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[AWS Black Belt Online Seminar] AWS Cloud9 入門 資料及び QA 公開

先日 (2018/6/13) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar「AWS Cloud9 入門」の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。

20180613 AWS Black Belt Online Seminar AWS Cloud9 入門

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Q. Express Setupした環境を後からTeam Setupに変更することはできますか?

A. Express Setupで環境を作成したIAMユーザーを任意のIAMグループに登録することでTeam Setupと同様の管理が可能です。

Q. Cloud9はフェデレーションユーザーで利用できますでしょうか?

A. はい、利用可能です。AWS Microsoft AD ディレクトリサービスを作成し、オンプレミスのADと信頼関係を結ぶことで、Microsoft ADの機能を利用してマネジメントコンソールへのアクセスとCloud9の利用権限をADのグループやユーザーに簡単に割り当てることができます。こちらのBlogが参考になります。

Q. Cloud9の環境バックアップは必要でしょうか?必要であればバックアップの方法を教えてください

A. AWS Cloud9のFileメニューでDownload Projectを選択してtar.gz形式でプロジェクト全体をローカルPC環境へダウンロードすることができます。またEC2インスタンスのスナップショットを取得することもできます。

Q. Cloud9に対応しているブラウザ、対応していないブラウザやバージョンはありますか?

A. こちらをご参照ください。

Q. Direct Connect等で接続したプライベートな環境(インターネットへ一切出ない環境)で、Cloud9を利用することは可能ですか?

A. AWS cloud9はインターネットへのパブリック接続が必要です。

Q. 例えば複数のAWS環境(アカウントが異なる)へのデプロイするような事は可能でしょうか。

A. 現在のところはアカウント内のIAMユーザーごとのデプロイになりますが、作成した共有環境に別のアカウントのIAMユーザーを招待することはできます。こちらをご参照ください。

Q. チームで利用する場合、EC2インスタンス1台で複数人が利用可能なのでしょうか?

A. 現在のところは環境ごとにEC2インスタンスが必要になります。

Q. 違うリージョンにはデプロイできないでしょうか?

A. できません。

Q. 海外のcloud9から東京にλファンクションをデプロイできますか?

A. はい、PreferenesのAWS SettingsでAWS Regionを選択することで可能です。

Q. lambdaファンクションの名前にcloud9というプレフィクスが付いてしまうのは回避できないのですか?

A. 仕様です。

Q. IDEのキーバインドは変更できますか?(emacs、viなど)

A. はい、emacs、viのデフォルトで用意されています。また変更も可能です。

Q. 依存ライブラリを含めたLambdaパッケージのデプロイ

A. 対象フォルダの配下に含めた依存ライブラリは自動的にzipに含まれてデプロイされます。

Q. S3その他AWS機能との連携のテスト方法。

A. AWS Cloud9からS3やAWSのリソースにアクセスしてテストが可能です。

Q. SAM/Cloudformationテンプレートを含めた開発やテストやデプロイ

A. AWS Cloud9はSAM Localを環境に含んでいて、ローカルでのテストをサポートしています。またSAMによるデプロイはIDEの機能として統合しています。

Q. StepFunctionsを含めたサーバレスアプリケーションの統合開発

A. 複数のLambdaプロジェクトをAWS Cloud9の環境で開発することが可能です。

Q. バージョン管理との連携

A. Terminalを利用してgitコマンドを実行することで連携可能です。

Q. お見せいただいたペアプロのデモのように他のユーザをinviteするには、簡単セットアップではなく、Team SetupでCloud9環境を作っておく必要がある、ということでしょうか?

A. 簡単セットアップで作成した環境でも別のIAMユーザーをインバイトできます。

Q. Cloud9 の環境を使い続けていると、いずれ aws-cli を含め、含まれているソフトウェアが古くなると思います。手動で定期的に yum update等を実行し、自分でメンテナンスしていくのが良いのでしょうか。

A. AWS Cloud9がモジュールのアップデートを通知し、アップデートするかを確認する機能を提供していますが、個々のタイミングで手動でアップデートして頂くことも可能です。

Q. バージョン管理をしたい場合、CodeCommitと連携することは可能でしょうか?

A. はい、可能です。こちらをご参照ください。

Q. バッチジョブをSQSとelastic beanstalkのworker tier経由で処理したいと考えています。cloud9でバッチジョブを動作させてデバックなど開発は向いているでしょうか?

A. AWS Cloud9はローカル開発環境ですのでElastic BeanstalkのWorker Tier環境でのデバッグはできませんが、キュー取得したデータを処理する部分のみ切り出せる構造であれば、ダミーデータを与えて、その部分を単体でデバッグすることは可能です

Q. フォント変更は、メニュー項目も変更可能でしょうか?

A. 現時点ではありません。

Q. 手動で cloud9 を停止する方法はあるのでしょうか?

A. AWSコンソールへログインしEC2マネジメントコンソールからEC2インスタンスを停止することは可能です。

Q. 作成したshellをRunするときにsh -xのデバックモードで実行できますか?

A. EC2でのshell実行と同様です。

Q. Cloud9のEC2インスタンスのタイプ変更は可能でしょうか

A. 変更は可能です。こちらをご参照ください。

Q. ローカル環境(Linux)へのインストール方法はどこで紹介されていますでしょうか?macでもインストール可能ですか?

A. こちらのページのSSHホスト要件をご確認ください。

Q. CloudFrontにlambdaを結びつける操作はCloud9上ではできないのでしょうか。

A. AWS Cloud9からはLambdaのデプロイまでが行えますので、その後の設定は別途、コンソール、CLIなどで行うことになります。

Q. GitHubやBitbucketとの連携は可能でしょうか。

A. はい、gitのクレデンシャルの設定をそれぞれのgitリポジトリ用に行って頂くことで利用可能です。

以上です。

 

今後の AWS Black Belt Online Seminar のスケジュール

直近で以下のオンラインセミナーを予定しています。各オンラインセミナーの詳細およびお申し込み先は下記URLからご確認いただけます。皆様のご参加をお待ちしております!

7月分 ≫ https://pages.awscloud.com/event_JAPAN_BlackBeltOnlineSeminar-201807.html

Amazon Neptune
2018 年 7 月 3 日 | 12:00 – 13:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆

Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
2018 年 7 月 4 日 | 18:00 – 19:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆

AWSで実現するウェブサイトホスティング
2018 年 7 月 10 日 | 12:00 – 13:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★☆☆☆☆

Trusted Advisor
2018 年 7 月 11 日 | 18:00 – 19:00 | IT 知識レベル:★☆☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆

大阪ローカルリージョンの活用とAWSで実現するDisaster Recovery
2018 年 7 月 17 日 | 12:00 – 13:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆

AWS Service Catalog
2018 年 7 月 18 日 | 18:00 – 19:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆

Amazon Elastic Container Service for Kubernetes (Amazon EKS) / AWS Fargate
2018 年 7 月 24 日 | 12:00 – 13:00 | IT 知識レベル:★★★☆☆ | AWS 知識レベル:★★★☆☆

AWS Systems Manager
2018 年 7 月 25 日 | 18:00 – 19:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆

S3ユースケース紹介及びサービスアップデート解説
2018 年 7 月 31 日 | 12:00 – 13:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