Amazon FreeRTOS

Q: Amazon FreeRTOS とは何ですか?

Amazon FreeRTOS (a:FreeRTOS) は、マイクロコントローラベースのエッジデバイスを簡単にプログラミング、デプロイ、保護、保守できるオペレーティングシステムです。Amazon FreeRTOS は、マイクロコントローラ向けの一般的なオープンソースのオペレーティングシステムである FreeRTOS カーネルに基づいており、デバイスをローカルからクラウドに安全に接続し、リモートから簡単にアップデートできるソフトウェアライブラリを備えています。Amazon FreeRTOS コンソールを使用すると、ユースケースに関連するソフトウェアコンポーネントを簡単に選択してダウンロードすることができます。Amazon FreeRTOS 認定プログラム (Amazon FQP) によって、選択したマイクロコントローラが Amazon FreeRTOS の機能に完全に対応しているかどうかを確認できます。Amazon FreeRTOS は、データの暗号化とキー管理のサポートにより、マイクロコントローラベースのデバイスを安全に保つのに役立ちます。Amazon FreeRTOS デバイスを AWS Greengrass Core デバイスに接続すると、複数の Amazon FreeRTOS デバイスを Greengrass Group に簡単に接続できます。

Q: Amazon FreeRTOS は、どの AWS リージョンで利用できますか?

Amazon FreeRTOS は現在、以下の AWS リージョンで利用できます。

  • 米国東部 (バージニア北部)
  • 米国東部 (オハイオ)
  • 米国西部 (オレゴン)
  • 欧州 (アイルランド)
  • 欧州(フランクフルト)
  • 欧州 (ロンドン)
  • アジアパシフィック (シドニー)
  • アジアパシフィック (東京)

上記の AWS リージョンにアクセスできるすべてのお客様は、居住地に関係なく Amazon FreeRTOS をご利用いただけます。

Q: Amazon FreeRTOS のユースケースにはどのようなものがありますか?

Amazon FreeRTOS は、産業用、商用、コンシューマー向けのアプリケーションに対応する組み込みシステムで利用できます。例えば、スマートメーター、オイルポンプセンサー、アプライアンス、商用セキュリティシステム、フィットネストラッカー、センサーネットワークにおいて Amazon FreeRTOS の利点を活用できます。スマートメーターを家庭で使用すると、電力使用量をリアルタイムにモニタリングできます。電力会社では、このデータを効率的に活用して、負荷分散と発電所からの出力をより効率的に行うことができます。オイルポンプセンサーは、水中深くに埋められている油井からの採油をモニタリングするために、石油掘削装置で使用されています。石油掘削装置のセンサーに Amazon FreeRTOS をデプロイし、AWS Greengrass Core を使用することで、ポンプとバルブからのデータをローカルでリアルタイムに処理できます。その後、AWS Greengrass Core では、分析とデータウェアハウジングの目的のために、処理されたポンプセンサーデータのバッチがクラウドに送信されます。AWS Greengrass の詳細については、ここをクリックしてください。

Q: マイクロコントローラの開発者が Amazon FreeRTOS を利用するにはどうすればよいですか?

Amazon FreeRTOS の開発者は、Amazon FreeRTOS コンソールGitHubSourceForgeFreeRTOS.org のいずれかから Amazon FreeRTOS マイクロコントローラデバイスソフトウェアをダウンロードできます。

Q: どのようなユーザーが Amazon FreeRTOS の利点を活用できますか?

半導体ベンダーでは、接続センサー、セキュリティ周辺機器、イーサネットコントローラなどのマイクロコントローラやモジュールを製造しています。これらのマイクロコントローラやモジュールは、IoT デバイスを構築する OEM によって使用されています。マイクロコントローラベンダーは AWS と連携して、Amazon FreeRTOS 認定プログラム を使用することで、Amazon FreeRTOS に適したチップセットを提供しています。また、Amazon FreeRTOS コンソールからダウンロードできるチップセットサポートソフトウェアや周辺デバイスのドライバーも提供しています。

OEM には、工業メーカー、商業エンタープライズ、コンシューマーブランドが含まれます。マイクロコントローラの開発者は、Amazon FreeRTOS を使用することで、接続デバイスや IoT アプリケーションを簡単に設計し、開発できます。

エンタープライズでは、Amazon FreeRTOS を搭載した IoT 接続デバイスの使用により、ビジネス面および運用面で効率化を図ることができます。

Q: Amazon FreeRTOS ソフトウェアの主要なコンポーネントはどのようなものですか?

