投稿日: May 8, 2019
データベースのチューニングとモニタリングを行う機能である Amazon RDS Performance Insights では、Amazon Relational Database Services (RDS) のパフォーマンスの問題の診断と解決を簡単に行うことができます。この度、この機能で RDS for MySQL、RDS for MariaDB、RDS for PostgreSQL、Aurora MySQL、Aurora PostgreSQL に加えて、Amazon RDS for Oracle のカウンターメトリクスがサポートされるようになりました。カウンターメトリクスを使って Performance Insights ダッシュボードをカスタマイズすると、最大 10 個のグラフを追加し、オペレーティングシステムやデータベースのパフォーマンスに関係するさまざまなメトリクスから任意のものを選択して表示できます。カウンターメトリクスを使用することで、データベース負荷チャートと関連付けられる追加情報を利用できるため、パフォーマンスの見極めや分析に役立てることができます。
以下の Performance Insights ダッシュボードの例では、1 秒あたりのユーザーによるコール数を示すカウンターメトリクスが表示されています。
Performance Insights のダッシュボードはわかりやすく、データベースの負荷が可視化されるため、専門的知識の有無に関わらず、どのユーザーでもパフォーマンスの問題を検出できます。 Amazon Aurora の PostgreSQL 互換版や Amazon Aurora の MySQL 互換版、ならびに Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for Oracle がサポートされており、他のデータベースエンジンも近日中にサポートされる予定です。
Amazon RDS Performance Insights の詳細については、製品ページを参照してください。利用可能なリージョンについては、Performance Insights 料金表を参照してください。