0.30 USD が請求されますが、閲覧者 1 人あたり 5 USD/月の上限が設定されています。

閲覧者向けセッションはいつ開始され、いつ終了しますか?
閲覧者向けセッションは、ユーザーがアクション (ログイン、ダッシュボードのローディング、ページの更新、ドリルダウンまたはフィルタリングなど) を開始した時から 30 分間実行されます。ブラウザのウィンドウまたはタブで Amazon QuickSight をバックグラウンドで開いたままにしていても、閲覧者がページでアクションを開始するまではアクティブなセッションにはなりません。

セッションが 30 分経過すると、閲覧者はログアウトされますか?
いいえ。閲覧者向けセッションは QuickSight 閲覧者において透過的です。閲覧者向けセッションは 30 分間隔で自動的に更新されますが、アクティビティがない状態が 30 分経過するとタイムアウトになります。閲覧者が QuickSight からログアウトされるのは認証の有効期限が切れた場合のみです。この期限は、採用されている認証スキームによって異なります (QuickSight のみを利用するユーザー、SAML/Open ID Connect または Active Directory のいずれか)。

閲覧者が QuickSight をバックグラウンドタブのブラウザで開いている場合、料金は発生しますか?
いいえ。バックグラウンドタブで Amazon QuickSight を開いている場合、使用料金は発生しません。セッションが開始されるのは、QuickSight ウェブアプリケーションで閲覧者による明示的なアクティビティがあった場合のみです。QuickSight ページをバックグラウンドに移行または最小化した場合、閲覧者が再び QuickSight と通信するまで (閲覧者がウィンドウ/タブでアクティブになったときに開始したセッションを超えて) セッションの追加料金は発生しません。

閲覧者料金が最大月額 5 USD とはどういう意味ですか?

閲覧者は 1 セッションにつき 0.30 USD が請求されますが、最大 5 USD/月の上限が設定されています。追加のセッションについては QuickSight を無料でご利用いただけます。

QuickSight の "作成者" または "閲覧者" が追加のユーザーを招待することはできますか?
いいえ。QuickSight の作成者と閲覧者のユーザータイプでは、アカウントへのアクセス許可を変更することや追加のユーザーを招待することはできません。QuickSight の管理者ユーザーは、QuickSight ユーザーとアカウントレベルの設定を管理でき、SPICE 容量の購入とアカウントの年間サブスクリプションもできます。また、管理者は QuickSight のすべての作成機能を利用することや、必要に応じてアカウントをスタンダード版からエンタープライズ版にアップグレードすることもできます。

QuickSight の閲覧者アカウントを使用して、モニタや大画面で QuickSight ダッシュボードの表示やスクリプトでの更新を行えますか?
Amazon QuickSight の閲覧者向けの料金は、組織内のエンドユーザーによるインタラクティブなデータ利用に対して適用されます。プログラムからのアクセスおよびスクリプトでの更新では、QuickSight 閲覧者に関連する公正な利用規約を遵守するするため、作成者アカウントを使用することをお勧めします。

モバイルおよびウェブアクセス

Q: Amazon QuickSight をモバイルデバイスで利用できますか?

QuickSight モバイルアプリ (iOS と Android で利用可能) を使用すると、外出先でも意思決定を下せるようデータとインサイトへ瞬時にアクセスできるようになります。ダッシュボードで参照、検索、やり取りなどの各種操作を実行できます。すばやく簡単にアクセスできるようお気に入りにダッシュボードを追加します。ドリルダウン、フィルタリング、その他の機能でデータを深く掘り下げます。また、Amazon QuickSight へアクセスするためにあらゆるモバイルデバイスのウェブブラウザも使用できます。

Q: Amazon QuickSight はどのブラウザに対応していますか?

Amazon QuickSight は、Mozilla Firefox、Chrome、Safari、Internet Explorer version 10 以降および Edge の最新のバージョンに対応しています。

データ管理

Q: Amazon QuickSight ではどのデータソースがサポートされていますか?

Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon Redshift、Amazon Athena、Amazon S3 などの AWS データソースに接続できます。また、Excel スプレッドシートまたはフラットファイル (CSV、TSV、CLF、ELF) もアップロードでき、SQL サーバー、MySQL、PostgreSQL などのオンプレミスデータベースに接続して、Salesforce などの SaaS アプリケーションからデータをインポートできます。

Q: Amazon QuickSight を Amazon EC2 またはオンプレミスのデータベースに接続できますか?

はい。Amazon QuickSight を Amazon EC2 またはオンプレミスのデータベースに接続するためには、ホストされているデータベースで Amazon QuickSight の IP 範囲を承認されているリストに追加する必要があります。

Q: データファイルを Amazon QuickSight にアップロードする方法を教えてください。

XLSX、CSV、TSV、CLF、XLF ファイルを Amazon QuickSight のウェブサイトから直接アップロードできます。また、それらのファイルを Amazon S3 バケットにアップロードしたり、Amazon QuickSight を Amazon S3 オブジェクトにポイントしたりすることもできます。

Q: AWS データソースにあるデータにアクセスするにはどうすればよいですか?

Amazon QuickSight はお客様の承認を得ているアカウントの使用可能な AWS データソースをシームレスに検出します。データのブラウジングおよび可視化の構築をすぐに開始できます。また、それらのソースの接続の詳細を提供することにより、ご使用のアカウントや別のリージョンに含まれていない別の AWS データソースに接続することもできます。

Q: 私のソースデータはクリーンなフォーマットではありません。可視化する前にどのようにデータをフォーマット化および変換しますか?

Amazon QuickSight では可視化の用意ができていないデータを準備できます。接続ダイアログの「Edit/Preview Data」ボタンを選択します。Amazon QuickSight では、データをフォーマット化および変換するためのさまざまな機能をサポートしています。データフィールドにエイリアスを付けたり、データタイプを変更したりできます。データのサブセットは組み込みのフィルターで、データベースの結合操作はドラッグアンドドロップで行えます。また数学的演算や、条件文、文字列、数字とデータ関数などの組み込みの関数を使用して計算されたフィールドも作成できます。

Q: Amazon QuickSight でどれくらいの量のデータを分析できますか?

Amazon QuickSight ではスケールについて心配する必要はありません。インフラストラクチャの管理を行うことなくデータを数百メガバイトからテラバイト級にシームレスに成長させることができます。

Q: QuickSight の SageMaker との統合はどのように機能するのですか?

最初の手順として、データをプルするデータソースを接続します。データソースに接続したら、[Augment with SageMaker] オプションを選択します。次に、AWS アカウントの SageMaker モデルのリストから使用するモデルを選択し、入力、出力、実行時設定を含む JSON 形式のファイルのスキーマファイルを提供します。データセットの列と入力スキーマのマッピングを確認します。それが完了したら、このジョブを実行して推論の実行を開始できます。

Q: QuickSight は SageMaker モデルを活用して、実行するたびに増分データまたは完全なデータの推論を行うのですか?

QuickSight は、更新のたびに完全なデータを推論します。

ユーザー管理

Q: Amazon QuickSight のユーザーアクセスの管理はどのようにできますか?

新規の Amazon QuickSight アカウントを作成すると、デフォルトで管理者権限が付与されます。Amazon QuickSight ユーザーになるよう招待された場合、招待した人は ADMIN または USER のロールをあなたに割り当てます。ADMIN ロールがある場合は、サービスの利用に加えて、ユーザーアカウントの作成と削除や、年間サブスクリプションと SPICE 容量の購入ができます。

ユーザーアカウントを作成するには、E メールの招待をアプリケーション内のインターフェイスを用いてユーザーに招待を送ります。その後、ユーザーがパスワードを作成してサインインし、アカウントの作成を完了します。

可視化と分析

Q: Amazon QuickSight でどのように分析を作成できますか?

