- 選択
- クラウド構成と料金試算例 TOP
- ファイルサーバー・Windows システム
- ビジネスアプリケーション
- 仮想デスクトップ
- Web サイト・Web アプリケーション
- コンテンツ配信
- バックアップ
- IoT
- 機械学習
- ゲーミング
AWS ソリューション構成例 - 動的 Web サイト
目的・用途:
恒常的にトラフィック増が見込まれる動的な Web サイトを AWS クラウドを使うことで高度な運用を実現したい
この構成での料金試算例:
760 ドル(月額)
動的な Web サイトを AWS を使って高可用でスケール可能な形で構築する例です。
会員制サイトや EC サイト等の動的な Web サイトでは、障害対策や快適なレスポシビリティを実現するために、スケール可能で高い可用性を持ったインフラが必要になってきます。
こちらの例でご紹介する構成では、二つのアベイラビリティゾーンにまたがった構成をロードバランサーで連携することにより、単一障害点を排除し、アクセスの負荷分散ができます。また、障害発生時にはデータベースを自動的にフェイルオーバーすることもできる環境を実現します。負荷が増大した場合には、インスタンスタイプをより高スペックなものに変更したり、台数を増やしたりすることで対策することができます。
この構成での選択サービス
ロードバランサー | Elastic Load Balancing |
SSL/TLS 証明書 | AWS Certificate Manager (ACM) |
Web サーバー | |
データベース | Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) |
NAT ゲートウェイ | NAT Gateway |
この構成での料金試算例
サービス |
項目 | 数量 | 単価 | 料金(USD) |
Elastic Load Balancer | 時間当たりの料金 | 24 時間 × 30 日 | 0.0243 USD/時間 | 17.50 |
ロードバランサーキャパシティーユニット (LCU) 時間当たりの料金 | 0.5 LCU × 24 時間 × 30 日 (*1) | 0.008 USD/時間 | 2.88 | |
ACM |
SSL/TLS 証明書 | 1 |
課金はありません | - |
Amazon EC2 Amazon EBS (*2) |
Linux インスタンス m5.large 2 vCPU / 8 GB メモリ |
2 × 24 時間 × 30 日 | 0.124 USD/時間 | 178.56 |
汎用SSD (gp2) ボリューム 100 GB |
2 × 100 GB |
0.12 USD/GB | 24.00 |
|
スナップショット | 2 × 100 GB (*3) | 0.05 USD/GB | 10.00 | |
Amazon RDS for MySQL (マルチ AZ) | インスタンス db.r5.large 2 vCPU / 16GB メモリ |
24 時間 × 30 日 (*4) | 0.57 USD/時間 (*4) | 410.40 |
データベースストレージ 汎用 (SSD) ストレージ |
100 GB (*4) |
0.276 USD/GB (*4) | 27.60 | |
バックアップストレージ | 100 GB | - (*5) | - | |
NAT ゲートウェイ | 時間当たりの料金 | 2 × 24 時間 × 30 日 | 0.062 USD /時間 | 89.28 |
月額合計料金:760.22(USD)
※ 2020 年 5 月 13 日時点での試算です
- 東京リージョンのご利用を想定しています。
- Elastic Load Balancing/Amazon EC2 のデータ転送には、別途 EC2 オンデマンド料金ページで説明されているデータ転送料金が発生します。
- NAT ゲートウェイのデータ転送には、別途 VPC 料金ページで説明されているデータ転送料金が発生します。
- Elastic Load Balancing には3種類のロードバランサーが用意されており、この構成では Application Load Balancer を利用します。
- EC2 のバックアップには EBS のスナップショット機能を利用します。
- RDS のバックアップには RDS のスナップショット機能を利用します。
- Elastic Load Balancing を利用する場合、EC2 にはパブリック IP アドレスが不要となり、プライベートサブネットに設置することで外部からの防御レイヤを増やすことができますが、その代わりインターネットへの接続のために NAT ゲートウェイが必要となります。EC2 をパブリックサブネットに設置する場合は、NAT ゲートウェイは不要です。
(*1) LCU の決定には複数の指標があり使用量が最も多いもののみに請求が発生します。詳細は Elastic Load Balancing の料金ページの”LCUの詳細”をご覧ください。
(*2) EC2 ではストレージとして Amazon EBS を組み合わせて利用します。
(*3) EBS のスナップショットのサイズは、別途 EBS 料金ページで説明されているとおり、通常実際のボリュームサイズより小さくなりますが、実際のサイズは使用状況や保持する世代数により異なります。
AWS の導入支援・お見積方法・資料請求の
ご相談に日本担当チームがお答えします。
クラウドを無料ではじめましょう!
85 以上のサービスを無料でお試しいただけます。