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AWS トレーニング : 新コース「Planning and Designing Databases on AWS」を6月から受講できます

こんにちは!AWS テクニカルトレーナーの冨田修平です。様々なクラスルームトレーニングとプライベートオンサイトトレーニングを担当しています。

さて、本日は AWS トレーニングの新コース「Planning and Designing Databases on AWS」を紹介します。既に以下のリリース記事の通り、本コースは 2020年1月 に発表された新コースです。そして、日本では 2020年6月 から受講できることになりました。

新しい 3 日間のクラスルームコース: Planning and Designing Databases on AWS

コース概要

AWSにおける設計のベストプラクティスの一つに”適切なデータベースソリューションを選択する”があります。

適切なデータベースとは何でしょうか? 一般的にはデータベースといえばリレーショナルデータベースが多く使われていますが、不向きなケースもあります。例えばデータの項目が様々で事前にスキーマを定義しておくことが難しいケース、一秒間に数十万、数百万回など非常に高い頻度のアクセスが必要なケース、大量のデータを高速に並列処理しなければならないケースなどがあります。このトレーニングに登場するさまざまなデータベースはこういったリレーショナルデータベースが不得意とする領域をカバーすることができますが、逆にリレーショナルデータベースの得意とするトランザクションやデータの一貫性が不得意なケースもあります。大規模なシステムを構築、もしくは既存のシステムをリファクタリングする際には、データモデル、データベースごとの機能/非機能要件に合わせた使い分けが重要となります。

「Planning and Designing Databases on AWS」はまず様々なデータベースを使い分けるための基礎となる原則や概念について学びます。続いて、AWSの8つのマネージドデータベースサービスについて、それぞれに適したワークロードとデータモデリング、リソースの設計について学習します。

参考までに本コースの「モジュール構成」を以下に載せます。演習(ラボ)もあります。

  • モジュール 1 : Database Concepts and General Guidelines
  • モジュール 2 : Database Planning and Design
  • モジュール 3 : Databases on Amazon EC2
  • モジュール 4 : Purpose-Built Databases
  • モジュール 5 : RDS
  • モジュール 6 : Aurora
  • モジュール 7 : DocumentDB
  • モジュール 8 : DynamoDB
  • モジュール 9 : Neptune
  • モジュール 10 : QLDB
  • モジュール 11 : Elasticache
  • モジュール 12 : Redshift

※コース内容は変更される可能性があります

ラーニングパス

最後に「ラーニングパス」を紹介します.本コースは「データベースパス」に含まれています。

学習パス – データベース

関連する認定

AWS 認定データベース – 専門知識 は2020年4月6日から受験可能です。

Planning and Designing Databases on AWS 開催日

本コースの初回開催は 2020年6月3日(水) – 2020年6月5日(金) です.その後も定期的に開催を予定しています。是非,AWS トレーニングポータルからお申し込みください。

*現在、AWSではクラスルームトレーニングをオンラインで実施しています。 オンライン形式は AWS 認定インストラクターがトレーニングをライブで配信し、ご受講の皆様が教室に集合することなく、ご都合の良い場所からご自身の PC でトレーニング受講が可能となります。また受講中の質問も可能です。トレーニングの内容と学習目的は対面式のトレーニングと同じです。

 

著者について

冨田修平 (Shuhei Tomita)

AWS トレーニングサービス本部 テクニカルトレーナー