分析の作成は簡単です。Amazon QuickSight はお客様の AWS アカウント内の一般的な AWS データリポジトリからシームレスにデータを検出します。Amazon QuickSight を検出されたデータソースにポイントするだけです。AWS アカウントまたは別のリージョンに含まれていない別の AWS データソースに接続するため、ソースの接続の詳細を提供できます。そして、テーブルを選択しデータの分析を開始します。スプレッドシートや CSV ファイルをアップロードして、Amazon QuickSight を使ってファイルを分析することもできます。可視化を作成するために、まず分析したいデータフィールドを選択するか、フィールドを視覚キャンバスに直接ドラッグするか、あるいは両方のアクションを組み合わせます。Amazon QuickSight は、選択したデータに基づいて表示するために、自動的に適切な可視化を選びます。

Q: Amazon QuickSight では、データに合わせて使用する適切な可視化がどのように選択されるのですか?

Amazon QuickSight では AutoGraph と呼ばれる革新的なテクノロジーが採用されているため、基数やデータタイプなどのデータのプロパティに基づき、最も適切な可視化を選択することができます。可視化のタイプは、データおよび関係性を効果的に表示するうえで最適なものが選択されます。

Q: ダッシュボードを作成するには、どうすればよいですか?

ダッシュボードは、可視化、テーブル、その他の視覚的なディスプレイのコレクションを一緒に配置して表示します。Amazon QuickSight では、可視化のレイアウトとサイズを配置することにより、分析内でダッシュボードを作成し、そのダッシュボードを組織内の対象者に公開できます。

Q: Amazon QuickSight ではどのタイプの可視化がサポートされていますか?

Amazon QuickSight は次のような様々な可視化をサポートし、多岐にわたる分析アプローチに対応しています。

  • 比較およびディストリビューション
    • 棒グラフ (幾つかの変化形の組み合わせ)
  • 経時変化
    • 線グラフ
    • エリアラインチャート
  • 相互関係
    • 散布図
    • ヒートマップ
  • 集計
    • 円グラフ
    • ツリーマップ
  • 表形式
    • ピボットテーブル

Q: 推奨されている可視化は何ですか? Amazon QuickSight はどのように提案を生み出すのですか?

Amazon QuickSight には組み込みのサジェストエンジンが用意されており、基礎となるデータセットのプロパティに基づいて推薦される可視化を提供します。提案は、分析のできるだけ早いステップまたは次のステップに役立ち、時間を奪う問い合わせやデータスキーマの理解のタスクを排除します。より具体的なデータを使用する際、提案は現在の分析に適した次のステップを反映させるためにアップデートされます。

Q: ストーリーとは何ですか?

ストーリーは分析の特定のビューを介するガイド付きツアーです。これらは共同作業の際に、重要なポイント、思考過程、または分析の進化を伝達するために使用されます。分析の特定の状態をキャプチャし、注釈を付けることによって、Amazon QuickSight にそれらを構築できます。ストーリーの閲覧者はストーリーのイメージをクリックすると、その時点の分析に入って自由に調査できます。

Q: Amazon QuickSight では、どんなタイプの計算が可能ですか?

一般的な算術および比較関数、if や then などの条件関数、日付、数字、文字列計算が実行できます。

Q: QuickSight を詳しく見るためのサンプルデータはどのようにして手に入れられますか?

Amazon QuickSight でアカウントを作成すると、サンプル分析が自動的に生成されます。raw データも下のリンクからダウンロードできます:

これらのデータセットは、AWS のアドバンストコンサルティングパートナーでビッグデータコンピテンシーを受けた 47Lining が作成しました。

セキュリティとアクセス

Q: データはどのようにして Amazon QuickSight に送信されますか?

