AWS JAPAN APN ブログ
2024 Japan AWS Top Engineers クライテリアのお知らせ
皆様、こんにちは! PSA (Partner Solutions Architect) の石倉です。本日は「2024 Japan AWS Top Engineers」の概要および応募クライテリアをお知らせします。表彰を目指しているエンジニアの皆様、申請に向けたご準備をお願い致します。
概要
「Japan AWS Top Engineer Program」とは、AWS Partner Network (APN) に参加している会社に所属している AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰プログラムです。特定の AWS 認定資格を持ち、AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮したその他の重要な活動や成果がある方を、Japan AWS Top Engineers として、AWS Japan が審査し選出します。2023 年度の受賞者発表はこちらです。
Japan AWS Top Engineers に求めるエンジニア像
エンジニアとして AWS の専門知識と経験を保有し、AWS ビジネス拡大に積極的に貢献されている方を対象としています。具体的には :
- AWS ビジネス開発において、技術的な観点で仕組み化をリードしている方
- 自社のソフトウエアやソリューションを技術面でリードし、製品の AWS 対応を推進している方
- プロジェクトをリードし、顧客要件を深く理解し、AWS の技術検討や設計を主導している方
- 社内外に AWS の技術情報を発信し、セミナーや社内勉強会等でパートナーの AWS ビジネスに貢献している方
Japan AWS Top Engineers ベネフィット
- Japan AWS Top Engineers 向けイベントへの招待
- 例 : 年間 6 回のイベントを開催 (うち、3 回はオンサイトイベント)
- AWS パートナー向けトレーニングの先行案内
- 例 : Technical Dive Deep トレーニング
- Japan AWS Top Engineers SWAG の贈呈
- 例 : Japan AWS Top Engineers T シャツ
- Japan AWS Top Engineers として AWS Blog での公表 (社内外での認知度向上)
- 例 : Japan AWS Top Engineers 受賞者発表 Blog、イベント開催報告の Blog
表彰のカテゴリー
AWS ビジネスにつながる技術的な貢献の内容に応じて、Japan AWS Top Engineers 表彰カテゴリーを以下の通り分類しています。
Japan AWS Top Engineers (Services)
2019 年より実施している Japan AWS Top Engineers を継続したカテゴリーです。AWS に関する活動を総合的に判断して、エンジニアの方を表彰します。
Japan AWS Top Engineers (Software)
自社プロダクトの開発にて活躍されているエンジニアが対象です。自社のソフトウェアやソリューションに対して高度な AWS 技術を用いて活躍頂いているエンジニアの方を表彰します。
Japan AWS Top Engineers (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS)
専門領域で高度な技術を持って活躍されているエンジニアの方を表彰するカテゴリーです。専門領域のカテゴリーは、AWS 認定 Specialty 資格の 6 つの分野が対象となります。
2024 Japan AWS Top Engineers クライテリア
応募頂くにあたり、(1) 各カテゴリー共通の条件 (2) 所属パートナーおよび認定資格の条件 (3) AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動の 3 つを満たして頂く必要があります。詳細は下記を確認ください。
(1) 各カテゴリー共通の条件
- 活動対象期間は、2023 年 4 月 1 日 〜 2024 年 3 月 31 日です。
- 同時に複数の表彰カテゴリーへ応募頂くこともできます。(詳細は、本 Blog 後半の応募要件の変更点をご確認ください)
(2) 所属パートナーおよび認定資格の条件
- 表彰カテゴリーに応じて、所属パートナーおよび認定資格の条件 (詳細下記) を満たしていただく必要があります。
- AWS 認定資格は申し込み時点で有効、且つ審査期間である 2024 年 5 月 31 日まで有効である必要があります。
- AWS 認定資格保持のエビデンスとして、デジタルバッチが必要となります。申し込み前にデジタルバッチのシェアの設定をお願い致します。
表彰カテゴリー | 所属パートナー条件 | 認定資格条件 |
AWS Top Engineers (Services) |
サービスパス or トレーニングパスの AWS セレクトティア以上 | AWS Certified Solutions Architect – Professional と AWS Certified DevOps Engineer – Professional の両方を保持していること。 |
AWS Top Engineers (Software) |
ソフトウェアパス Confirmed ステージ以上 | 下記例に従い 2 pt 以上保持していること。 – Practitioner 0 pt – Associate 1 pt, – Specialty 1 pt, – Professional 2 pt |
AWS Top Engineers (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS) |
