Amazon Web Services ブログ
AWS で実現する AI 主権
AI 主権は、データ主権と運用主権を基盤に、AI の出力で文化的規範や価値観、現地の言語を守るという新たな考慮事項を加えた概念です。本記事では、チップ、デプロイ先、モデルを自由に選べる AI スタック全体でのコントロールと選択肢を紹介します。また、Meltemi や SEA-LION などの現地の言語に対応したモデルの支援、AWS Nitro System による検証可能なデータアクセスのコントロール、ISO/IEC 42001 認証による透明性と保証についても説明します。
AI を活用した脆弱性検出ハーネス (パート 2 設定編): ステアリングファイルで実現する証拠ベースの脆弱性トリアージ
AI モデルに経験豊富なセキュリティアナリストと同等の一貫性で脆弱性トリアージを実行させる、ステアリングファイルの設計と使い方を紹介します。重要な 5 つのセクションとして、構造的検証によるハルシネーションの抑制、証拠ベースの信頼度スコアリング、AWS WAF などの補完的コントロールを考慮したインフラストラクチャの評価、CISA KEV や EPSS を活用した脅威インテリジェンスの統合、P0~P3 の優先度分類を解説します。検証結果に加え、Kiro や Claude Code での導入方法も説明します。
AI を活用した脆弱性検出ハーネス (パート 1 構築編): 3 層パイプラインによる検出結果の絞り込み
脆弱性スキャナーの検出結果は、手動のトリアージでは処理しきれないほど増え続けています。この記事では、AI を活用した脆弱性検出ハーネスを紹介します。複数スキャナー間の一致、AST による構造検証、IaC テンプレートを用いたデプロイコンテキストの 3 層で検出結果をフィルタリングし、悪用可能性の証拠を備えた優先順位付きの少数の検出結果に絞り込みます。パイプラインの構築から得られた 4 つの原則と、段階的な導入手順も解説します。
Agent Skills で Amazon Bedrock の自動推論ポリシーのライフサイクルを自動化
Amazon Bedrock の自動推論チェック (Automated Reasoning checks) では、AI の回答を形式論理で検証し、説明可能な判定を得られます。この記事では、Agent Skills を使って自動推論ポリシー (Automated Reasoning policy) のライフサイクルをコーディングエージェントからコードで実行する方法を説明します。builder や validator など 6 つのスキルの役割と構成を紹介し、育児休暇ポリシーを例に構築からデプロイ、検証までを順に解説します。あわせて、SATISFIABLE という判定の解釈など、スイートを実行して得られた教訓も紹介します。
Amazon Bedrock の自動推論チェックが変える生成 AI のコンプライアンス
別の大規模言語モデル (LLM) に出力を評価させる LLM-as-a-judge のような確率的な検証は、規制業界が監査で求められる形式的な保証を提供できません。この記事では、Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックが形式的検証によって AI の出力を数学的に検証し、監査にそのまま使えるエビデンスとともに、確率的な確信から数学的な証明へ進む道筋を提供する仕組みを説明します。Amazon Logistics、Lucid Motors、Fortive、FETG など 6 業界の導入事例と、コンプライアンスチェックのリファレンスアーキテクチャ、利用開始の手順も紹介します。
AWS Continuum が自律型コードセキュリティの新たな基準を確立: CyberGym-E2E で成功率 89.0% を達成
AI モデルの進化により脆弱性への迅速な対応が求められるなか、AWS Continuum for code vulnerabilities は、マシンスピードで動作する自律型セキュリティによって脆弱性の発見、検証、修復を加速します。脆弱性ライフサイクル全体を評価する CyberGym-E2E ベンチマークで、Continuum は 920 件中 819 件のタスクをパスし、成功率 89.0% を達成しました。これは従来の公開最高値を 23.1 ポイント上回る結果です。本記事では、ベンチマークの評価方法、マルチエージェントのハーネス設計、今後の評価の方向性を紹介します。
Amazon Bedrock の自動推論ポリシーの自動改善
Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェック (Automated Reasoning checks) で、失敗したテストの診断と形式論理の修正案の作成を自動化するポリシーの自動改善を紹介します。ルールの問題に対応する Iterative Refinement と、変換のあいまいさに対応する Ambiguous Variable Refinement の使い分け、AWS SDK for Python (Boto3) による非同期の開始・ポーリング・取得ワークフロー、お客様が承認するまで変更が反映されないレビューゲート、Fidelity Report (忠実度レポート) による検証、コンソールでのウォークスルーを解説します。
OCC が AWS 上に構築したエージェンティック AI 調査ソリューションでセキュリティオペレーションを強化
世界最大の株式デリバティブ清算機関である The Options Clearing Corporation (OCC)® は、Amazon Bedrock で構築した AI 搭載のセキュリティ調査エージェント「SOC エージェント」を導入しました。本記事では、エージェンティックループによってセキュリティアラートの調査を自動化し、解釈可能かつ監査可能な結果を提供する仕組みを紹介します。また、ヒューマンインザループのフィードバックによって、セキュリティ専門家が主導権を保ちながらエージェンティック AI を活用する方法も説明します。
自動推論チェックで回答を書き換えてハルシネーションを抑えるチャットボットのリファレンス実装
Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックを活用し、大規模言語モデル (LLM) の回答を反復的に書き換えて改善するオープンソースのサンプルチャットボットを紹介します。検出結果の種類 (VALID、INVALID、SATISFIABLE など) に応じた優先順位付けと書き換えループの仕組み、確認のための質問を行うロジック、数学的に検証可能な説明と監査証跡による透明性の向上、バックエンドの主要コンポーネントと導入手順を詳しく説明します。
Amazon Bedrock の自動推論チェックによる信頼できる AI システムの構築 – パート 1
規制産業では、AI 応答が定められたポリシーに準拠していることを、数学的な確実性をもって示すことが求められます。2 部構成の第 1 部となる本記事では、形式的検証の技術によって生成 AI の出力を検証する Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックについて、その技術的な基礎を解説します。7 種類の検出結果タイプ、シナリオ生成やテスト管理などの新機能に加え、病院再入院リスク評価を例に、自然言語のドキュメントからのポリシー作成、テストによる検証、注釈を用いたポリシー改善、ガードレールへの統合までを実装手順とともに紹介します。








