Amazon Web Services ブログ

現代版の安定性を備えたエンタープライズ向け Amazon Linux 2

今年も仕事納めの時期なりました。メールの片付けそして AWS re:Invent 開催後すぐにリリースされた最近の AWS サービスについて遅れを取り戻そうとしているところです。 先週は Amazon Linux 2 がリリースされました。この現代版 Linux はセキュリティ、安定性、生産性といったエンタープライズ環境のニーズを満たしながら、新しいツールや機能へのタイムリーなアクセスを提供できるように設計されています。また AWS 統合、cloud-init、安全なデフォルト設定、定期的なセキュリティ更新、AWS サポートといった AWS Linux AMI を人気にしたすべての機能も含まれています。これを基盤に次の新機能を追加しました。 長期サポート – 頻繁にアプリケーションを再適格することを避けたい場合など、長期に渡り 1 つの Linux バージョンを使用したい時に Amazon Linux 2 を使用することができます。このビルド (2017.12) は LTS ステータスを対象にしており、Amazon Linux ディスカッションフォーラムのフィードバックを元に最終判断が行われます。Amazon Linux 2 LTS ビルドの長期サポートにはセキュリティ更新、バグ修正、ユーザースペースのアプリケーションバイナリインターフェイス (ABI)、ユーザースペースのアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) の 5 年間にわたる互換性を含んでいます。 Extras Library – 基盤となる OS イメージを軽量で安定性を維持した状態にしながら新機能に素早くアクセスできるようになりました。Amazon Linux Extras Library […]

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AWS 欧州 (パリ) リージョンの一般提供を開始

AWS 全体で 18番目、欧州では 4 番目の AWS リージョンの提供を開始しました。パリ地域に位置するこの AWS リージョンは、AWS ユーザーがフランス国内および近辺の顧客に対し、より優れたサービスを提供できるようにしています。 詳細 新しい欧州 (パリ) リージョンでは、次を含む幅広い一連の AWS サービスを提供しています: Amazon API Gateway, Amazon Aurora, Amazon CloudFront, Amazon CloudWatch, CloudWatch Events, Amazon CloudWatch Logs, Amazon DynamoDB, Amazon Elastic Compute Cloud (EC2), EC2 Container Registry, Amazon ECS, Amazon Elastic Block Store (EBS), Amazon EMR, Amazon ElastiCache, Amazon Elasticsearch Service, Amazon […]

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【開催報告】IVS CTO Night and Day 2017 Winter powered by AWS

こんにちは。ソリューションアーキテクトの篠原英治(@shinodogg)です。 2017年12月11日(前夜祭)・12日(Day1)・13日(Day2)に、Infinity Ventures Summitと共催で、約100名のCTOの皆さまにお集まりいただき、金沢で”IVS CTO Night & Day 2017 Winter”を開催しました! Day0 前夜祭 Welcome CTO Night!  @ 辻家庭園 小雪の降りしきる幻想的な雰囲気の会場で前夜祭を行いました。 新しいロゴでボードを新調しました :) 乾杯のご発声は、カーディナル合同会社代表の安武さん。 前夜祭から各所でCTOの皆さま同士の濃い話が繰り広げられていました。 Day1 AWSオフィスアワー(個別技術相談会) 早朝からAWSの個別技術ディスカッションを行いました。 CTOやVP of Engineeringの皆さんと実践的な議論をさせていただけるのは、AWSのソリューションアーキテクトにとても励みになります。 AWS Morning Session ソリューションアーキテクトによるAWSの最新技術をご紹介するセッションを12本行いました。 Keynote AWS re:Invent 2017 振り返り (SlideShare) – 岡嵜 禎 Breakout Amazon Culture (SlideShare) – 岡嵜 禎 AWS Media Services (SlideShare) – 篠原 英治 Serverless & Mobile […]

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Amazon EC2 C5 インスタンスと BigDL を使用してディープラーニングに低精度と量子化を使用

