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Data Modernization Day in Japan #1 「データベースシステムの移行はどうする? ~Database Migration Accelerator ユーザー事例~」資料・動画及び QA 公開

先日(2022/3/17) に開催した Data Modernization Day in Japan #1「データベースシステムの移行はどうする? ~ Database Migration Accelerator ユーザー事例 ~」の資料・動画を公開しました。今回は  Amazon Database Migration Accelerator (DMA)  を実際に利用し、データベースオブジェクト・アプリケーションの変更を伴う異種データベースへの移行を行った、 株式会社 三越伊勢丹システム・ソリューションズ様による事例セッションもございます( 下記動画の 3セッション目 「Amazon Database Migration Accelerator を使用したシステム移行に関して」)。 プロジェクトの各フェーズにおけるお客様と DMA チームの役割分担や、変換したアプリケーションの QA テストにおいて、どの位の期間で要修正の部分が解決されたか、というお話もございます。
当日、参加者の皆様には数多くの QA を頂きありがとうございました。頂いた QA の一部についても共有しております。

【動画】
Amazon RDS/Aurora Update
データベース移行に活用出来る AWS の各種サービスについて
Amazon Database Migration Accelerator を使用したシステム移行に関して
今すぐできるAmazon RDS/Auroraのパフォーマンス分析や監視

【資料】
資料ダウンロード
※ 「Amazon Database Migration Accelerator を使用したシステム移行に関して」の資料は大変申し訳ございませんが、ダウンロード不可となっております。動画でのご視聴をお願い致します。

Q. Amazon AuroraとAmazon RDSの機能と性能を比較した資料はございますでしょうか? 両者の選択基準を理解したいと考えております。
A. 下記のブログ内にある
・Amazon Aurora アーキテクチャ概要
・Amazon Aurora MySQL/PostgreSQL 独自機能のご紹介
・MySQL/PostgreSQL における RDS/Aurora の選択ポイント
をご参照頂ければと思います。
「Amazon RDS Online Seminar 第1回 「Amazon Aurora と RDS Proxy」 資料・動画及び QA 公開」
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-rds-online-seminar1-qa-202009/

Q. Amazon RDS Performance Insights で RDS for Oracle を分析する際に、SQL文の実行計画が確認できるようになったとの事ですが、期間中に複数の実行計画が利用された場合、複数の実行計画を確認することは可能なのでしょうか?
A. Performance Insights が同一SQLで複数の実行計画を検知した場合は、Performance Insightsのダッシュボードから確認することができます。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_PerfInsights.UsingDashboard.AccessPlans.html

Q. マルチ AZ DB クラスター配置ですが、既に構築している RDS (シングル AZ DB インスタンス配置や マルチ AZ DB インスタンス配置 ) に対して設定変更はできますでしょうか。それとも RDS を新規作成する際にのみ選択できるものでしょうか?
A. シングル AZ DB インスタンス配置やマルチ AZ DB インスタンス配置をマルチ AZ DB クラスター配置に変更することはできません。代替手段として、シングル AZ DB インスタンス配置またはマルチ AZ DB インスタンス配置のスナップショットをマルチ AZ DB クラスター配置に復元することができます。補足ですが、マルチ AZ DB クラスター配置のスナップショットは、マルチ AZ DB インスタンス配置やシングル AZ 配置に復元することはできません。より詳細については以下マニュアルをご参照ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/multi-az-db-clusters-concepts.html#multi-az-db-clusters-concepts.Limitations

【今後の Online Seminar の予定】
忘れちゃいけない!データベースのアップグレード ~ Aurora MySQL version 1 と RDS for Oracle 12c (12.1.0.2) ~

開催日時: 2022年6月9日(木) 開演: 09:30 〜 12:00
形式: オンライン

お申込みはこちら>>

【アジェンダ】
09:30 ~ 10:00 (30分): Amazon RDS/Aurora Update
本セッションでは 2022年3月から5月に追加された Amazon RDS/Amazon Aurora のアップデートを中心に説明します。

10:10~10:40 (30分) Aurora MySQL v1 Upgrade について
本セッションでは Amazon Aurora MySQL version 1(MySQL5.6互換)から、Aurora MySQL version 2(MySQL 5.7互換)、そして version V3(MySQL 8.0互換)へアップグレードする方法について、注意点を交えてご説明します。End of Life が近づいている Aurora MySQL version 1 をご利用中の方、また Aurora MySQL version 2 から version 3 へのアップグレードをご検討されているかたも是非ご視聴ください。

10:50~11:20 (30分) RDS for Oracle 12c (12.1.0.2) Upgrade について
本セッションは7月末でサポート期限を迎えるOracle 12c(12.1.0.2)から19cへのアップグレードの方法や注意点についてご説明をさせていただきます。12cのアップグレードに関する最終案内になりますので、まだアップグレードがお済みでないお客様は是非ご視聴ください。

11:30 ~ 12:00 (30分): 11:30~12:00 (30分) Aurora Serverless v2 Deep Dive


著者

北澤英崇
データベース スペシャリスト ソリューション アーキテクト
様々なデータベースの技術担当を経験。現在はデータベースを AWS 上に実装する際の技術支援全般を担当。