Amazon EC2 Dedicated Hosts を使用することで、お客様専用の物理サーバーでインスタンスをすばやく起動できます。このステップごとのガイドでは、ホストの割り当て方法と、そのホストで自分のライセンスを使用する方法について説明します。料金の詳細と、Windows ライセンスを EC2 に移して使用する方法の詳細については、Dedicated Hosts 料金表または Windows ライセンスの持ち込み (BYOL) についてのよくある質問を参照してください。
AWS マネジメントコンソールから EC2 ダッシュボードを新しいブラウザウィンドウで開きます。このステップごとのガイドは開いたままにしておきます。
Amazon EC2 Dedicated Hosts
サインアップこのステップごとのガイドでは、Dedicated Host を割り当て、ホストでインスタンスを起動し、ホストを解放する手順について案内します。
1. 開始するにあたって、まず Dedicated Host を割り当てる必要があります。EC2 ダッシュボード左側のナビゲーションで [Dedicated Hosts] を選択します。
2. [Allocate Dedicated Host] を選択します。Dedicated Host の割り当てプロセスでは、ホストでインスタンスを起動する権利が付与されます。
3. 割り当てるホストの属性を指定します。アベイラビリティーゾーン、ホストのインスタンスタイプの設定、数量、および任意のインスタンスの自動プレイスメント属性を指定する必要があります。この演習では、自動プレイスメントの設定は重要でないため、デフォルト (On) のままにしておきます。インスタンスの自動プレイスメントの詳細については、ユーザーガイドを参照してください。
Dedicated Host のインスタンスタイプの設定では、ホストごとのソケット数とコア数、ホストで実行可能なインスタンスのタイプ、および各ホストで実行可能なインスタンス数を決定します。Dedicated Hosts でのインスタンスタイプのさまざまな設定の詳細については、EC2 Dedicated Host 料金表を参照してください。
4. [Allocate host] を選択します。アカウントに割り当てられたホストは、EC2 Dedicated Hosts コンソールを使用して表示できます。
1. Dedicated Host でインスタンスを起動するには、EC2 Dedicated Hosts コンソール内でホストを選択します。その後、[Actions] > [Launch Instance(s) onto Host] を選択します。ホストでインスタンスを起動するための、何段階かの簡単なステップが指示されます。注: 自分でインポートした AMI の使用を検討している場合、この入門ガイドの Getting Started with BYOL on Dedicated Hosts セクションを参照してください。
- AMI をインポートしてある場合、コンソールの [My AMIs] の中から選択できます。
2. 必要なインスタンスを設定します。インスタンスタイプは、起動先として選択したホストの設定に基づいて自動選択されます。
3. [Review and Launch] を選択します。
4. 最後のステップで、[Launch] を選択します。インスタンスは、デフォルトでは先ほど選択したホストで起動されます。
5. セキュリティのため、AWS ではインスタンスへの接続を可能にするキーペアの設定が要求されています。キーペアがまだ存在していない場合、キーペアの詳細と設定方法について Amazon EC2 のキーペアのドキュメントを参照してください。 注: インスタンスが起動するまでに数分かかることがあります。
6. EC2 ダッシュボード左側のナビゲーションで、[Instances] を選択して新しいインスタンスを確認します。左側のナビゲーションで [Dedicated Hosts] を選択すると、Dedicated Host にあるインスタンスが表示されます。
解放する Dedicated Host のインスタンスをすべて停止または終了させます。そうしない場合、プロセスの最後にコンソールでインスタンスを停止または終了するよう求められます。
1. EC2 ダッシュボードで [Dedicated Hosts] を選択します。
2. 不要になったホストを選択し、[Actions] > [Release Hosts] を選択します。
3. リクエストを確認し、[Release] を選択します。
Windows Server や SQL Server など自身のサーバー限定のソフトウェアライセンスを Dedicated Host (BYOL) で使用できます。所有ソフトウェアを EC2 にインポートするには、以下のステップに従います。
1. AWS CLI をインストールします。詳細については、ステップ 1: AWS CLI をインストールするを参照してください。
2. Amazon EC2 にインポートする VM を準備します。詳細については、ステップ 2: VM を準備するを参照してください。
3. VM を仮想化環境からエクスポートします。詳細については、ステップ 3: VM をその仮想環境からエクスポートするを参照してください。
4. VM を Amazon EC2 にインポートします。詳細については、ステップ 4: Amazon EC2 に VM をインポートするを参照してください。
5. インポートが完了したイメージは、コンソールの [My AMIs] セクションに表示されます。
AWS Config では、Dedicated Host でインスタンスが起動、停止、終了されるときに記録が残されます。この情報は、ソフトウェアライセンスに関するホストレベル情報 (ホスト ID、AMI ID、ホストのソケット数や物理コア数など) とペアリングされます。その結果、AWS Config はラインセンスレポートのためのデータソースとして使われます。開始するには、AWS Config で Dedicated Host の記録を有効にします。
1. Amazon EC2 コンソールを開きます。
2. Dedicated Hosts ダッシュボードで、[Edit Config Recording] ボタンをクリックします。
3. AWS Config コンソールで、インスタンスとホストの記録をオンにするための手順に従います。詳細については、Setting up AWS Config using the Console を参照してください。
デフォルトでは、EC2 Dedicated Hosts およびインスタンスを含む、サポートされているリソースタイプすべての設定変更が AWS Config によって記録されます。Dedicated Host およびインスタンスに対する記録のみオンにすることもできます。
Dedicated Hosts の開始方法で説明されているステップに従い、起動設定プロセスのときにインポートした AMI を選択します。
AWS Config で設定履歴を取得する方法については、AWS のドキュメントを参照してください。