サービスパス or トレーニングパスの AWS セレクトティア以上、もしくは、ソフトウェアパス Confirmed ステージ以上 | 応募を希望する専門領域の AWS 認定 Specialty 資格 (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS) を保持していること。 例 : AWS Top Engineers (Networking) に応募する場合は、AWS Certified Advanced Networking – Specialty を保持していること。 |
(3) AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動
- AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を、6 つの活動カテゴリーに分類致します。活動カテゴリーごとに、活動実績を示す記述をお願いします。応募には 1 つ以上の活動カテゴリーの活動実績を示す必要があります。記述頂きたい事は、下記表を参照ください。
- ご自身がリードされた内容を記述ください。
- 6 つの活動カテゴリーの内、1 つあたりの活動カテゴリーで記述頂ける活動内容は、3 つまでと致します。(例 : 案件対応カテゴリーにおいて、記述頂けるプロジェクトは 3 つまで)
- 3 つの内、1 つあたりに記述頂ける文字数は、400 文字までと致します。(2 / 29 追記 : 入力文字の目安を 200 文字から 400 文字へ変更致しました)
- 技術的難易度は、Level 200 以上である必要があります。(Level の説明は下記を参照)
活動カテゴリー | 活動内容・実績として記述頂きたい事 |
パブリックコントリビューション |
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技術リードとしての活動 |
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案件対応 |
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ISV 自社製品やソリューションの開発 |
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AWS Well-Architected レビュー |
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その他、AWS ビジネスに貢献した技術的な活動 |
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Level の説明
- Level 100 : AWS サービスの概要を解説するレベル
- Level 200 : トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能を解説するレベル
- Level 300 : 対象のトピックの詳細を解説するレベル
- Level 400 : 複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説するレベル
審査、その他の留意事項について
- 活動カテゴリーごとに評価点を加算し、総合評価致します。活動カテゴリーにおいて特筆すべき実績がある場合、高い評価点が付与されます。複数の活動カテゴリーの点数を積み重ねることも、特定の活動カテゴリーに注力することも、総合評価として同様に高く評価される可能性があります。
- 活動カテゴリーにおける内容・実績について、具体的にどのような活動であったのかが第三者にも分かるように詳細な記述をお願い致します。
- 良くない例 :
XX 案件を提案し、案件が決まった。 - 良い例 :
XX 案件を提案する際、XX という立場で活動を行った。提案は、XX という目的において、XX という課題があったが、XX という案を提示したところ、高評価となり案件を獲得した。
- 良くない例 :
- 専門領域に応募 (Networking / Analytics / Machine Learning / Security / Database / SAP on AWS) する場合、専門領域に応じた内容を記載ください。
- パブリックコントリビューションにおいては、パブリックにアクセス可能な URL をご提示ください。URL のアクセス先として、ブログ、登壇の動画、スライド等、ご自身の活動であることがわかるように名前の記載があるものを指定ください。
- 選定プロセスにおいて、個別に活動内容について確認する場合があります。
応募要件の変更点
2023 年の要件から、下記 2 点を変更いたしました。
- 表彰カテゴリーに同時に複数申し込み頂けるようになりました。
- 例 : Japan AWS Top Engineers (Services) と Japan AWS Top Engineers (Networking) に同時に申し込みした場合、所属パートナー、資格条件は、両方のカテゴリー条件を満たして頂く必要があります。活動の記述は、Services や Networking の活動が分かる内容を記載ください。
- 複数申し込みができますが、表彰されるカテゴリーは 1 つです。応募頂いたカテゴリー毎に審査を実施致しますが、どのカテゴリーで表彰となるかは、記載頂いた内容から相応しいカテゴリーを運営チームで判断致します。
- 活動カテゴリーを見直しました。
- ブログや登壇等をパブリックコントリビューションという形でまとめ直しました。
- 必須カテゴリーとして扱うものはなくなりました。
発表までのスケジュール
- 2023 年 12 月 14 日 : クライテリアのお知らせ
- 2024 年 2 月末 : 申し込みサイトオープン
- 2024 年 4 月 5 日 : 締め切り (3 月末から期限を延長しました)
- 2024 年 4 月〜5 月 : 選定、および受賞者確定
- AWS Summit Tokyo 開催期間中に受賞者発表
※ 本ブログの記載内容については変更になる可能性があります。予めご了承ください。