先日、AWS は最新世代の Intel Xeon Scalable Platinum プロセッサに基づいた大量の演算を行う新しい Amazon EC2 C5 インスタンスをリリースしました。このインスタンスは計算量の多いアプリケーション用に設計されており、C4 インスタンスに比べパフォーマンスを大幅に改善しています。また、vCPU あたりの追加メモリとベクトルおよび浮動小数点ワークロードの 2 倍のパフォーマンスを備えています。 今回のブログでは BigDL という Apache Spark を対象としたオープンソースの分散型ディープラーニングフレームワークが、大規模なディープラーニングのワークロードを大幅に改善する AWS C5 インスタンスの新機能を活用する方法について説明します。特に BigDL が C5 インスタンスを使用してどのように低精度や量子化を活用し、モデルサイズの削減を最大 4 倍に削減そして推論速度を約 2 倍も改善することを実現しているのか説明します。 C5 インスタンスでディープラーニングを使用する理由 新しい AWS C5 インスタンスは Intel Xeon Scalable プロセッサ機能を利用します。これには高頻度のプロセッサでのコア数の増加、高速なシステムメモリ、大きなコア単位の中レベルキャッシュ (MLC または L2 キャッシュ)、新しく幅広い SIMD 命令 (AVX-512) などが含まれています。こうした機能はディープラーニングに関与する数学演算を促進するように設計されているため、新しい C5 インスタンスを大規模なディープラーニングに対し優れたプラットフォームにしています。 BigDL は Intel […]

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SAP Hybris CommerceのデータベースとしてAmazon AuroraがSAP認定を取得

Bill Timmは、Amazon Web Services (AWS)のパートナー ソリューション アーキテクトです。 AWS上のSAP Hybris CommerceのデータベースとしてAmazon AuroraがSAP認定を取得したことを発表します。 Amazon Auroraとは? Amazon Auroraは、ハイエンドの商用データベースが持つスピードと可用性に、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率を組み合わせた、MySQLと互換性のあるリレーショナルデータベースエンジンです。Amazon Auroraは、商用データベースと同等のセキュリティ、可用性、信頼性を10分の1のコストで実現し、MySQLより最大5倍の優れた性能を提供します。 Amazon Auroraの利点 完全マネージド型 – Amazon Auroraは、完全マネージド型のデータベースサービスです。SAP Hybris CommerceシステムをAmazon Auroraで実行することで、お客様はハードウェアのプロビジョニング、ソフトウェアのパッチ適用、設定、構成、監視、あるいはバックアップなどのデータベース管理タスクについて頭を悩ませる必要がなくなります。Amazon Auroraでは、データベースを自動的かつ継続的に監視して、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)にバックアップし、きめ細かいポイントインタイムリカバリを可能にします。 高い可用性と耐久性 – SAP Hybris CommerceシステムをAmazon Auroraで実行することで、Amazon Auroraの高可用性機能を適用できます。Amazon Auroraは、99.99%以上の可用性を提供するように設計されています。物理的なストレージ障害からの復旧は透過的であり、インスタンスのフェイルオーバーは通常30秒未満です。Amazon Auroraのストレージは耐障害性と自己修復機能を備えています。3つのアベイラビリティゾーン間でデータのコピーが6つ作成され、Amazon S3に連続してバックアップされます。 優れたスケーラビリティ – Amazon Auroraは、2 vCPU / 4 GiBメモリーを持つインスタンスから、32 vCPU / 244 GiBメモリーを持つインスタンスまで拡張できます。また、3つのアベイラビリティゾーン間でレイテンシーの低いリードレプリカを最大15個追加できるため、読み取りのキャパシティをさらに拡張することもできます。Amazon Auroraは、10 GiBから64 TiBまで、必要に応じて自動的にストレージを拡張します。 高性能 – Amazon Auroraは、同じハードウェア上で動作する一般的なMySQLのスループットの5倍、または一般的なPostgreSQLのスループットの3倍を提供します。この一貫した性能は商用データベースと同等にも関わらず、コストは10分の1で済みます。Amazon […]

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アジアパシフィック (ムンバイ) リージョンで Amazon EC2 の料金を値下げしました

今年の AWS re:Invent も終わり、疲れも回復しやっとブログの執筆を再開したところです。 今回はさらなる AWS 料金の値下げをお知らせします。この値下げはアジアパシフィック (ムンバイ) リージョンのインスタンスファミリー 4 つを対象にしています。2017 年 12 月 1 日より、オンデマンドとリザーブドインスタンスの価格を値下げすることになりました。詳細は次をご覧ください。 M4 – 最大 15% T2 – 最大 15% R4 – 最大 15% C4 – 最大 10% 料金表ページは更新済みです。どうぞお楽しみください。 — Jeff;

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【開催報告】AWS re:Invent 2017 Gaming re:Cap

