Q: AWS Database Migration Service では、Oracle PL/SQL や SQL Server T-SQL のコードから、Amazon Aurora または MySQL や PostgreSQL ストアドプロシージャへの変換がサポートされますか?

はい。AWS Database Migration Service の一部に無料の AWS スキーマ変換ツール (SCT) が含まれており、Oracle PL/SQL や SQL Server T-SQL のコードを SQL のダイアレクトである Amazon Aurora または MySQL の同等のコードや PostgreSQL の同等の PL/pgSQL コードに自動的に変換できます。あるコードフラグメントをターゲット言語に自動変換できない場合、SCT では、アプリケーション開発者が手動で入力する必要がある箇所がすべて明示されます。

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Q: どうすれば AWS Database Migration Service の利用を開始できますか?

すばやく簡単に AWS Database Migration Service の利用を開始できます。ほとんどのデータレプリケーションタスクの設定は 10 分以内に完了できます。AWS マネジメントコンソールの AWS Database Migration Service セクションから、移行開始ウィザードへとお進みください。ソースとターゲットのエンドポイントを指定し、既存のレプリケーションインスタンスを選択するか、新規作成し、デフォルトのスキーママッピングルールを受け入れるか、独自の変換ルールを定義します。ウィザードを完了すると、データレプリケーションがすぐに開始されます。

Q: ワンタイムデータ移行に加えて、AWS Database Migration Service を継続的データレプリケーションに使用できますか?

はい。RDS または EC2 ベースのデータベースへのワンタイムデータ移行と、継続的データレプリケーションの両方に、AWS Database Migration Service をご利用いただけます。AWS Database Migration Service では、ソースデータベースの変更が検知され、トランザクション単位で整合性を保つ方法でターゲットデータベースに変更が適用されます。お客様のデータセンターから AWS のデータベースへ、またはその逆 (AWS データベースからお客様のデータセンターへ) に継続的レプリケーションを実行できます。また、同一タイプまたは異なるタイプのデータベース間での継続的レプリケーションも実行できます。継続的なレプリケーションでは、可用性を高めるためにマルチ AZ の使用が推奨されます。

Q: AWS Database Migration Service (DMS) と AWS スキーマ変換ツール (SCT) はどのように関連していますか?

DMS と SCT を組み合わせて、データマートの設定やシステムの同期など、さまざまな使用方法でデータベースの移行や継続的なレプリケーションのサポートを行えます。SCT により、同種間の移行用にデータベーススキーマをコピーすることや、異種間の移行用に変換することもできます。Oracle から PostgreSQL またはデータウェアハウス間や、Netezza から Amazon Redshift など、データベース間にスキーマを設定できます。

空のターゲットにスキーマが作成されると、データの量やサポートされるエンジンに応じて、DMS または SCT によりデータが移行されます。従来、DMS は小規模なリレーショナルワークロード (<10 TB) や MongoDB の移行に使用されますが、SCT は主に大規模なデータウェアハウスワークロードの移行に使用されます。DMS では、ターゲットがソースと常に同期される継続的なレプリケーションがサポートされていますが、SCT ではサポートされていません。

Q: AWS Database Migration Service でサポートされるソースデータベースとターゲットデータベースは何ですか?

AWS Database Migration Service (DMS) では、さまざまな同種間および異種間のデータレプリケーションがサポートされています。

ソースまたはターゲットデータベース (またはその両方) が RDS または EC2 内に存在する必要があります。オンプレミスデータベース同士間のレプリケーションはサポートされていません。

Q: AWS スキーマ変換ツールでサポートされるソースデータベースとターゲットデータベースは何ですか?

AWS スキーマ変換ツール (SCT) では、こちらで一覧表示されているさまざまなデータベースやデータウェアハウスの変換がサポートされています。SCT は以下のように使用できます。

  • ソースデータベースからターゲットデータベースへデータベーススキーマをコピーする
  • データベースのスキーマまたはデータウェアハウスのスキーマを変換する
  • データベースを分析して変換の複雑性を判断する
  • データベースを分析して Amazon RDS での実行で考えられる制限を判断する
  • データベースを分析して、ライセンスのダウングレードが可能かどうかを判断する
  • アプリケーションの埋め込み SQL コードを変換する
  • データウェアハウスのデータを Amazon Redshift に移行する

Q: なぜ自己管理型のレプリケーションソリューションではなく、AWS Database Migration Service を使用する必要があるのですか?

AWS Database Migration Service は簡単にご利用いただけます。レプリケーションタスクは数分以内に設定できます。自己管理型レプリケーションソリューションの場合、インストールと構成を行う必要があるため、数時間から数日間かかります。AWS Database Migration Service ではレプリケーションタスク、ネットワークまたはホストの障害がモニタリングされ、修復不可能な障害が発生した場合には、ホストの自動交換のプロビジョニングが実行されます。AWS Database Migration Service のユーザーは、自己管理型ソリューションを使用する場合のようにキャパシティをオーバープロビジョニングしたり、高価なハードウェアへの投資やソフトウェアのレプリケーションを行ったりする必要がありません。AWS Database Migration Service を使用すると、ユーザーはオンデマンド料金体系の恩恵を受けることができ、負荷に合わせてレプリケーションインフラストラクチャをスケールアップまたはスケールダウンできます。AWS Database Migration Service データレプリケーションは、AWS スキーマ変換ツールと緊密に統合され、異なる種類のデータベース移行プロジェクトが簡略化されます。

Q: AWS Database Migration Service を使用したデータベースの移行の手順はどのようなものですか?