Amazon QuickSight にデータを取り込むには、いくつか方法があります。ファイルのアップロード、AWS データソースに接続、ODBC と JDBC により、または API ベースのデータストアコネクタを通して外部のデータストアへ接続します。

Q: AWS リージョンを選択して、ホストされた、またはオンプレミスのデータベースに JDBC/ODBC 上で接続できますか?

はい。より良いパフォーマンスとユーザー対話性のため、お客様のデータが保存されているリージョンを使用することが勧められています。Amazon QuickSight の自動検出機能は、接続している Amazon QuickSight エンドポイントの AWS リージョン内のみのデータソースを検出します。サポートされている Amazon QuickSight AWS リージョンのリストは、各リージョンの製品とサービスのページを参照して、すべての AWS グローバルインフラストラクチャを確認してください。

Q: Amazon QuickSight では多要素認証がサポートされていますか?

はい。AWS マネジメントコンソールで AWS アカウントの Multi-Factor Authentication (MFA) を有効にできます。

Q: VPC はどのように Amazon QuickSight へ接続するのですか?

VPC が公共の接続で設定されている場合、トラフィックフローを VPC およびデータベースインスタンスで有効にするために、Amazon QuickSight の IP アドレス範囲をデータベースインスタンスのセキュリティグループのルールに追加できます。

Q: 行レベルのセキュリティとは何ですか?

行レベルのセキュリティ (RLS) により、QuickSight データセットの所有者は、データを操作するユーザーに関連付けられているアクセス許可に基づいて、行単位でデータへのアクセスを制御できます。RLS を使用すると、Amazon QuickSight ユーザーは 1 つのデータセットのみを管理し、それに適切な行レベルのデータセットのルールを適用する必要があります。これらのルールは、すべての関連付けられたダッシュボードと分析によって強制的に実行されるため、データセットが管理しやすくなるだけでなく、異なるデータのアクセス権限を持つユーザー向けに複数のデータセットを維持する必要がなくなります。

Q: Amazon QuickSight のコンテキストでプライベート VPC アクセスとはどういう意味ですか?

お客様のデータが AWS (Amazon Redshift、Amazon Relational Database Service (RDS)、または EC2 など) にあるか、または公衆接続の無いサーバー上の Teradata または SQL サーバー上のオンプレミスにある場合に、この機能は最適です。QuickSight へのプライベート VPC (仮想プライベートクラウド) アクセスは Elastic Network Interface (ENI) を使用して、VPC 上のデータソースと安全かつプライベートなコミュニケーションを行います。これにより、AWS Direct Connect を使用して安全で、プライベートなリンクをオンプレミスのリソースで作成できます。

共有

Q: Amazon QuickSight の分析、ダッシュボード、ストーリーをどのように共有できますか?

分析、ダッシュボード、ストーリーは、QuickSight サービスインターフェイスの共有アイコンで共有できます。コンテンツを他者と共有する前に、受取人 (E メールアドレス、ユーザー名またはグループ名)、アクセス許可レベル、およびその他のオプションを選択できます。

アップグレードとダウングレード

Q: スタンダード版をエンタープライズ版にアップグレードすることはできますか?
はい。QuickSight の管理ページからスタンダード版のアカウントをエンタープライズ版にアップグレードできます。既存の認証情報とユーザーデータは Enterprise Edition にシームレスに移行されます。ユーザーにはエンタープライズ版の料金と SPICE 容量が適用されます。

Q: エンタープライズ版をスタンダード版にダウングレードすることはできますか?
いいえ。Amazon QuickSight のエンタープライズ版からスタンダード版にダウングレードすることはできません。Amazon QuickSight の Enterprise Edition では、QuickSight の閲覧者権限、プライベート VPC 上のデータソースへの接続、行レベルのセキュリティ、SPICE データの時間単位の更新、AD 接続、AD アカウントのグループベースのアセット管理といった拡張機能を利用できます。機能セットの違いから、ダウングレードによってデータ接続やセキュリティの障害が発生する可能性があるため、このオプションはサポートされていません。

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