最近の企業では、工場や現場で接続された機器、病院や患者の自宅にある医療機器など、データセンター内に配置されたのではないインフラストラクチャを管理するケースが増えています。このような「オフプレミス」のインフラストラクチャ (すべての IoT デバイスを含む) はハイブリッド環境にとって新たな課題となっています。お客様は AWS IoT を使用して、無数のデバイスに接続し、生成されたデータを処理、分析、および操作しています。環境によっては、レイテンシーの発生や断続的な接続のため、クラウドを他のテクノロジーと併用することが理想的な場合もあります。

AWS Snowball Edge の開始方法

まずは無料で始める

12 か月間の AWS 無料利用枠と、24 時間年中無休のカスタマーサービスやサポートフォーラムといった、AWS の基本的なサポート機能を利用できます。

AWS Snowball Edge は 100 TB のデータ転送デバイスで、オンボードストレージとコンピューティング機能が備わっており、既存のワークフローで使い慣れたインターフェイスから操作できます。ローカルにある大規模なデータセット向けの一時的なストレージ層として、AWS との間で大量のデータを移動するために使用することも、リモートロケーションにある独立したローカルワークロードを実行するために使用することもできます。

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アプリケーションを実行する際に Snowball Edge を S3 互換のエンドポイントとして使い、S3 の SDK や CLI を使って操作することができます。S3 互換のエンドポイントでは、PUT、マルチパート PUT、GET、DELETE、LIST、および HEAD といったオペレーションを実行できます。

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アプリケーションを実行する際に Snowball Edge を NFS のマウントポイントとして使用できます。NFS v3 および v4.1 がサポートされているため、Snowball Edge を既存のオンプレミスサーバーやファイルベースのアプリケーションと簡単に連携できます。

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複数の Snowball Edge デバイスをクラスター化してローカルのストレージ層を作成し、オンプレミスアプリケーションの耐久性を強化できます。Snowball Edge を注文する際には、ネットワークに接続するときに既存のクラスターに追加するか、新しいクラスターを作成するかをマネジメントコンソールで選択できます。ストレージの要件が変化した場合は、デバイスをクラスターに追加することや、デバイスをクラスターから削除して AWS に返送することを簡単に行えます。

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Snowball Edge を注文する場合は、AWS Lambda コードを使って Snowball Edge を構成できます。これにより Snowball Edge でデータを処理できるようになるため、センサーのデータストリームを収集して分析すること、マルチメディアコンテンツを変換すること、リアルタイムで、またはデータセットを AWS に転送する前に画像を圧縮することができます。

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Snowball Edge は 10GBase-T ネットワーク接続に加え、10/25Gb SFP28 および 40Gb QSFP+ (銅線および光) でのネットワーキングに対応しており、デバイスに高速でデータを転送できます。暗号化はすべてデバイス自体で実行されるため、データのスループット速度が増加し、データの転送時間が短縮されます。

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Snowball Edge では、すべてのデータが 256 ビット暗号化を使って暗号化されます。暗号化キーは、AWS Key Management Service (AWS KMS) を使用して管理します。キーがデバイスに保存されることはありません。また、Snowball を切断して AWS に返送する場合は、Snowball のメモリがすべて消去されます。

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Snowball Edge には、耐久性と可搬性を考慮し、ラックにそのままマウントできるように設計された堅牢なケースが付属しています。Snowball Edge デバイスの重量は 23 kg 未満なので、1 人で持ち上げて移動させることができます。

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Snowball Edge デバイスには不正使用防止シールが付属しています。また、専用プロセッサを使ってハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアの不正な改変を検出する、組み込みタイプの Trusted Platform Module (TPM) が付属しています。AWS では、すべてのデバイスで不正使用のどのような兆候も見逃さずに調査し、TPM で変更が検出されていないか確認します。

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Snowball Edge では E Ink 社製の革新的な出荷ラベルが使用されており、デバイスが正しい AWS 施設に自動的に送付されるよう設計されています。データ転送ジョブの実行後は、Amazon SNS で生成されるテキストメッセージや E メールメッセージ、またはコンソールによって、ジョブを追跡できます。

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データ転送ジョブの処理と確認が完了すると、AWS では National Institute of Standards and Technology (NIST) の『メディア衛生のためのガイドライン』にそった方法で Snowball Edge デバイスのソフトウェア消去を実施します。