AWS JAPAN APN ブログ
2023 AWS Top Engineers クライテリアのお知らせ
皆様、こんにちは! PSA (Partner Solutions Architect) の相澤です。本日は「2023 AWS Top Engineers」の概要および応募クライテリアをお知らせします。表彰を目指しているエンジニアの皆様、申請に向けたご準備をお願い致します。
概要
「AWS Top Engineer Partner Program」とは、AWS Partner Network (APN) に参加している会社に所属している AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰プログラムです。特定の AWS 認定資格を持ち、会社を超えてパブリックに技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮したその他の重要な活動や成果がある方を、AWS Top Engineers として、AWS Japan が審査し選出しています。2022 年度の受賞者発表はこちらです。
AWS Ambassadors との位置づけ
「AWS Ambassadors」(プログラムの詳細は公式ウェブページを参照) は、「AWS Top Engineers」の上位に位置づけられています。そのため、「AWS Top Engineers」に選出された方から、「AWS Ambassadors」を選定致します。
名称について
2022 年 10 月より、「AWS Partner Ambassador Program」が「AWS Ambassador Partner Program」に名称変更が行われた為、「APN AWS Top Engineer Program」も「AWS Top Engineer Partner Program」へ名称変更を行いました。変更後の各名称は下記の通りとなります。
- AWS Top Engineer Partner Program : プログラム名
- AWS Top Engineer : 個人
- AWS Top Engineers : 複数名
表彰のカテゴリー
AWS Top Engineers (Services)
2019 年より実施している AWS Top Engineers を継続したカテゴリーとなります。AWS に関する活動を総合的に判断して、エンジニアの方を表彰します。
AWS Top Engineers (Software)
自社プロダクトの開発にて活躍されているエンジニアの方を表彰させて頂くカテゴリーとなります。自社のソフトウェアやソリューションに対して高度な AWS 技術を用いて活躍いただいているエンジニアの方を表彰します。
AWS Top Engineers (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS)
専門領域で高度な技術をお持ちの方で、活躍されているエンジニアの方を表彰させて頂くカテゴリーです。専門領域のカテゴリーは、AWS 認定 Specialty 資格の 6 つの分野が対象となります。
※ 2023 年度より、SAP on AWS が対象に加わります。
応募クライテリア
応募頂くにあたり、(1) 各カテゴリー共通の条件 (2) 所属パートナーおよび認定資格の条件 (3) 技術力を発揮した活動内容の条件、の 3 つを満たしていただく必要がございます。詳細は下記を確認ください。
(1) 各カテゴリー共通の条件
- 活動対象期間は、2022 年 4 月 1 日〜2023 年 3 月 31 日です。
- 各カテゴリーへのエントリーは、いずれかの表彰カテゴリーから 1 つのみ応募が可能です。各表彰カテゴリーに重複エントリーはできません。
- 専門領域のエントリーは、いずれかの専門領域 (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS) から 1 つを選択してください。各専門領域に重複エントリーはできません。
(2) 所属パートナーおよび認定資格の条件
- 申し込みカテゴリーに応じて、所属パートナーおよび認定資格の条件を設けています。詳細は、下記表を確認ください。
- AWS 認定資格は申し込み時点で有効、且つ審査期間である 2023 年 4 月 30 日まで有効である必要があります。
- AWS 認定資格保持のエビデンスとして、デジタルバッジが必要となります。申し込み前にデジタルバッジのシェアの設定をお願い致します。
申し込みカテゴリー | 所属パートナー条件 | 認定資格条件 |
AWS Top Engineers (Services) | サービスパス AWS セレクトティア以上 |
AWS Certified Solutions Architect – Professional と AWS Certified DevOps Engineer – Professional の両方を保持していること。 |
AWS Top Engineers (Software) | ソフトウェアパス Confirmed ステージ以上 | 下記例に従い 2 pt 以上保持していること。 Practitioner 0 pt, Associate 1 pt, Specialty 1 pt, Professional 2 pt |
AWS Top Engineers (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS) | サービスパス AWS セレクトティア以上、 もしくは、 ソフトウェアパス Confirmed ステージ以上 |
応募を希望する専門領域の AWS 認定 Specialty 資格 (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS) を保持していること。 例 AWS Top Engineers (Networking) に応募する場合は、AWS Certified Advanced Networking – Specialty を保持していること。 |
(3) 技術力を発揮した活動内容の条件
- 技術力を発揮した活動については、活動カテゴリーを設け、それぞれの活動内容について記載いただきます。
- 応募にあたっては、2 つ以上のカテゴリーの記載を必要とします。そのうち 1 つは、パブリックな活動 (ブログ, ホワイトペーパー / 書籍リリース, 外部登壇, 公開事例, ソリューション公開, 技術リードとしての活動でパブリックなもの) であることが必要です。
- 活動カテゴリーと提出頂きたい内容は、下記の表の通りです。(Level の説明は下記を参照)
活動カテゴリー | 提出頂きたい内容 |
ブログ | ブログの件数, ブログ URL, ブログの内容は Level 200 以上である事が条件 |
ホワイトペーパー / 書籍リリース | リリースの件数, リリースが確認できる URL (ご自身が関わられている事が確認できる部分も含む), 対象のリリースは Level 200 以上である事が条件 |
外部登壇 | パブリック登壇の件数, 登壇が確認できる URL, 対象の登壇の内容として Level 200 以上である事が条件 |
案件対応 (公開事例含む) | 案件の属性 (公開事例 or 非公開), 案件概要の説明, ご自身が対応された内容で特筆すべき技術的複雑性 / 工夫ポイント / 他アピールできる部分の説明 |
ソリューション公開 | ソリューション公開の件数, ソリューション公開が確認できる URL, ソリューションの説明, ご自身が関わられた内容の説明 |
Well-Architected レビュー | レビューの件数, レビュー実施時の ARN, ハイリスク改善対応内容の説明 |
技術リードとしての活動 | 社内エンジニア育成活動 / 社内登壇 / その他アピールできる活動内容 (MSP / Competency / SDP / SRP / FTR の対応や社内 AWS サポート対応等) の説明 |
Level の説明
- Level 100 : AWS サービスの概要を解説するレベル。
- Level 200 : トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能を解説するレベル。
- Level 300 : 対象のトピックの詳細を解説するレベル。
- Level 400 : 複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説するレベル。
評価ポイント
- 活動カテゴリーごとに評価点が加算されます。
- 例 1. ブログ, 外部登壇のカテゴリーに記載してエントリー
→ 2 つの項目の合計点で評価されます。 - 例 2. ブログ, 外部登壇, 案件対応 (公開事例も含む), 技術リードとしての活動のカテゴリーに記載してエントリー
→ 4 つの項目の合計点で評価されます。
- 例 1. ブログ, 外部登壇のカテゴリーに記載してエントリー
- 活動カテゴリー内の評価は、量ではなく、内容を重視致します。
発表までのスケジュール
- 2022 年 12 月 5 日 : クライテリアのお知らせ
- 2023 年 2 月末 : 申し込みサイトオープン
- 2023 年 3 月末 : 申し込み締切り
- AWS Summit Tokyo 開催期間中に受賞者発表
※ 別途募集している AWS ALL Certifications Engineers クライテリアのお知らせはこちらです。
※ 本ブログの記載内容については変更になる可能性があります。予めご了承ください。