Snowball Edge の主な特徴

AWS Snowball Edge は、内蔵の Amazon S3 対応ストレージとコンピューティングを備えたデータ転送デバイスで、AWS Lambda 関数と Amazon EC2 インスタンスの実行をサポートします。AWS へのデータの転送に加えて、Snowball Edge には Storage Optimized オプションと Compute Optimized オプションの 2 つのオプションがあり、船舶、風車、および遠隔地の工場などの切断された環境におけるローカルでのデータ処理と収集をサポートします。Storage Optimized オプションは、データの事前処理と大規模な転送のために、最大 100 TB のストレージ、24 個の vCPU、および 1 TB の SSD を提供します。Compute Optimized オプションは、限られた範囲での接続しかできない環境における高度な機械学習ワークロードの実行のために、最大 52 個の vCPU、オプションの GPU、7.68 TB の NVMe SSD、および 42 TB のストレージを提供します。

鉱業、エネルギー、軍事、ヘルスケア、小売り、製造業のお客様には、コンピューティングリソースが限られており、ネットワーク接続が不安定で、コンピューティング環境も過酷な、IT サポートが利用できない遠隔地、および広範な地域に点在する拠点におけるデータの収集と移行の要件があります。AWS Snowball Edge は遠隔環境での使用のために設計されており、インターネットの有無を問わず動作し、専用の IT オペレーターも必要ありません。AWS Snowball Edge は、お客様がデータを物理的に AWS に送る前に独自のアプリケーションをローカルに使用してデータをスクラブし、処理するために役立ち、工場の作業現場、または販売地点での課金アプリケーションなどのユースケースのためのデータの収集、処理、および移行を容易にします。

データの高速転送

Snowball Edge Storage Optimized には、デバイスへのデータの高速転送のために、10GBase-T ネットワーク接続、そして 10/25Gb SFP28 および 40Gb QSFP+ の銅線と光ファイバのネットワーキングが装備されています。暗号化はすべてデバイス自体で実行されるため、高速なデータスループットと、短いデータ転送時間の実現に役立ちます。

遠隔地でのローカルコンピューティングタスク

遠隔地、または切断された場所でデータを収集するお客様の多くが、処理のためにそのデータ AWS に返送しておられます。しかし、IoT センサー分析などの一部のアプリケーションは、この遅延に影響を受けやすく、ローカルで実行される場合に性能が向上する一方、船上、鉱山、または風力発電所など、切断された環境で操作を実行する必要があるケースもあります。これらのシナリオには、IT サポートが限られている、またはまったくない遠隔サイトからのデータを処理、収集、および転送するためのローカルのコンピューティング機能とブロック、オブジェクトおよびファイルのストレージ機能が必要です。AWS Snowball Edge は、AWS のサービスのサブセットと共に、Storage Optimized および Compute Optimized の 2 つのデバイスオプションを提供することによって、これらのローカルコンピューティングニーズに対応します。これは、お客様が AWS クラウドでテストアプリケーションを開発し、それらを遠隔地にある Snowball Edge デバイスにデプロイすることを可能にします。

GPU サポート

AWS Snowball Edge Compute Optimized は、EC2 インスタンスと共にオプションの GPU を提供して、切断された環境におけるアプリケーションのパフォーマンスを迅速化します。GPU オプションを使用することにより、お客様は、ほとんど接続できない、またはまったくできない環境で、高度な機械学習、および完全な動作ビデオ分析などのアプリケーションを実行できます。

クラスタリング

複数の Snowball Edge デバイスをクラスター化して、オンプレミスアプリケーションのために耐久性が強化されたローカルストレージ階層を作成することができます。Snowball Edge のご注文時には、それをネットワークに参加させるときに、既存のクラスターに追加する、または新しいクラスターを作成するオプションがマネジメントコンソールに表示されますデバイスは、ストレージの要件の拡大と縮小に応じて、簡単にクラスターに追加、またはクラスターから削除して AWS に返却することができます。

S3 対応のエンドポイント

アプリケーションは、Snowball Edge を S3 SDK または CLI 経由でアクセスされる S3 対応のエンドポイントとして操作することができます。具体的な情報については、API ドキュメントを参照してください。

ブロックストレージ

Snowball Edge Compute Optimized と Snowball Edge Storage Optimized の両方のデバイスでブロックストレージを実行できます。Snowball Edge デバイスで EC2 インスタンスのボリュームを設定し、管理できるようにする Amazon EBS API のサブセットを使用して、ブロックストレージボリュームを Amazon EC2 インスタンスに接続します。これにより、EC2 でアプリケーションを開発し、切断された遠隔地で簡単に実行することができます。

NFS エンドポイント

アプリケーションは、Snowball Edge を NFS のマウントポイントとして操作することができます。Snowball Edge を既存のオンプレミスサーバー、およびファイルベースのアプリケーションで簡単に使用できるように、NFS v3 と v4.1 がサポートされています。 

暗号化

Snowball Edge に転送されるすべてのデータは、AWS Key Management Service (KMS) によって管理される 256 ビットの暗号化キーを使って自動的に暗号化されます。移動中のデータがセキュアに保護されることを確実にするため、暗号化キーがデバイスに保存されることは一切ありません。

堅牢性と運びやすさ

Snowball Edge には、堅牢性と運びやすさの両方を実現するよう設計された、耐久性に優れたケースが含まれています。Snowball Edge デバイスの重量は 23 kg 未満で、1 人でも移動させることができます。

タンパーエビデント

Snowball Edge デバイスには、タンパーエビデントシールが装備されており、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアへの不正な改変を検出するように設計された専用プロセッサを使用するトラステッドプラットフォームモジュール (TPM) も組み込まれています。AWS は、不正使用のどのような兆候も見逃さないようにすべてのデバイスを検査し、TPM によって変更が検出されていないことを確認します。

エンドツーエンドの追跡

Snowball Edge には、デバイスが正しい AWS 施設に自動的に送られることを確実にし、追跡を援助するように設計された、革新的な E Ink 返送ラベルが使用されています。データ転送ジョブを完了すると、ジョブは Amazon SNS、テキストメッセージ、およびコンソールを使って追跡することができます。

セキュアな完全消去

データ転送ジョブが処理され、検証されると、AWS は Snowball Edge デバイスの米国立標準技術研究所 (NIST) による媒体のサニタイズに関するガイドラインに従ったソフトウェアの完全消去を実行します。

仕様

インターフェイス、温度と電源の要件、デシベル出力、および寸法を含むハードウェア仕様の完全なリストについては、こちらの Snowball Edge ドキュメントページをご覧ください。

AWS Snowball Edge の料金に関する詳細

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