アマゾン ウェブ サービス (AWS) では、SAP のお客様とパートナーが SAP システムを実行するために、クラウド内のサーバー、ストレージ、ネットワークへのオンデマンドアクセスを提供しています。AWS は完全にセルフサービスであるため、お客様は使用する必要があるリソースに対してのみ料金を支払います。AWS では、資金の承認や、インフラストラクチャの調達、プロビジョニングまでに数日、数週、または数か月も待つ必要はありません。さらに AWS では、完全な SAP 環境のサポートに必要なインフラストラクチャをわずか数時間でデプロイできます。

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単一の SAP テストシステムの実行から完全な SAP 本番環境のホスティングまで、SAP ユースケースの範囲は多岐にわたります。最も一般的なユースケースは以下のとおりです。これらのシナリオの詳細については、導入事例をお読みください。

  • テスト、トレーニング、デモ、POC、プロジェクトシステム。短時間でインフラストラクチャとシステムをデプロイできます。契約や初期費用は必要ありません。必要な時間とリソースに対してのみ支払いが発生します。
  • SAP ソリューションのトライアル。SAP ソリューションの中から選択し、AWS でわずかな料金または無料で試用できます。詳細情報 >
  • 本番環境の SAP ホスティング。完全な SAP 環境を AWS クラウドでホストします。
  • ハイブリッド SAP ホスティング。本番環境をオンプレミスで維持しながら、既存の SAP 開発環境やテスト環境を AWS クラウドに移行します。Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) を使用して、オンプレミスリソースと AWS との間のセキュアな統合を容易に実現できます。
  • 災害対策。AWS クラウドをオンプレミス SAP システム向けの DR サイトとして使用できます。別の物理サイトやスタンバイインフラストラクチャに費用をかける必要はありません。
  • SAP のデータとドキュメントのアーカイブ。SAP のビジネスドキュメントとデータを Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) に直接アーカイブできるため、オンプレミスの高額で管理が困難なストレージインフラストラクチャを使用する必要はありません。

SAP ソリューションの大部分では、AWS で「自分のソフトウェア使用」および「自分のライセンス使用」モデルが採用されています。SAP のお客様とパートナーは、AWS で既存の SAP ライセンスを使用できます。詳細については、SAP on AWS のよくある質問をご覧ください。

オンデマンドライセンス、サブスクリプションライセンス、無料トライアルライセンス、無料開発者ライセンスを使用すると、特定の SAP ソリューションを AWS で利用できます。詳細はこちら >


AWS では、ホストオペレーティングシステム、仮想化レイヤーから物理インフラストラクチャ、施設に至るまでのコンポーネントを操作、管理、制御します。ゲストオペレーティングシステムと、その上で実行するアプリケーションおよびデータベースはお客様が管理します。

AWS での SAP 環境を実装または管理できない場合や、お客様ご自身で行うことを希望されない場合のために、AWS には SAP と AWS に合わせて調整したサービスを提供している SAP パートナーのネットワークがあります。

AWS パートナーネットワーク (APN) には、AWS プラットフォームで SAP コンサルティングサービスと SAP マネージドサービスの両方を提供する SAP パートナーが参加しており、このコミュニティは拡大を続けています。SAP パートナーは、お客様が AWS での SAP の導入やプロジェクトが価値を生み出すまでの時間を短縮し、AWS プラットフォームで SAP ソリューションを実行する利点を最大化できるよう支援します。

AWS の SAP パートナーが提供するサービスの種類を参照し、AWS の SAP パートナーを見つけるには、SAP パートナーを見つけるをご覧ください。


AWS での SAP システムのデプロイには、複数のオプションを利用できます。事前構築済みの SAP システムイメージで開始するか、AWS クイックスタートリファレンスデプロイを使用するか、または独自の SAP システムを構築して開始できます。

一部の SAP ソリューションは、事前構築済みの SAP システムイメージとして AWS で利用できます。これらのイメージにより、インストールおよび設定済みの SAP システムを迅速にデプロイできます。通常の既存のインフラストラクチャでシステムをデプロイした場合と比較すると、ほんのわずかな時間で完了します。事前構築済みの SAP システムイメージは以下のリソースから利用できます。

 

AWS クイックスタートリファレンスデプロイを使用すると、完全に機能するエンタープライズソフトウェアを、セキュリティと可用性に関する AWS ベストプラクティスに従って AWS クラウドにすばやくデプロイすることができます。各クイックスタートを使用すると、起動や設定、AWS コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、その他のサービスを簡単に実行し、AWS でそのワークロードを 1 時間足らずでデプロイできます。

現在、以下の SAP クイックスタートリファレンスデプロイが AWS で利用できます。

詳細については、AWS クイックスタートリファレンスデプロイをご覧ください。

 

AWS で SAP システムをインストールするためのプロセスは、他の物理サーバーや仮想サーバーで SAP システムをインストールするプロセスと同じです。AWS は Microsoft Windows Server、SUSE Linux Enterprise Server、Red Hat Enterprise Linux 向けの標準的なオペレーティングシステムイメージを提供します。これらは新しい SAP システムを構築するための開始点として使用できます。以下は、AWS で独自の SAP 環境を構築するためのステップです。

ステップ タスク                      
詳細
1 AWS の開始方法を読みます。 このガイドでは、AWS の一般的な使用例についての概要とデモを提供します。
2 AWS にサインアップします。 http://aws.amazon.com に移動し、[Sign Up Now] をクリックします。画面上の指示に従ってください。
3 AWS マネジメントコンソールを使用し、AWS にアクセスします。 AWS マネジメントコンソールでは、コンピューティング、ストレージ、その他のクラウドリソースを管理するための使いやすいグラフィカルインターフェイスを利用できます。大半の AWS のサービスはコンソールから使用でき、コンソールは各サービスの大部分の機能をサポートします。
4 必要なコンピューティング、ストレージ、ネットワークリソースをデプロイします。 SAP 環境向けに必要な AWS インフラストラクチャを計画、設計、デプロイする方法の詳細については、Implementing SAP Solutions on AWS をお読みください。
5
SAP システムをインストールおよび設定します。
基本的な Windows Server、SUSE Linux Enterprise Server、または Red Hat Enterprise Linux システムイメージで開始し、通常の物理サーバーや仮想サーバーと同様に SAP ソリューションをインストールします。詳細なドキュメントについては、SAP Solutions on AWS を導入するをお読みください。