Amazon FreeRTOS により、FreeRTOS カーネルが拡張されます。これは、マイクロコントローラ向けのリアルタイムオペレーティングシステムカーネルで、接続、セキュリティ、無線によるソフトウェア更新 (近日中に発表予定) をサポートするライブラリを備えています。接続のスタックには、クラウド接続およびローカル接続向けの MQTT、TCP/IP、Wi-Fi が含まれます。セキュリティライブラリには、TLS 向けの標準ベースのバークレーソケットインターフェイスと、暗号化オフロード向けの PKCS#11 標準インターフェイスが含まれます。

Q: ハードウェア仕様に関する最低要件はどのようなものですか?

Amazon FreeRTOS は、25 MHz 以上の処理速度と 64 KB 以上の RAM を備えたマイクロコントローラ向けに最適化されています (TLS を含む利用可能なすべてのライブラリがアプリケーションマイクロコントローラ上で実行されていることを想定した場合)。通信および暗号化のスタック (MQTT を除く) がネットワーキングプロセッサにオフロードされる場合、マイクロコントローラには 10 MHz の処理速度と 16 KB の RAM が必要になります。ただし、MCU アーキテクチャ、コンパイラ、コンパイラの最適化レベルといった要因が処理速度や RAM の要件に影響を及ぼす可能性があるため、これらの値は単なる概算です。

Q: Amazon FreeRTOS では、どのようなアーキテクチャがサポートされていますか?

現在 Amazon FreeRTOS では、Microchip (近日中に対応予定)、NXP、STMicroelectronics、Texas Instruments といったパートナーのマイクロコントローラハードウェアがサポートされています。Amazon FreeRTOS は FreeRTOS カーネルをベースとしており、40 種類を超えるアーキテクチャをサポートしています。

Q: Amazon FreeRTOS の使用はどのように開始できますか?

適格なボードで Amazon FreeRTOS を実行する方法に関する体系的な手順については、入門ガイドをご覧ください。

Q: 技術サポートを受けるにはどうすればよいですか?

サポートを受けるには、以下のチャネルのいずれかを使用してください。

Amazon FreeRTOS の AWS フォーラム

プレミアムサポート

カスタマーサポート

Q: ユーザーガイドはありますか?

はい。開始方法のページのドキュメントセクションで、Amazon FreeRTOS ユーザーガイド にアクセスできます。

Q: Amazon FreeRTOS を使用して他のクラウドサービスに接続できますか?

はい。Amazon FreeRTOS はオープンソースのソフトウェアであるため、アプリケーションの特定のニーズに合わせて変更できます。

Q: Amazon FreeRTOS のソースコードを変更することはできますか?

はい。Amazon FreeRTOS は、MIT ライセンスの下で配布されるオープンソースのソフトウェアであるため、アプリケーションの特定のニーズに合わせて変更することができます。AWS の許可は必要ありません。

Q: Amazon FreeRTOS の利用料金を教えてください。

Amazon FreeRTOS は、無料でダウンロードして使用できます。

Q: Amazon FreeRTOS にハードウェアは含まれていますか?

いいえ。Amazon FreeRTOS は、マイクロコントローラ向けのオペレーティングシステムです。Amazon FreeRTOS をサポートしているチップセットを購入する必要がある場合は、開始方法のページにアクセスしてください。

FreeRTOS カーネル

Q: FreeRTOS カーネルとは何ですか?

14 年間にわたって開発され、世界有数のチップ関連企業と連携している FreeRTOS カーネルは、市場をリードするリアルタイムのオペレーティングシステムカーネルです。また、マイクロコントローラおよび小規模なマイクロプロセッサ向けのデファクトスタンダードソリューションです。

Q: Amazon FreeRTOS と FreeRTOS カーネルにはどのような関係がありますか?

