MLSE Digital Labs と Amazon Web Services (AWS) は、スポーツにおける技術的進歩を実現し、チームのパフォーマンスとファン体験を向上させる、新しい革新的なデジタルソリューションの創出に焦点を当てた新しい研究開発プログラム「SportsX」を本日発表しました。  

MLSE の Chief Technology & Digital Officer である Humza Teherany 氏は、「研究、応用科学、製品開発に根ざした AWS と連携した新しいインキュベーター、SportsX を発表できることを嬉しく思っています」と述べています。「このプログラムは、AWS との継続的な取り組みの延長線上にあり、両組織の専門知識と、情熱的なファンが共有するアイデアを融合させ、スポーツイノベーションにおける強豪を生み出すものです」 

SportsX は、3 つのフォーカスエリアを探求し、革新することで、スポーツの可能性の限界を押し広げることを目的としています。1.特別なファン体験を創造すること。2.チームに勝利に貢献すること。3.社会と環境にポジティブな影響を与えること。SportsX は、集団で取り組むことの力を信じています。素晴らしいアイデアは、プロフェッショナルとして、あるいはファンとして、スポーツへの情熱を共有する人たちから生まれると信じているのです。 

このプログラムは、コーチ、ファン、パートナー、従業員など主要関係者から最適なアイデアを引き出し、分析し、構築するボトムアップアプローチで設計されています。選ばれたアイデアは、MLSE の環境下で実現可能性を評価され、開発、テストされ、スポーツ業界全体に貢献するソリューションの創造を目指します。また、SportsX 専用ポータルサイトが開設され、興味のある関係者は、これに参加し、アイデア募集に関する最新情報を受け取ることができます。 

AWS カナダカントリーマネージャーの Eric Gales 氏は、「AWS があらゆる規模の企業が同じクラウドや AI ソリューションにアクセスできるようにしてテクノロジーを民主化しているように、SportsX はスポーツイノベーションにおける競争の場を平準化することを目指しています」と述べています。「MLSE と AWS は、組織からスーパーファンまで、誰にでも素晴らしいアイデアを実現し、愛するスポーツを変革する機会を提供します」 

今回の発売は、研究開発プログラムの下で業界をリードするアイデアを生み出し、成功を収めたパイロット版に続くものです。NHL Extended Reality Stats Overlay は、拡張現実を通してNHL の試合を観戦することで、放送とビデオゲームの機能を実際に見ている人に提供し、拡張的で没入感のある体験をしてもらうというコンセプトです。また、光データを使って、まるで選手として、あるいはコートサイドで観戦しているかのような実物大の AR (拡張現実) を体験できる「イマーシブバスケットボールエクスペリエンス」も目を引くコンセプトです。 

「MLSE と AWS のパートナーシップは、スポーツとエンターテイメント業界を破壊し、技術革新によってファン体験を向上させるというビジョンに基づいて構築されました」と、MLSE のグローバルパートナーシップ担当上級副社長のJordan Vader 氏は述べています。「我々は SportsX でその約束を果たし、AWS と協力して並外れたアイデアのパイプラインを実現できることを誇りに思います」 

SportsX は、MLSE と AWS が協力して、チームとカナダのスポーツファンのためにスポーツ体験を変革しているという最近の発表に基づいています。AWS は、MLSE の公式クラウドプロバイダーであり、人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、深層学習のクラウドサービスを提供する公式プロバイダーです。MLSE は、AWS の包括的なクラウドサービスのポートフォリオを活用し、スポーツファンのために特別な時間を創造し提供するチームを支援するソリューションを構築しています。 

このプログラムは、SportsX のウェブサイトから段階的に開始され、興味のある関係者は集まりに参加し、最新情報を得ることができます。応募ポータルの詳細については、後日公開します。 

SportsX の詳細と集まりへの参加は、sportsx.io. をご覧ください。

アマゾン ウェブ サービスは 15 年間にわたり、世界で最も包括的で、広く普及したクラウドサービスです。AWS は、事実上すべてのクラウドワークロードをサポートするためにサービスを継続的に拡張しており、26 のリージョンにおける 84 のアベイラビリティーゾーンで、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、分析、機械学習および人工知能 (AI)、モノのインターネット (IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実および拡張現実 (VR および AR)、メディア、アプリケーションの開発、デプロイ、管理など、現在 200 を超えるフル機能のサービスを提供しています。さらに、オーストラリア、カナダ、インド、イスラエル、ニュージーランド、スペイン、スイス、そしてアラブ首長国連邦に 24 のアベイラビリティーゾーンおよび 8 つの AWS リージョンを追加する計画が発表されています。急成長しているスタートアップ、最大手の企業、主要政府機関を含む何百万ものお客様が、AWS を信頼して、インフラストラクチャの増強、俊敏性の向上、コスト削減を実現しています。AWS の詳細については、aws.amazon.com をご覧ください。

Amazon は 4 つの理念を指針としています。すなわち、競合他社ではなくお客様を第一に考えること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazon は、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click 注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazon Prime、フルフィルメント by Amazon、AWS、Kindle ダイレクトパブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out テクノロジー、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約 (The Climate Pledge) などは、Amazon が先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。詳細については、aboutamazon.com をご覧いただくか、@AmazonNews をフォローしてください。

Maple Leaf Sports & Entertainment (MLSE) は、世界有数のスポーツおよびエンターテインメント企業であり、Toronto Maple Leafs (NHL)、Toronto Raptors (NBA)、Toronto FC (MLS)、Toronto Argonauts (CFL)、Toronto Marlies (AHL)、Raptors 905 (NBA G League)、TFC II (USL)、Raptors Uprising Gaming Club (NBA 2K リーグでの Toronto Raptor の e スポーツフランチャイズ) のオーナーです。その慈善部門である MLSE Foundation は、スポーツやレクリエーションのプログラムを通じて若者を支援するための資金調達の取り組みに焦点を当てています。2017 年、MLSE Foundation は、コミュニティおよび企業パートナーの支援を受けて、42,000 平方フィートの MLSE LaunchPad を建設しました。これは、健康な体、健康な心、学校への準備、仕事への準備、という 4 つの柱をサポートするプログラム専用のスペースです。MLSE はまた、毎年 200 以上のイベントを開催するカナダ有数のスポーツおよびエンターテインメント施設である Scotiabank Arena、2 つのデジタルチャンネル (Leafs Nation Network と NBA TV Canada) を所有し運営しており、また世界最大のコンサートプロモーターである Live Nation と提携しています。MLSE はまた、トロントの 5 つのスポーツ施設 (Coca-Cola Coliseum、BMO Field、Toronto FC's Academy の本拠地であり一軍の練習施設である Downsview Park の BMO Training Grounds、Toronto Raptors の練習施設である OVO Athletic Centre、Maple Leafs と Marlies の練習施設である Ford Performance Centre for Hockey Excellence) に投資を行い運営しています。