Amazon Web Services ブログ

住信SBIネット銀行 次世代クラウド勘定系 アーキテクチャ図

住信 SBI ネット銀行が勘定系システムのクラウド化に AWS を採用 – AWS を推奨クラウドプロバイダーに選定する同行の全ての主要システムが AWS で稼働

住信 SBI ネット銀行株式会社は、勘定系システムの更改に向けてアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)のクラウド環境を採用することを決定しました。2028 年初旬の本番稼働を目指し、AWS 上での次世代勘定系システムの設計・構築が進められており、移行完了後は、同行の主要システム全てが AWS 上で稼働することとなります。将来的なスケーラビリティを見据えた、デジタルバンク向けの次世代クラウド勘定系アーキテクチャーへの移行により、3,000 万口座を超える膨大なデータボリュームへの対応が可能となるほか、今後の事業拡大にも柔軟に対応できる設計が実現されます。

SAP 対応エージェンティック AI アシスタントを AWS の生成 AI サービスで実現

AWSとSAPは、最先端の生成AIサービス、堅牢なインフラストラクチャ、豊富な実装リソースの包括的なスイートにより、生成AI導入ジャーニーのあらゆる段階で顧客を支援します。これらの提供サービスはSAPシステムと統合でき、AWSとSAPの広大なクラウドサービスエコシステムを補完します。
このブログ(2部構成のシリーズのパート1)では、Amazon Bedrockおよびその他のAWSサービスを活用して、MS Teams、Slack、Streamlitユーザーインターフェースを通じて統一されたビューで自然言語を使用してSAPおよび非SAPデータソースから洞察を得る方法について説明し、実例を示します。

ロシアの APT29 による水飲み場型攻撃キャンペーンを Amazon が阻止

Amazon の脅威インテリジェンスチームが、ロシアの対外情報庁に関連する脅威アクター APT29 による水飲み場型キャンペーンを特定し阻止しました。この攻撃では侵害されたウェブサイトを通じて訪問者を悪意のあるインフラストラクチャにリダイレクトし、Microsoft のデバイスコード認証フローを悪用しようとしていました。攻撃者は正規サイトに難読化された JavaScript を注入し、訪問者の約 10% を Cloudflare を模した偽サイトにリダイレクトする手法を使用。Amazon は EC2 インスタンスの隔離や攻撃ドメインのブロックなどの対策を実施し、組織向けに多要素認証の有効化や不審なリダイレクトへの注意などの保護対策を推奨しています。

週刊AWS – 2025/9/8週

CloudFront が IPv6 オリジンサポート開始、EC2 R8g インスタンスが大阪・カナダ中部で利用可能に、ElastiCache で M7g/R7g ノードが 13 リージョンで追加、CloudTrail MCP Server で AI エージェントによるセキュリティ分析が可能に、Bedrock AgentCore Gateway が PrivateLink 対応、CDK Refactor (プレビュー) でインフラリファクタリングが安全に実行可能、Athena で SSO サポート開始、SageMaker Unified Studio が VS Code リモート接続対応など

週刊生成AI with AWS – 2025/9/8 週

AWSの生成AI関連の最新情報をお届けする週刊ニュースダイジェスト。今週は、AI Agent時代のSaaSイベント開催報告や「Kiro」による仕様駆動型開発の紹介など、実践的な活用事例を紹介しています。サービスアップデートでは、Amazon SageMaker Unified StudioでのAIアシスタント機能改善、Amazon Q in ConnectでのLLM直接選択機能、Amazon BedrockでのMarengo 2.7同期推論サポートなどを紹介しています。