Amazon FreeRTOS は FreeRTOS カーネルをベースとしており、ローカル接続およびクラウド接続、セキュリティ、無線によるソフトウェア更新 (近日中に発表予定) をサポートするソフトウェアライブラリを備えています。

Q: FreeRTOS カーネルの保守は AWS によって行われていますか?

はい。AWS では、FreeRTOS カーネルのバージョン 10 を最近発表しました。これには、ストリームバッファとメッセージバッファが含まれています。また、このカーネルは MIT オープンソースライセンスの下でリリースされたため、あらゆる状況で簡単にこれを使用できるようになりました。

Q: MIT オープンソースライセンスと (以前使用されていた) 改変版 GPL オープンソースライセンスとの違いは何ですか?

これらの両方のライセンスにより、商用の製品にもこのソフトウェアを無償で使用できるようになりました。また、いずれのライセンスにおいても、バイナリ (実行版) のコピーを配布する際にいかなる義務も課せられません。MIT ライセンスでは、文言が簡素化され、ソースコードの再配布に関する制限がさらに緩和されています。MIT ライセンスでは、Amazon FreeRTOS (カーネルを含む) を使用して引き続き商用製品を開発および販売できますが、ソースコードの変更を公開する義務はなく、行った変更をすべて所有できます。MIT を使用する場合の唯一の要件は、著作権表示および本許諾表示をこのソフトウェアのすべてのコピーまたは重要な部分に記載する必要があることです。

Q: FreeRTOS カーネルのサポートフォーラムはありますか?

はい。AWS フォーラムで新しいスレッドを開始することも、FreeRTOS.org のサポートアーカイブを確認することもできます。

Q: FreeRTOS カーネルの詳細については、どこで確認できますか?

Amazon FreeRTOS 認定プログラム

Q: Amazon FreeRTOS に適したマイクロコントローラチップセットはどれですか?

適格なハードウェアの一覧については、開始方法のページをご覧ください。

Q: マイクロコントローラベンダーが、自社のチップセットを Amazon FreeRTOS 対応として認定するにはどうすればよいですか?

マイクロコントローラベンダーが、自社のチップセットを Amazon FreeRTOS 対応として認定するには、Amazon FreeRTOS 認定プログラムを通じて申請できます。

Q: 既にパートナーになっていますが、新しいチップセットを認定するにはどうすればよいですか?

Amazon FreeRTOS 認定プログラムの詳細や、Amazon FreeRTOS に対して新しいチップセットを認定する方法の詳細については、Amazon FreeRTOS パートナーのページをご覧ください。

Amazon FreeRTOS と AWS Greengrass

Q: AWS Greengrass と Amazon FreeRTOS の違いは何ですか。

AWS Greengrass は、インターネットに接続されたデバイスでローカルのコンピューティング、メッセージング、データキャッシュ、同期を安全な方法で実行できるようにするソフトウェアです。AWS Greengrass では、接続されたデバイスで AWS Lambda 関数を実行し、デバイスデータを常に同期させ、他のデバイスと安全に通信できます。これはインターネットに接続していないときでも可能です。Greengrass では、AWS Lambda を使用することで、IoT デバイスがローカルイベントに素早く対応し、Greengrass Core 上で動作する Lambda 関数を使用してローカルリソースとやり取りし、断続的な接続で動作し、OTA アップデートによって常に最新の状態を維持し、IoT データのクラウドへの送信コストを最小限に抑えることができるようになります。

Amazon FreeRTOS は、エッジで動作し、AWS Greengrass を実行できるチップセットを一般的にサポートしていないマイクロコントローラ用のオペレーティングシステムです。これらのマイクロコントローラデバイスは、フィットネストラッカー、ペースメーカー、電気メーター、自動車トランスミッション、センサーネットワークなどのさまざまな IoT エンドポイントにあります。Amazon FreeRTOS デバイスで Greengrass Core を実行することはできませんが、Greengrass Core デバイス上で Lambda 関数の実行をトリガーできます。

