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新たにアジアパシフィック(ムンバイ)リージョンがオープン

私たちはインドのムンバイに新たなリージョンをオープンしたことをお知らせ致します。インドでAWSをお使いのお客様は、サービスをより快適にお使いいただけるようになります。

新リージョン
アジアパシフィック(ムンバイ)リージョンは2つのアベイラビリティゾーンがあり、グローバル全体では35個になりました。本リージョンでは、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) (C4, M4, T2, D2, I2, とR3インスタンスが 利用可能)と Amazon Elastic Block Store (EBS), Amazon Virtual Private Cloud, Auto Scaling, とElastic Load Balancing などの関連サービスに対応します。

他にも以下のサービスに対応致します。

インドには3個所のエッジロケーション(ムンバイ、チェンナイ、ニュー・デリー)があります。それぞれ、Amazon Route 53, Amazon CloudFrontS3 Transfer Acceleration に対応します。AWS Direct Connectも以下のパートナー経由で利用できます。

アジアパシフィック(ムンバイ)リージョンは私たちの13番目のリージョン(AWS Global Infrastructureのマップはこちら)で、いつもの通りコンソール上のメニューで確認できます。

お客様
インドには75,000以上のアクティブなAWSのお客様がいて、様々な産業で幅広くご利用いただいています。本日のオープンにあたっては、いくつかのお客様にプレビュー公開しています。2社(Ola CabsとNDTV)はその経験と考察を十分に共有していただきました。

Ola Cabs のモバイルアプリは、インドにおける100以上の拠点間の乗り換えを再定義しました。AWSは、OLAがサービスにおいて顧客体験の提供に妥協することなく、新機能やサービスを素早くお客様に提供できるようイノベーションを継続的を支援しました。Ankit Bhati (CTOで共同創業者)は以下のように話しています。

私たちは、乗り換えの選択肢提供と利便性の提供のため、数十億のインド人が使えるモバイルアプリをAWSのテクノロジーを使って作っています。最高の顧客体験、お客様へ新機能やサービスの提供においてさらに早くイノベーションを起こすこと、その為にテクノロジーは実現の鍵です。これにより、インドで100以上もの都市と55万ものドライバーのパートナーの役に立っています。様々なAWSのビッグデータ関連のサービスを利用し、ペタバイト級の解析とディープラーニングを行い、お客様が必要な時にドライバーとすぐに近づける仕組みを提供しています。AWSなら、100もの遅延の少ないAPIにより、毎日数百万のリクエストのあるスケーラビリティの高いマイクロサービスベースのプラットフォームに対して、一日に30以上もの変更を加えることが可能になります。私たちもアジアパシフィック(ムンバイ)リージョンを試してみました。素晴らしいですし、顧客体験をさらに強化するのに役立つでしょう。

 


NDTVは、世界で数百万もの人々に視聴されている、インドで主要なメディアです。NDTVは2009年からAWSを使用しており、映像やウェブプラットフォームで利用しています。2014年5月のインド総選挙の間、NDTVは5億ヒットから130億ヒットにもなる、通常の26倍ものウェブトラフィックを投票日に予測しており(通常は40万ヒット/秒)、すべてAWS上で動作しています。Kawaljit Singh Bedi (CTO of NDTV)によると、

NDTVはインドでのプレビューにおいて、AWSインフラの信頼性や安定性に関して信頼できる結果を報告できたことをうれしく思います。技術チームが実施したインドでのテストにおいて、ネットワークの遅延が他の代替手段よりも少ないことを確信しました。昨年ウェブとモバイルのトラフィックは30%以上も増加し、e子アースやプラットフォーム連携し地域を拡大していく際にアジアパシフィック(ムンバイ)リージョンが使用できることにワクワクしています。リージョンオープン時点で提供されるサービスポートフォリオ、低遅延、素晴らしい信頼性、インド国内の規制当局の要望事項との合致など、NDTVは現状からすべてAWSへミッションクリティカルアプリとITインフラを移行することを決めました。

 

 


他にも以下のようなお客様がいらっしゃいます。

 

