2015 年 3 月 5 日

Amazon CloudSearch では、Amazon CloudWatch を使用したドメインパフォーマンスメトリックスと、インデックスフィールドの統計の 2 つの機能が新たに利用できるようになりました。

スケーリングの決定、問題のトラブルシューティング、検索クラスターの管理向上のために、Amazon CloudSearch のドメインメトリックスを使用できるようになりました。Amazon CloudSearch では、次の 4 つのメトリックスを Amazon CloudWatch にパブリッシュします。

  • SuccessfulRequests – 検索インスタンスにより正常に処理された検索リクエストの数
  • SearchableDocuments – 検索インデックスで利用できるドキュメント数
  • IndexUtilization – 検索インスタンスの検索ストレージ利用率
  • Partitions – 検索インデックスで利用できるパーティション数

Amazon CloudSearch を利用できるすべてのリージョンでは、これらのメトリックスを追加料金なしで今すぐご使用いただけます。メトリックスにアラームを設定している場合は、CloudWatch の標準料金が請求されます。Amazon CloudSearch ドメインメトリックスの詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドの Monitoring an Amazon CloudSearch Domain with Amazon CloudWatch を参照してください。

さらに、検索結果と同時にフィールド統計の集計も取得できるようになりました。フィールド統計を使うと、追加の後処理を行うことなくチャート化や分析を実行できます。これは、Apache Solr の Stats コンポーネントと同様の機能です。フィールド統計は、ファセットが有効な数値フィールド以外では利用できません。取得できる統計は、count、min、max、mean、missing、stddev、sum、sumOfSquares です。インデックスフィールドの統計に関する詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドの Getting Statistics for Numeric Fields in Amazon CloudSearch を参照してください。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、スケールできる完全マネージド型サービスです。最初に、AWS マネジメントコンソールから 30 日間の無料体験をご利用いただけます。最近リリースされた機能の詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドを参照してください。CloudSearch フォーラムで、これらの追加機能や、追加してほしい機能に関するご意見をお聞かせください。フィードバックに感謝するとともに、今後の機能の最適化に役立てさせて頂きます。


2015 年 2 月 10 日

Amazon CloudSearch ドメインを M3 インスタンス上で実行できるようになりました。これによって旧世代のインスタンスと比べて、ほとんどのユースケースにおいて、より高く、より安定したコンピューティングパフォーマンスを提供いたします。今日から M3 インスタンス上で新しいAmazon CloudSearch ドメインを作成できます。AWS コンソール、SDK、またはCLI を使って、「希望するインスタンスタイプ」設定を変更することによって、現存の Amazon CloudSearch ドメインを M3 インスタンスタイプへ変換できます。

CloudSearch ドメインでの M3 インスタンスの使用についての詳細は、Amazon CloudSearch 開発者ガイドの「Amazon CloudSearch でスケーリングオプションを設定」を参照してください。M3 インスタンスタイプの料金の詳細は、Amazon CloudSearch 料金表ページをご覧ください。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、スケールできる完全マネージド型検索サービスです。詳細は、Amazon CloudSearch の概要をご覧ください。


2014 年 12 月 22 日

検索ドキュメントインデックスの柔軟性を高める新機能、動的フィールドを発表いたします。

動的フィールドでは、ドキュメントに含まれるフィールドを正確に知っていなくても、前もってドキュメントをインデックスできます。結果として、構成設定の変更を必要とせず、新しい属性を動的に追加できます。ワイルドカードを使用して、新しいフィールドにインデックスプリセットオプションを適用するために、動的フィールドでフィールド名にパターンマッチングできます。この機能を使い始めるには、Amazon CloudSearch 開発者ガイドの「Using Dynamic Fields」を参照してください。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、スケールできる完全マネージド型サービスです。概要については、Amazon CloudSearch を参照してください。


2014 年 11 月 19 日

AWS は Amazon CloudSearch の料金を(インスタンスタイプに応じて)最大で 50% 引き下げます。この料金引き下げは Amazon CloudSearch が利用可能なすべての AWS リージョンに対して適用されます。また、2014 年 11 月 1 日以降の使用にさかのぼって適用されます。たとえば、米国東部リージョンでは、スモール検索インスタンスの料金は 1 時間当たり 0.059 USD に引き下げられます。ラージ検索インスタンスの料金は 1 時間当たり 0.236 USD に引き下げられます。「Amazon CloudSearch 料金表」ページで新しい料金の全リストをご覧いただけます。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、スケールできる完全マネージド型サービスです。サービスのご利用を開始するには、詳細ページをご覧ください。最近リリースされた機能の詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドを参照してください。CloudSearch フォーラムで、これらの追加機能や、追加して欲しい機能に関するご意見をお聞かせください。お客様からのフィードバックに感謝するとともに、今後の機能の最適化に役立てさせて頂きます。