こんにちは。ソリューションアーキテクトの吉田です。 12/13(水)、Amazonの目黒オフィスでゲーム関係のお客様向けにre:Invent 2017のre:Capイベントを開催しました。直前のご案内にもかかわらず、100名超のお客様にご参加いただき、おかげ様で大盛況のイベントとなりました。   – AWS re:Invent 2017 New Release for Gaming re:Cap – まずはソリューションアーキテクトの畑より、re:Invent期間中に発表されたサービスと機能について解説しました。非常にたくさんのアップデートがあったため簡単な概要レベルのご紹介となりましたが、気になるサービスはぜひブログ記事やAWSドキュメントなどでチェックしてみてください。 Reinvent2017 recap-overview-pdf from Amazon Web Services Japan   – re:Invent 2017 ゲームセッションサマリー(1) – 次に、私吉田からre:Invent初日のGame Industry Dayで行われたブレイクアウトセッションやWorkshop、その他ゲームのお客様にチェックいただきたいセッションの概要についてご紹介しました。各ブレイクアウトセッションのSlideshareやYoutubeのリンクは資料に掲載してますので、ぜひご覧ください。 Reinvent2017 recap-gaming-session-1 from Amazon Web Services Japan   – re:Invent 2017 ゲームセッションサマリー(2) – そして最後に、Amazon Game Servicesの下田より、2つの注目ブレイクアウトセッションとして、”Amazon Game Studiosのゲーム向けのイベントベースのアナリティクス事例”と”Gearbox社のBattlebornでのGameLift導入事例”について取り上げ、海外におけるゲーム開発の現状などにも触れながら詳細を解説しました。 Reinvent2017 recap-gaming-session-2 from Amazon Web Services […]

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新世代のAmazon Linux 2 リリース

Amazon Web Services (AWS) が提供しているAmazon Linuxに新世代のAmazon Linux 2がリリースされました。他のサービスがそうであるようにAmazon Linux 2ではお客様からいただいた多くのフィードバックを元に作成されています。この新しいAmazon Linuxの特長をみていきましょう。 LTS(Long Term Support)の提供 これまでのAmazon Linuxはローリングアップグレードで定期的に新しいバージョンのパッケージが提供され続けることにより、常に最新の状態を維持できる環境として提供されていました。Amazon Linux 2でもこれは変わりませんが、加えてLTS (Long Term Support: 長期サポート)を提供する予定です。LTSでは5年間に渡りコアオペレーティングシステムにセキュリティパッチとバグフィックスを提供し続け、その間のユーザ空間のABI(Application Binary Interface)とAPI(Application Programming Interface)の互換性を維持します。互換性を維持しつつ安全なLinux環境を提供するのが目的であり、新しい環境に更新されることより互換性のある環境を長期に渡って使い続けることの方を望むお客様からのリクエストに応えるものです。 またコアオペレーティングシステムには無い、もしくは新しいバージョンのパッケージについてはAmazon Linux Extrasリポジトリから入手可能です。詳しくはamazon-linux-extrasコマンドのマニュアルを御確認ください。 LTSビルドは現在リリース候補(Release candidate)の状態として提供されており、評価を開始いただける状態です。 オンプレミス環境でのテストや開発が容易に Amazon Linux はAmazon EC2やAmazon ECS (コンテナ環境)上で容易に利用いただけるディストリビューションですが、Amazon Linux 2ではこれらに加えて、VMware、Microsoft Hyper-V、Oracle VM VirtualBoxの仮想イメージを提供します。これによりオンプレミス環境でのテストや開発が容易になります。Amazon Linux 2を稼働させるには最小で512MBのメモリが必要です。 新しい環境とセキュリティの強化 Kernel 4.9やSystemdのサポート等、OS環境全体が刷新されています。またセキュリティ面でも必須パッケージを厳選することによりリスクを減らし、重要度が高いセキュリティパッチについてはOS起動時に自動的に適用する等、高いセキュリティレベルを保つための仕組みが組み込まれています。 今からご利用いただけます! 全ての商用リージョンでAMIが選択可能になっていますので、ぜひ御利用ください。HVMをサポートする全てのインスタンスタイプで御利用いただけます。Amazon LinuxをEC2上で利用する上で追加の費用は不要です(通常のAmazon EC2費用で利用可能)。DockerリポジトリにもAmazon Linux 2のベースイメージが準備済です。またフォーラムでは新しい告知に加えてみなさまからの利用のフィードバックをお待ちしております。   […]

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新発表 – Amazon CloudWatch AgentとAWS Systems Managerとの連携 – 統一されたメトリクスとログの収集をLinuxとWindowsに