標準のシンプルなデータベース移行は以下の手順で行います。ターゲットデータベースの作成。データベーススキーマの移行。データレプリケーションプロセスの設定。最大負荷でプロセスを開始し、その後変更データをキャプチャし適用する。ターゲットデータベースの内容がソースデータベースに追いついたら、実稼働環境を新しいデータベースに切り替えて終了する。

Q: これらのステップは継続的データレプリケーションと異なりますか?

唯一異なる点は最後のステップ (実稼働環境への切り替え) で、継続的データレプリケーションには含まれていません。データレプリケーションタスクは、変更を加えるか、停止させるまで実行され続けます。

Q: データベース移行タスクの進捗状況をモニタリングできますか?

はい。AWS Database Migration Service のさまざまなメトリクスが AWS マネジメントコンソールに表示されます。これによって、レプリケーションパイプライン内のそれぞれのポイントの診断とパフォーマンスデータを含む、データレプリケーションプロセスのエンドツーエンドビューが提供されます。また、AWS Database Migration Service は、CloudTrail や CloudWatch Logs といった AWS のその他のサービスとも統合されています。ユーザーは、AWS Database Migration Service API と CLI を活用して、既存のツールを統合したり、特定の必要に合わせたカスタムモニタリングツールを構築したりできます。

Q: AWS Database Migration Service と他のアプリケーションをどのように統合できますか?

AWS Database Migration Service では、プロビジョニング API が提供されており、自分の開発環境から直接レプリケーションタスクを作成したり、予定された時間にタスクが作成されるスクリプトを作成したりできます。サービス API と CLI を利用することで、開発者とデータベース管理者はレプリケーションタスクの作成、再起動、管理、停止を自動化できます。

Q: 暗号化されたデータソースからデータをレプリケーションできますか?

はい。AWS Database Migration Service では、暗号化されたデータベースの読み書きがサポートされています。AWS Database Migration Service は、お使いのデータベースの SQL インターフェイスレイヤーのエンドポイントに接続されます。Oracle または SQL Server の Transparent Data Encryption 機能を使用する場合、AWS Database Migration Service はデータソースから復号されたデータを抽出し、ターゲットへレプリケーションできるようになります。同じことが、ストレージレベルの暗号化にも当てはまります。AWS Database Migration Service でソースデータベースの正しい認証情報が使用される場合、ソースに接続してデータ (復号されている) をターゲットにプロパゲートできます。情報の機密性を維持するために、ターゲットに保管時の暗号化を使用するようお勧めします。アプリケーションレベルの暗号化を使用する場合、そのままデータは暗号化されて AWS Database Migration Service 経由で転送され、ターゲットデータベースに挿入されます。

Q: AWS Database Migration Service でデータベーススキーマを移行できますか?

すばやくデータベーススキーマをターゲットインスタンスに移行するために、信頼性のある AWS Database Migration Service のベーシックスキーマコピー機能を利用できます。ターゲットに同じ名前のテーブルが含まれていない場合、ベーシックスキーマコピーはターゲットインスタンスに、自動的にテーブルとプライマリーキーを作成します。ベーシックスキーマコピーは、移行テストや、Oracle から MySQL への移行、または SQL Server から Oracle への移行などの、異なる種類のデータベースへの移行に最適です。ベーシックスキーマコピーでは、セカンダリインデックス、外部キー、またはストアドプロシージャは移行されません。よりカスタマイズ可能なスキーマの移行プロセスを使用する必要がある場合 (プロダクションデータベースを移行しており、ストアドプロシージャとセカンダリデータベースオブジェクトを移動させる必要がある場合など)、同種間の移行や異種間の移行に AWS スキーマ変換ツールを使用できます。(1) SQL Server の Import and Export Wizard、(2) Oracle の SQL Developer Database Export ツールまたは dbms_metadata パッケージを使用するエクスポートスクリプト、(3) MySQL の Workbench Migration Wizard といった同種間の移行を行う場合は、ソースエンジンにネイティブで実行されるスキーマエクスポートツールを使用できます。

Q: DMS を使用して双方向のレプリケーションを実行できますか?

DMS を使用した双方向のレプリケーションは推奨されていません。典型的なレプリケーションシナリオには、1 つのソースと 1 つのターゲットが含まれます。ソースエンドポイントとターゲットエンドポイントが異なる場合、DMS ではトランザクションの整合性が保証されます。双方向のレプリケーションでは、同一の行が 2 つの異なるレプリケーションタスクによって更新されると、このソースとターゲットが反転され、意図しない結果となることがあります。2 方向のレプリケーションは、ソースからターゲットに更新されているテーブルが、ターゲットからソースに更新されているテーブルから論理的に独立している場合、最適に機能します。

Q: DMS にはどれくらいのコストがかかりますか?

すべての料金詳細については、DMS の料金ページを参照してください。また、データベースを Aurora に移行すると DMS を 6 か月間無料で利用できる無料の DMS もご確認ください。