2014 年 10 月 16 日

カスタムトークン化辞書の日本語対応と、Amazon CloudTrail の統合の 2 つの Amazon CloudSearch への新機能を発表いたします。これらの新しい機能は、すべての新規または既存の CloudSearch ドメイン(2013 年 1 月 1 日の API バージョン)で、すぐにご利用いただけます。

日本語を含むフィールドで使う分析スキームに、カスタム日本語トークン化辞書を追加することで、Amazon CloudSearch の日本語のトークン化を制御できるようになりました。カスタムトークン化辞書の設定は、インデックスの促進と、ドメイン専用フレーズの取得によって検索結果の正確さを向上させることができます。カスタム辞書の使用についての詳細は、Amazon CloudSearch 開発者ガイドの「Customizing Japanese Tokenization」を参照してください。

Amazon CloudSearch API 呼び出し、またはアカウントに関係するイベントの履歴を取得するために、Amazon CloudTrail を使用できます。Amazon CloudTrail は、アカウントの API 呼び出しの記録と、そのログファイルを Amazon S3 バケットへ出力するウェブサービスです。さらに、CloudTrail を AWS リソースへ加えられた変更の追跡に使うこともできます。例えば、セキュリティ分析や、運用上の問題のトラブルシューティングのために、API 呼び出しの履歴を使用できます。また、CloudTrail は内部ポリシーや規制基準の順守の作業を簡単にできます。さらに詳細な情報は、ホワイトペーパー「Security at Scale: Logging in AWS」を参照してください。

2 回のクリックだけで、AWS マネジメントコンソールから CloudTrail ログを有効にできます。CloudTrail に追加料金はかかりませんが、Amazon S3 と Amazon SNS の標準の使用料金がかかります。詳細については、Amazon S3Amazon SNS の料金ページを参照してください。CloudTrail に関する詳細は、CloudTrail 詳細ページをご覧ください。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、拡張縮小できる完全マネージド型サービスです。Amazon CloudSearch の紹介については詳細ページをご覧ください。最近リリースされた機能の詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドを参照してください。CloudSearch フォーラムで、これらの追加機能や、追加して欲しい機能に関するご意見をお聞かせください。お客様からのフィードバックに感謝するとともに、今後の機能の最適化に役立てさせて頂きます。

 

2014 年 8 月 14 日

Amazon CloudSearch で、すべての検索ドメインサービスに対応した IAM との統合がサポートされるようになりました。開発者は、以前から IAM を使用して、CloudSearch 構成サービスへのアクセスをコントロールできました。このリリースにより、開発者は IAM を使用して、各ドメインのドキュメント、検索、およびサジェストサービスへのアクセスをコントロールしたり、AWS 署名バージョン 4 を使用して、すべての CloudSearch リクエストに署名したりすることもできます。開発者は、最新の AWS SDK とコマンドラインツールを使用することで、リクエストに自動的に署名できます。

AWS 署名バージョン 4 は、AWS サービスへの API リクエストの認証を行うための最新の方法です。署名バージョン 4 の詳細については、AWS General Reference の「Signature Version 4 Signing Process」を参照してください。

Amazon CloudSearch は、ユーザーベースの IAM ポリシーとリソースベースの IAM ポリシーの両方をサポートし、ドキュメント、検索、およびサジェストサービスへのアクセスをコントロールします。開発者は、ユーザーベースのポリシーを構成することにより IAM を使用して Amazon CloudSearch へのアクセス全体を管理することも、リソースベースのポリシーによって特定の検索ドメインのサービスへのアクセスを管理することもできます。Amazon CloudSearch は IP ベースのアクセスポリシーを引き続きサポートします。ご使用の CloudSearch ドメインのアクセスポリシーの設定の詳細については「Configuring Access for an Amazon CloudSearch Domain」を参照してください。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションの設定、管理、スケールが容易に実行できる完全マネージド型サービスです。Amazon CloudSearch の紹介については詳細ページをご覧ください。最近リリースされた機能の詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドを参照してください。CloudSearch フォーラムで、これらの追加機能や、追加して欲しい機能に関するご意見をお聞かせください。お客様からのフィードバックに感謝するとともに、今後の機能の最適化に役立てさせて頂きます。