両方のデバイスではハードウェア要件とオペレーティングシステムが異なります。

  Amazon FreeRTOS AWS Greengrass
ソフトウェア オペレーティングシステム、マイクロコントローラで動作 Linux デバイス用のランタイムと Greengrass 対応デバイス用の SDK
ハードウェア要件 64 KB 以上の RAM 128 MB 以上の RAM
カテゴリ 組み込みシステム、IoT エンドポイント エッジデバイス、ローカルゲートウェイ
ユースケース マイクロコントローラベースのデバイス 産業オートメーションシステム、ワイヤレスルーター、スマートフォン

Q: Amazon FreeRTOS で AWS Greengrass を使用する必要はありますか?

Amazon FreeRTOS で AWS Greengrass を使用する必要はありません。Amazon FreeRTOS は IoT エンドポイント上で動作し、IoT トポロジにおける「センシング」と「作動」を担当します。Amazon FreeRTOS デバイスは、クラウドに直接接続することも、Greengrass Core デバイスにローカルに接続することもできます。

Q: Amazon FreeRTOS デバイスを AWS Greengrass Core デバイスに接続するにはどうすればよいですか?

Amazon FreeRTOS ソースコードに含まれている Greengrass Discovery ライブラリを使用して、AWS Greengrass Core デバイスを検索して接続できます。詳細については、Amazon FreeRTOS ユーザーガイドをご覧ください。

Amazon FreeRTOS と AWS IoT Device Management

Q: 新しいファームウェアを使用してデバイスを更新するにはどうすればよいですか?

Amazon FreeRTOS の無線 (OTA) による更新機能を使用できます。AWS IoT Device Management コンソールで、ファームウェアイメージを指定し、更新するデバイスを選択し、コード署名方式を選択して Amazon FreeRTOS OTA ジョブ更新を作成するだけで、デバイスを更新できます。OTA 更新機能とコード署名の詳細については、Amazon FreeRTOS ユーザーガイドをご覧ください。

Q: コード署名とは何ですか?

コード署名により、Amazon FreeRTOS デバイスに対する OTA デプロイがスケジュールされているファームウェアイメージの整合性とオリジンを確認できます。このプロセスでは、コードの署名後に改ざんや破損が発生していないことを検証する暗号化ハッシュを使用して、ファームウェアイメージの整合性を確認できます。また、このプロセスでは、パブリックキーの暗号化を使用して、デバイス上で検証されたオリジンであるという証拠に基づいてこれらのイメージに署名することもできます。開発者は、統合された Amazon FreeRTOS OTA アップデートジョブを AWS IoT Device Management コンソールで使用することで、新しいファームウェアイメージをアップロードし、そのイメージに署名して、現場のデバイスグループにこれを提供できます。それらのデバイスでは、ダウンロード時に署名が検証され、信頼性のあるコードのみがインストールされます。お客様は IAM を使用して署名ツールを詳細に制御できるため、指定された開発者のみが新しいファームウェアの更新に署名を行い、スケジュールを設定できます。

Q: コード署名を使用する必要がありますか?

いいえ。自前の署名サービスを使用して、署名されたイメージを Amazon S3 に直接アップロードすることもできます。この場合は、Amazon FreeRTOS OTA エージェントを修正して、使用する署名フォーマットを承認する必要があります。

Q: OTA をサポートしているのはどのようなハードウェアですか?

現在、Texas Instruments の CC3220SF-LAUNCHXL が OTA をサポートしています。サポートされているハードウェアの開始方法に関する詳細は、こちらをクリックしてください。

Amazon FreeRTOS と AWS IoT Core

Q: Amazon FreeRTOS と AWS クラウドサービスとはどのような関連性がありますか?

Amazon FreeRTOS を使用すると、IoT デバイスを AWS クラウドに安全で簡単に接続できます。また、インターネットに接続されたアプリケーションを構築するためのツールもお客様に提供されています。これを使用すれば、センサーデータを集約して AWS Greengrass 経由で AWS IoT Core に直接送信できます。

Amazon FreeRTOS パートナーの詳細

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