Amazon Web Services ブログ
Category: Security, Identity, & Compliance
米国サイバーセキュリティ戦略と AWS の共通目標に対する取り組み
米国政府の国家サイバーセキュリティ戦略では、クラウドの重要性が確認されています。AWSはこの戦略の目標と同じ方向性を有しており、お客様やパートナー、政府機関と協力し、サイバーセキュリティの強化に取り組んでいます。本ブログでは、この戦略の概要と、AWSがその実現にどう貢献するかを説明します。AWSのグローバルなクラウドインフラ、サービス、イノベーション、人材育成の取り組みなどを紹介します。
AWS がアクティブディフェンスを活用してお客様をセキュリティの脅威から保護する方法
AWS は、お客様のワークロードを保護するために、先進の脅威インテリジェンスツール「Sonaris」を活用したアクティブディフェンスに取り組んでいます。Sonaris は、AWS ネットワークの大規模なテレメトリと脅威インテリジェンスを統合し、不審なスキャンや攻撃の兆候を迅速に検知し、自動的に対処します。実際にSonarisが多数の攻撃を防御し、お客様を脅威から守っていることが確認されています。AWS はSonarisなどの革新的なセキュリティ対策を通じて、インターネットの安全性向上に貢献し続けています。
AWS Private CA を使用した特定用途向け証明書の発行方法
このブログでは、AWS Private Certificate Authority(AWS Private CA)を使って、特定の用途に合わせたX.509証明書を発行する方法を紹介します。ベーステンプレートでは設定できない拡張機能の値を、ブランク証明書テンプレートとAPI/CSRパススルーを組み合わせて指定する手順を解説しています。メール保護(S/MIME)やスマートカード認証など、独自の用途向け証明書を発行する具体例も示しており、監査でのアカウンタビリティ向上や最小権限の実現にも役立ちます。
生成 AI 時代におけるセキュリティ強化: re:Invent 2024 必見のセッション
AWS re:Invent 2024では、生成 AI に関するセキュリティを強化するセッションが多数用意されています。基調講演、セッション、ハンズオンなど、組織の生成AIソリューションを安全かつ迅速に推進する実践的な学びの機会があります。本ブログでは必見のセッションやお気に入りのアクティビティをいくつかハイライトしました。AIを活用してデータ保護、インシデント対応、脆弱性管理などのセキュリティ運用を強化する方法を学びましょう。
セキュリティ最優先のマインドセットの醸成:AWS re:Invent 2023 から得られた 3 つの重要なテーマ
AWS re:Invent 2023では5つの基調講演、17のイノベーショントーク、2,250以上のセッションが行われ、52,000人が参加しました。注目されたのは1)持続可能なセキュリティ文化の構築、2)人間中心のAIによるセキュリティ強化、3)AWS Wickrなどでのセキュアなコラボレーションでした。セキュリティをビジネスに組み込む重要性、生成AIで人間を補助すること、AWS Wickrを使った安全な遠隔医療などが紹介されました。AWSはセキュリティを最優先し、技術とビジネスの両面で成果を上げるよう取り組んでいます。
AWS カスタマーコンプライアンスガイドを一般公開
AWS がセキュリティとコンプライアンスの新たなリソースとして「AWS カスタマーコンプライアンスガイド」を一般公開しました。このガイドでは、AWS の 130 を超えるサービスと機能が、NIST、ISO、PCI DSS など 16 の主要なコンプライアンスフレームワークにどのように対応しているかが明示されています。構成の詳細や、対応状況を確認することで、お客様はコンプライアンス準拠のワークロードを効率良く構築できるようになります。AWS サービスの活用を検討される際の事前評価にも役立ちます。
AWS KMS が楕円曲線ディフィー・ヘルマン (ECDH) をサポート
AWS Key Management Service (AWS KMS) に楕円曲線ディフィー・ヘルマン (ECDH) 鍵共有のサポートが追加されました。この新機能により、2つの当事者間で安全にデータを共有するための共有シークレットを導出することができます。本ブログでは、この新しい DeriveSharedSecret API の概要と、公開鍵のみを交換して共有シークレットを導出する手順を解説します。さらに、AWS CLIとOpenSSLを使ってECDHによる共有シークレット導出を実践する例も紹介します
AWS Weekly Roundup: Amazon Q Business、Amazon DCV、AWS re:Post Agent などが HIPAA 対象に (2024 年 10 月 7 日)
9 月 30 日週の金曜日、私は Amazon Web Services (AWS) のスピーカーとして、杭州 […]
AWS PrivateLink による企業間プライベートネットワーク接続の例
本稿では、AWS PrivateLink による企業間プライベートネットワーク接続の例についてご紹介します。
AWSは、グローバルでは数百万、日本でも数十万のお客様にご利用いただいているクラウドサービスであり、昨今、企業でAWSクラウドの環境を持っている場合が多く、企業間のプライベートネットワーク接続を AWS 上で構築するケースも増えてきました。その際、オンプレミスで構築するような専用線を敷設し、双方でルーター、ファイアウォール設置して DMZ を構築するような手法をそのまま踏襲するのではなく、AWS のサービスに置き換えて設計する必要があります。
生成 AI ワークロードのインシデント対応方法論
AWS カスタマーインシデント対応チーム (CIRT) は、生成 AI ベースのアプリケーションに関連するセキュリティインシデントの調査に使用できる方法論を開発しました。生成 AI ワークロードに関連するセキュリティイベントに対応するには、引き続き AWS セキュリティインシデント対応ガイドに記載されているガイダンスと原則に従う必要があります。生成 AI ワークロードでは、いくつかの追加要素も考慮する必要があるため、このブログ投稿で詳しく説明します。