Tata Motors Limited インドを代表する自動車製造メーカーはテレマティクスシステムをAWS上で実現しています。車両オーナーが車両の状況を即時把握するソリューションとして使用しています。AWSはTata Motorsがイノベーションと顧客体験をさらに俊敏にできるよう支援しました。

redBus はインドを代表するウェブ、モバイル、バス会社を経由してチケットを販売するプラットフォームです。redBusは現在67,000ものルートをカバーし、バス会社は1,800にも上ります。2010年の200万から、年間4000万ものバスチケットの販売に規模が拡大しました。繁忙期には毎分100チケット以上にもなります。redBusはSaaSアプリを開発し、独自のチケットや席管理を自分で操作できる選択肢をバス会社に与えました。redBusはAWSを使ってシンガポールやペルーなど新たな地域にもグローバルに展開しています。

Hotstar は85,000時間ものドラマ、映画やスポーツイベントなどを映像ストリーミングするインド最大のプラットフォームです。2015年2月に開始し、Hotstarは最速で世界中いたるところで使われるようになったアプリのひとつです。6,800万ユーザにダウンロードされ、動画再生の高いテクノロジーとデバイスとプラットフォーム間の品質の良さで視聴者を魅了しています。

Macmillan India はインドの教育市場において120年以上もの間出版事業を展開しています。AWSを使用するにあたり、Macmillan Indiaは重要なエンタープライズのアプリケーションであるビジネスインテリジェンス(BI)、販売・流通、材料管理、財務経理、人事、CRMなどをチェンナイにあるデータセンターからAWSに移行しました。移行によりMacmillan IndiaはSAPの可用性をほぼ100%にし、インフラの設定作業を6週間から30分に短縮しました。

パートナー
インドの幅広いパートナと共に働けることをうれしく思います。いくつかご紹介します。

  • AWS プレミアコンサルティングパートナー – BlazeClan Technologies Pvt. Limited, Minjar Cloud Solutions Pvt Ltd, Wipro.
  • AWS コンサルティングパートナー – Accenture, BluePi, Cloudcover, Frontier, HCL, Powerupcloud, TCS, Wipro.
  • AWS テクノロジーパートナー – Freshdesk, Druva, Indusface, Leadsquared, Manthan, Mithi, Nucleus Software, Newgen, Ramco Systems, Sanovi, Vinculum.
  • AWS マネージドサービスプロバイダー – Progressive Infotech, Spruha Technologies.
  • AWS Direct Connect パートナー – AirTel, Colt Technology Services,  Global Cloud Xchange, GPX, Hutchison Global Communications, Sify, Tata Communications.

インドのAmazonオフィス
2011年以降インドに6つのオフィスを開設しました。デリ、ムンバイ、ハイデラーバード、バンガロール、プネ、チェンナイにあります。オフィスでは、エンタープライズ、政府機関、教育機関、中小・中堅企業、スタートアップ、開発者など幅広いカスタマーベースを支援します。

サポート
AWS Supportで準備しているサポートのすべてが対象(Basic, Developer, Business, Enterprise)です。長期契約なしに、上限なしで顧客および支払いに関するサポートをご利用いただけます。

コンプライアンス
各AWSリージョンは、ISO 27001, ISO 9001, ISO 27017, ISO 27018, SOC 1, SOC 2, and PCI DSS Level 1など現地の法律や規律に準拠するよう準備されています。AWSはサードパーティによって評価されるinformation Security Management System (ISMS)に準拠しています。これらの評価は、AWSウェブサイトや認証や監査報告書を弊社のホームページや要望によりお客様へ提供することで、幅広い要望事項に対応します。

詳しくはこちらをご覧ください。さらにAWSを学ぶにはAWS Cloud Compliance と Data Privacy FAQ をご覧ください。

使ってみましょう
アジアパシフィック(ムンバイ)リージョンがオープンし、本日からご利用いただけます!追加の情報として、移行方法のドキュメント、お客様の事例、トレーニングやイベントの情報、インドでのパートナー一覧などがこちらから参照いただけます。

私たちはインドでの販売状況を記録(AISPLとして知られています)しています。詳細についてはAISPLカスタマーアグリーメントを参照ください。

Jeff;

(翻訳は石橋が担当しました。原文はこちらです。)