WindowsとLinuxのインスタンスやオンプレミスサーバから、Amazon CloudWatchにメトリクスやログファイルを送信するために利用できる、いくつものエージェント、デーモン、そしてスクリプトをこれまで紹介してきました。こうした異なるツールから収集されたデータによって、計算リソースの状態や挙動を可視化することができ、値が正常域を外れた時や問題のある可能性が見られた時にアクションを起こすこともできます。CloudWatch Dashboardsでどんな欲しいメトリクスもグラフにすることができ、CloudWatch Alarmsでアクションを起こすこともでき、CloudWatch Logsでエラーメッセージを見つけるために検索もでき、カスタムの高解像度メトリクスサポートの利点も享受することができます。 新しい統一エージェント 2017年12月14日に、我々はさらに一歩進めて、新しい統一されたCloudWatch Agentをリリースしました。これはクラウドでもオンプレミスでも、LinuxでもWindowsでも実行でき、メトリクスとログファイルを取り扱えます。デプロイするにはAWS Systems Manager (SSM) Run Command、SSM State Manager、またはCLIを利用できます。以下が、いくつかの最も重要な機能になります: 単一のエージェント – メトリクスとログの両方を単一のエージェントで収集できます。これによって、セットアップ手順を簡略化でき複雑さを減らすことができます。 複数プラットフォーム / 複数環境 – 新しいエージェントはクラウドでもオンプレミスでも実行可能で、64-bit Linuxと64-bit Windows上で動かせ、HTTPプロキシもサポートしています。 設定可能 – 新しいエージェントは自動的に最も役に立つシステムメトリクスを取得します。さらに、CPUスレッド、マウントしたファイルシステム、そしてネットワークインタフェースといった、より詳細なメトリクスやサブリソースを数百集めることもできます。 CloudWatch親和性 – 新しいエージェントは標準の1分間隔メトリクスも、新しい1秒間隔の高解像度メトリクスもサポートしています。インスタンスID、イメージID、Auto Scaling Group名等のEC2のディメンジョンを自動的に含めてくれますし、カスタムディメンジョンの利用もサポートしています。全てのディメンジョンを使って、Auto Scaling Groupやアプリケーションにまたがった集約が可能です。 移行 – 既存のAWS SSMとEC2Configの設定から、簡単に新しいエージェントを使う様に移行することができます。 エージェントをインストールする CloudWatch AgentはEC2インスタンスで動く場合にはIAM roleを使い、オンプレミスサーバで動く場合にはIAM userを使います。roleもしくはuserはAmazonSSMFullAccessとAmazonEC2ReadOnlyAccessポリシーを持っている必要があります。以下が私のroleです: これを既に実行中のインスタンスに簡単に追加できます (これは比較的新しいEC2の非常に便利な機能です): SSM Agentをインスタンス上で既に実行しています。もしまだであれば、SSM エージェント をインストールし設定するの手順に従ってセットアップします。 次に、AWS Systems Managerを使ってCloudWatch Agentをインストールします: これは数秒で終わります。これで、簡単なウィザードを使ってエージェントの設定ファイルをセットアップします: […]

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本番環境でAmazon Redshift Spectrum, Amazon Athena, およびAWS GlueをNode.jsで使用する