2014 年 6 月 26 日

AWS SDK および CLI では、新しい検索およびドキュメント機能により、Amazon CloudSearch の強化されたサポートを提供するようになりました。開発者は、既に AWS SDK および CLI を使用して、CloudSearch ドメインのセットアップと設定ができるようになっています。今回のリリースで、開発者は、AWS SDK および CLI を使用して、ドキュメントのアップロードと検索リクエストの提出もできるようになりました。AWS SDK および CLI にこれらの機能が追加されたことにより、開発者は、他の AWS サービスと連動して CloudSearch ドメインとやり取りするための一元的なツールを利用できるようになります。

AWS SDK により、ご使用のプログラミング言語またはプラットフォーム用に調整された API を使用したアプリケーションで AWS サービスを使用することが簡単になります。AWS SDK の詳細については、ここをクリックしてください。新機能を利用するには、最新バージョンの AWS SDK をダウンロードしてください。AWS CLI を使用すると、単一の、容易にインストールできるクライアントから他の AWS サービスとやり取りすることが容易になります。AWS CLI をインストール済みの場合は、新機能を利用するために、最新バージョンをダウンロードしてください。初めて AWS CLI を使用する場合は、インストールおよび設定の手順の詳細を参照してください。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、拡張縮小できる完全マネージド型サービスです。Amazon CloudSearch の紹介については詳細ページをご覧ください。最近リリースされた機能の詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドを参照してください。CloudSearch フォーラムで、これらの追加機能や、追加して欲しい機能に関するご意見をお聞かせください。お客様からのフィードバックに感謝するとともに、今後の機能の最適化に役立てさせて頂きます。


2014 年 5 月 29 日

Amazon CloudSearch の 2 つの新機能を発表いたします。言語サポートの拡張と、ユーザーコントロールが追加された検索ドメインのスケーリングです。これらの機能は、新しい、または既存の CloudSearch ドメインで今すぐ利用できます。

拡張された言語サポートにより、Amazon CloudSearch がサポートする 他の 33 言語に加えて、ヘブライ語の言語固有のテキスト処理を構成できるようになりました。

目的のパーティションカウントをスケーリングする新しいオプションを使用すると、検索ドメインの追跡の開始を厳密にコントロールできます。このオプションでは、m2.2xlarge 検索インスタンスタイプを使用する際のドメインのインデックスパーティションの数を事前設定できます。目的のパーティションカウントは、CloudSearch 管理コンソール、API、CLI を介して構成できます。

アップロードするデータが大量の場合、より多くのパーティションを使用する検索ドメインを事前設定すると、アップロードを高速化できます。クエリのパフォーマンスを増強する必要がある場合も、パーティションを追加すると、パーティションごとのドキュメント数が減少し、複雑なクエリをより速く行えます。Amazon CloudSearch は、データ量やトラフィック量に基づいてドメインを拡張縮小しますが、パーティションの数が目的のパーティションカウントを下回ることはありません。

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションを容易に設定、管理、拡張縮小できる完全マネージド型サービスです。Amazon CloudSearch の紹介については詳細ページをご覧ください。最近リリースされた機能の詳細については、Amazon CloudSearch 開発者ガイドを参照してください。CloudSearch フォーラムで、これらの追加機能や、追加して欲しい機能に関するご意見をお聞かせください。お客様からのフィードバックに感謝するとともに、今後の機能の最適化に役立てさせて頂きます。

 

2014 年 3 月 24 日

Amazon CloudSearch は、ウェブサイトやアプリケーション向けの検索ソリューションの設定、管理、スケールが容易に実行できる完全マネージド型サービスです。メディア、出版、ソーシャルネットワーク、医療、e コマース、法務、公共機関など各種業界のお客様が、Amazon CloudSearch を使用して最先端のコンテンツ発見システムを構築しています。

従来の検索ソリューションには、保守運用のため多くの時間とリソースが必要です。検索クエリのトラフィックは予測しづらく、検索プラットフォームのサイジングと構成を困難にします。複雑さに加えて、検索システムの管理も高価になります。Amazon CloudSearch は、検索ソリューションのコストを大きく抑えるだけでなく、ビジネスニーズによって変わる検索システムをセットアップしやすくします。Amazon CloudSearch には、簡単なセットアップと構成、簡単な Auto Scaling、自動ノードモニタリングおよび復元、組込みデータの耐久性などの主な利点があります。

