Snowball Edge の主な特徴

AWS Snowball Edge は、AWS の内外でデータを転送するために構築された 100 TB の高耐久デバイスです。オプションとして、ローカルの Lambda ベースのコンピューティング機能と EC2 ベースのアプリケーションをデバイスで直接実行できる機能を搭載しています。これは、お客様が自分のアプリケーションを使用して、ネットワーク接続が限られているかまったくない場所でデータを収集して処理し、AWS に返送する場合に役立ちます。 

鉱業、エネルギー、軍事、医療、小売り、製造業界のお客様は広範な地域に点在する拠点で収集したデータを移動させる必要があり、限られたコンピューティングリソース、不安定なネットワーク接続、厳しいコンピューティング環境、IT サポートの不備などに対応する必要があります。AWS Snowball Edge は、リモート環境での使用に特化して設計されているため、インターネットの有無にかかわらず動作し、専用の IT オペレータを必要としません。AWS Snowball Edge を使用すれば、データを AWS に送る前に自社のアプリケーションをローカルで使用してデータをスクラブして処理することができます。工場の作業場や POS (point-of-sale) システムアプリケーションなどのユースケースでデータの収集、処理、移動を容易にします。

高速データ転送

Snowball Edge は 10GBase-T ネットワーク接続に加え、10/25Gb SFP28 および 40Gb QSFP+ (銅線および光) でのネットワーキングに対応しており、デバイスに高速でデータを転送できます。暗号化はすべてデバイス自体で実行されるため、データのスループット速度が増加し、データの転送時間が短縮されます。

遠隔地でのローカルコンピューティングタスク

多くのお客様は遠隔地やネットワーク接続のないサイトでデータを収集し、そのデータを処理するために AWS に返送します。しかし、IoT センサーの解析など、一部のアプリケーションはこの種のレイテンシーの影響を受けやすいため、ローカルで実行する方がより優れたパフォーマンスを発揮します。病院や製造現場などでは、ネットワークが切断されてもアプリケーションが引き続き動作する必要があります。さらに、船舶、鉱山、風力発電所など、IT サポートが限られている、またはまったくない遠隔地のデータを収集して分析する必要のあるお客様もいます。AWS Snowball Edge は、AWS Lambda 関数と、これらの遠隔地や点在する拠点にデプロイされた EC2 ベースのアプリケーションの両方をサポートします。

クラスター化

複数の Snowball Edge デバイスをクラスター化してローカルのストレージ層を作成し、オンプレミスアプリケーションの耐久性を強化できます。Snowball Edge を注文する際には、ネットワークに接続するときに既存のクラスターに追加するか、新しいクラスターを作成するかをマネジメントコンソールで選択できます。ストレージの要件が変化した場合は、デバイスをクラスターに追加することや、デバイスをクラスターから削除して AWS に返送することを簡単に行えます。

S3 互換のエンドポイント

アプリケーションは S3 SDK または CLI を使用して、Snowball Edge を S3 互換のエンドポイントとして操作できます。特定の機能の詳細については、API ドキュメントを参照してください。

NFS エンドポイント

アプリケーションを実行する際に Snowball Edge を NFS のマウントポイントとして使用できます。NFS v3 および v4.1 がサポートされているため、Snowball Edge を既存のオンプレミスサーバーやファイルベースのアプリケーションと簡単に連携できます。 

暗号化

Snowball Edge に転送されるデータはすべて、AWS Key Management Service (KMS) によって管理される 256 ビット暗号化キーによって自動的に暗号化されます。暗号化キーがデバイスに保存されることはないため、移動中のデータのセキュリティが保証されます。

堅牢性と可搬性

Snowball Edge では、堅牢性と可搬性の両方を実現するよう設計された、耐久性の高い筐体を使用します。Snowball Edge デバイスの重量は 23 kg 未満なので、1 人でも移動させることができます。

改ざん検出機能

Snowball Edge デバイスは不正使用検出シールで封印されています。また、専用プロセッサを使用してハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェアの不正な改変を検出する、トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) が組み込まれています。AWS では、すべてのデバイスで不正使用のどのような兆候も見逃さずに調査し、TPM で変更が検出されていないか確認します。

エンドツーエンドのトラッキング

Snowball Edge では、デバイスが正しい AWS 施設に自動的に送られ、追跡できるよう設計された、革新的な E Ink 返送ラベルが使用されています。完了したデータ転送ジョブは、Amazon SNS、テキストメッセージ、コンソールで追跡できます。

セキュアなデータ消去

データ転送ジョブの処理と確認が完了すると、AWS では National Institute of Standards and Technology (NIST) の『メディア衛生のためのガイドライン』にそった方法で Snowball Edge デバイスのソフトウェア消去を実施します。

仕様

インターフェイス、温度および電源の要件、デシベル出力、および寸法などハードウェアスペックの詳細なリストについては、Snowball Edge ドキュメントのページをご覧ください。

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