これはNUVIADの創設者兼CEOであるRafi Tonによるゲスト投稿です。NUVIADは、彼ら自身の言葉を借りれば、「ハイパーターゲティング、ビッグデータ分析、先進的な機械学習ツールを使ってプロのマーケティング担当者、代理店、地元の企業に最先端のツールを提供するモバイルマーケティングプラットフォーム」です。 NUVIADでは3年以上にわたり、Amazon Redshiftを主なデータウェアハウスソリューションとして使用してきました。 当社は、ユーザーとパートナーが分析し広告キャンペーンの戦略を決定するための、大量の広告取引データを保存しています。リアルタイム入札(RTB)キャンペーンを大規模に実行する場合、ユーザーがキャンペーンの掲載結果の変化に迅速に対応する上で、データの最新性が極めて重要となります。我々は、シンプルさ、スケーラビリティ、パフォーマンス、およびニアリアルタイムで新しいデータを読み込む能力を評価し、Amazon Redshiftを選択しました。 過去3年間で、当社の顧客基盤は大幅に成長し、データも同様に増加しました。Amazon Redshiftクラスターは、当初の3ノードから65ノードにまで伸張しました。コストと分析のパフォーマンスのバランスを取るため、我々は頻繁に分析されない大量のデータを低コストで保存する方法を探しました。一方で、我々は依然として、ユーザークエリーに対してすぐにデータを利用できるようにしておき、高速なパフォーマンスについての彼らの期待に応えたいと考えていました。そして、我々はAmazon Redshift Spectrumに目を向けたのです。 この記事では、Amazon RedshiftをRedshift Spectrumによってモダンなデータウェアハウスとして拡張した理由について説明します。データの成長と、コストとパフォーマンスのバランスを取る要求とが、どのように我々をしてRedshift Spectrumの採用に至らしめたかを説明します。私たちの環境における重要なパフォーマンスメトリクスをご紹介し、また、増え続けるユーザーベースによる即時性の高いクエリーのためにデータを利用可能な状態に置きつつ、スケーラブルで高速な環境を提供する、その他のAWSサービスについても議論します。 ビジネス基盤としてのAmazon Redshift 当社のプラットフォームでは、最新のデータをお客様やパートナーに提供することが常に主要な目標でした。数時間前のデータを提供する他のソリューションがも検討しましたが、これは我々にとって十分ではありませんでした。可能な限り最新のデータを提供することにこだわりたかったのです。Amazon Redshiftによって、頻繁なマイクロバッチでデータをロードし、顧客がAmazon Redshiftに直接クエリーしてニアリアルタイムで結果を得ることが可能となりました。 利点はすぐに明らかになりました。当社のお客様は、キャンペーンが他のソリューションよりいかに速く実行されたかを知ることができ、また、常に変化し続けるメディアの供給価格と利用可能性の課題に早急に対応できるようになりました。彼らはとても幸せでした。 しかし、この方法ではAmazon Redshiftに長期間にわたって多くのデータを保存する必要があり、そして我々のデータは急速に増加していました。ピーク時には、65のDC1.largeノードを実行するクラスターを運用していました。Amazon Redshiftクラスタへの影響は明白であり、CPU使用率も90%にまで増加していました。 Amazon RedshiftをRedshift Spectrumへと拡張した理由 Redshift Spectrumは、データをロードすることなく、Amazon S3に格納されたデータに対して、強力なAmazon Redshiftクエリエンジンを使用してSQLクエリを実行する能力を提供してくれます。Redshift Spectrumでは、必要な場所に、我々が望むコストでデータを保存することができます。そしてデータを、ユーザーが必要とした時に期待通りのパフォーマンスで分析が行える状態にしておくことができるのです。 シームレスなスケーラビリティ、高性能、および無制限の同時実行性 Redshift Spectrumがスケールするプロセスはシンプルです。まず、Amazon S3をストレージエンジンとして利用し、事実上無制限のデータキャパシティを得ることができるようになります。 次に、より多くのコンピューティング能力が必要な場合は、Redshift Spectrumの数千ノードにおよぶ分散コンピューティングエンジンを使ってよりよいパフォーマンスを得ることができます。大量のデータに対して複雑なクエリーを投げるには最適です。 さらに、全てのRedshift Spectrumクラスターを同一のデータカタログにアクセスさせれば、データの移行に頭を悩ませることはなくなります。スケーリングは労力を必要とせず、かつシームレスなものになります。 最後に、Redshift Spectrumは潜在的に数千ものノードにクエリーを分散させるため、他のクエリーによって影響を受けることがなくなり、より安定したパフォーマンスが得られます。また、無制限の同時実行性(訳者註:クラスターを分けることで実現できます)が提供されることになります。 SQLを維持できること Redshift SpectrumはAmazon Redshiftと同じクエリエンジンを使用します。従って、単一のテーブルで複雑なクエリを使用する場合も、複数のテーブルを結合する場合も、既存のBIツールやクエリー構文を変更する必要はありませんでした。 最近紹介された興味深い機能は、Amazon RedshiftとRedshift Spectrumの外部表の両方にまたがるビューを作成できるというものです。この機能を使用すると、Amazon Redshiftクラスター内の頻繁にアクセスされるデータと、Amazon S3上の頻繁にアクセスされないデータを、1つのビューでクエリーすることができます。 より高いパフォーマンスのためのParquet利用 Parquet は列指向のデータフォーマットです。Parquetは優れたパフォーマンスを提供するとともに、Redshift Spectrum(あるいはAmazon Athena)が極めて少ないデータのみをスキャンできるようにします。I/Oが少なくなれば、クエリーはより高速になり、そしてクエリー当たりのコストも低くなります。 […]

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