今回のサービス開始により、Amazon CloudSearch は、拡張マネージド検索サービスに加えて、複数の一般的な検索エンジン機能をサポートするようになりました。サービスの主な新機能は次のとおりです。

  • 33 言語のサポート(アラビア語、アルメニア語、バスク語、ブルガリア語、カタルーニャ語、簡体字中国語、繁体字中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ガリシア語、ドイツ語、ギリシャ語、ヒンズー語、ハンガリー語、インドネシア語、アイルランド語、イタリア語、日本語、韓国語、ラトビア語、ノルウェー語、ペルシャ語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、トルコ語)
  • 新しいデータ型のサポート
  • 自動入力
  • 強調表示
  • 追加のテキスト処理機能
  • Native Geospatial のサポート
  • マルチ AZ
  • IAM 統合
  • 初回のインスタンスタイプ選択用のユーザーコントロール
  • 追加の AWS リージョンが使用可能(シドニー、東京、サンパウロ)

刷新された Amazon CloudSearch では、よりコストが最適な構成も備えています。既存のインスタンスタイプにおける高度なインデックス圧縮とインデックスサイズの拡大により、お客様は Amazon CloudSearch のセットアップで効率性を高めることができます。

お客様事例

News UK 社は、大手の新聞社です。「私たちは Amazon CloudSearch を使用して、会員が 1785 年以降のニュース記事のアーカイブを検索できるようにしました。トラフィックやデータに合わせて CloudSearch が自動的にスケーリングする点が特に気に入っています」と、News UK 社のトランスフォーメーションプログラムマネージャー Danny Tedora 氏は述べています。「保守運用のオーバーヘッドがない低コスト、高スループット、低レイテンシーの検索機能によって、会員を楽しませることに集中できるようになりました」

Bizo 社は、B2B 企業がオンラインで対象の見込み顧客を獲得し、対象のディスプレイ、ソーシャル広告、ターゲット変更、その他の統合的な多チャネルプログラムを介して購入決定を方向付けられるように支援しています。「私たちは Amazon CloudSearch を使用して、そのパフォーマンスに感動しました。また、CloudSearch によって、これまで Solrの 実装で経験していた管理の苦労がなくなりました」と、Bizo 社の技術部長 Alex Boisvert 氏は述べています。「幅広い検索機能や、IAM で強化されたセキュリティのサポートなど、CloudSearch で使用できるようになった新機能にも胸を踊らせています。運用環境に新機能を実装するのを楽しみにしています」

SMART INSIGHT 社は、専門の産業用途向けに検索アプリケーションを開発しています。SMART/InSight という、企業情報の統合と分析を行う検索アプリケーションを開発しています。「私たちは、当社のフラグシップ製品である SMART/InSight の戦略の鍵として Amazon CloudSearch を考えています。従量制料金の管理検索サービスによって、複雑な検索システムを保守し管理する運用の苦労が軽減され、私たちにとって最も重要な、お客様に集中できるようになりました」と、SMART INSIGHT 社 CEO の Mack K. Machida 氏は述べています。「AWS の検索機能を使用することで、データ型、サイズ、場所を考えずにデータを統合し、SMART/InSight はお客様が必要とする方法でデータを可視化できるようになりました。今後も、CloudSearch と連携しながら仕事を進める予定です」

SnapDish では、100 万人以上のユーザーがお気に入りの料理のレシピや写真を検索したり共有したりしています。「当社は Amazon CloudSearch を使用して SnapDish の料理、レシピ、ユーザー検索を提供してきました。CloudSearch は可用性が高い検索アプリケーションの作成に非常に役立ちます」と、ヴァズ株式会社 CTO の清田史和氏は述べています。「CloudSearch の新しい言語サポートを使用して、日本語の言語分析機能を CloudSearch に移行することができました。このサービスのおかげで、当社のユーザーに快適に検索していただくための、費用効果の高いオプションが可能になりました」

お客様は、AWS コンソールを数回クリックするだけで Amazon CloudSearch の新機能を使い始めることができます。Amazon CloudSearch で利用できる新機能についての詳細は、ブログの記事をお読みください。

使用を開始するにはこちらにアクセスしてください。