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APN Social Impact Partner of the Year 受賞企業紹介

APN Consulting Partner of the Yearを受賞された日本電気株式会社のご紹介をさせていただきます。

この賞は世の中の課題をテクノロジーで変えるコンサルティングサービスや技術製品を提供し、社会的インパクトを残した企業に対して授与されるアワードです。

今回の受賞理由は、ボランティアを通じ社会課題の解決を目指す自治体、団体の運営を助けることで、ボランティアの仕組みを拡げる「ボランティア支援サービス」を開発し、予算が限られるボランティア向けの基盤に AWS を採用、SaaSとして提供する事でイベントの円滑運営に貢献された点が高く評価されました。また5G時代に向けLTE免許を持たない事業者向け5Gコアおよび、モバイルコアソリューションをAWS上で提供開始、未来の通信インフラの課題解決と拡大推進に取組まれたことも後押しとなり今回の受賞となりました。

 

日本電気株式会社より受賞のコメントをいただいております。

 この度は、「APN Social Impact Partner of the Year」のAWARD受賞を頂戴し、誠にありがとうございます。
共助社会の実現にはボランティアが不可欠という社会の流れに対して、実際には非常に手間暇かけながらそれを運営しています。その現場課題を、私たち自らが感じ、解決を目指した点が評価いただけたのかなと感じています。

ボランティア運営には、募集・応募・選考・ボランティアスタッフへの活動の割振りや各種情報伝達など、様々な業務があります。それらは、従来、メールやFAX、EXCELなどを使った手作業が一般的で、非常に負担が大きいものでした。これに対し、イベント主催者・運営者が行うその一連業務を効率的かつ容易に扱える仕組みとして実現したのが「ボランティア支援サービス」です。ボランティアスタッフにおいても、当日の役割やスケジュール等をマイページから手軽に確認することができる機能を提供しています。

サーバーリソースの手軽な追加や、検証用環境の容易な立ち上げや停止など、AWSをうまく活用することでシステム運用の負担を大幅に軽減することができています。また、AWSは導入実績が豊富でドキュメント類が豊富に揃っていたこに加え、NEC社内でもAWSを採用した事例が多く、構築・運用の中で、十分にサポートを受けることができる環境にあったのも大きな魅力でした。

現状も汎用的な機能を搭載していますが、今後も多種多様なニーズを吸収しながら、ボランティアの現場課題を解決し、共助社会の実現に貢献していきたいと考えています。また、ボランティアの人材データベースを活用した新たな需要の掘り起こしも検討を進めています。

ボランティア支援サービスの詳細についてはこちら

 

また、モバイルコアサービスのチームからも喜びのコメントをいただきました。

この度は名誉ある賞を頂き、大変喜ばしく思います。

NECのもつネットワークの強みを活かしたサービスとして、柔軟な5Gネットワークの実現を目指しました。

NECの提供するクラウド化された5GCを活用することで、5Gを利用した業務の効率化や人手の省力化、労働人口不足などの社会課題の解決を促進し、NECの掲げる安心・安全なネットワークという社会価値の実現が期待されます。5Gネットワークによって、これまでつながることのなかったモノ・データをつなぎ、新たな社会インフラの基盤を実現することで、NECの進めるデジタルトランスフォーメーションの加速の一助になればと考えております。

IT系とは異なる特性のテレコム系プロトコルの扱いのため、従来ソフトウェア実装のままでは、期待動作が出来ないといった課題がありました。またソフトウェアアーキテクチャの面でも、AWSにて提供されている様々なマネージドサービス群を有効活用しきれないといった点もあります。これらへの対応として、モバイルコアシステムにクラウドネイティブなアーキテクチャの適用を進めました。またIP終端を強く意識するテレコム独自のプロトコル特性への対応として、複数インスタンスでの単一の論理IP管理や、VPCのIP帯以外のモバイル端末への割付け制御、等といった工夫も必要となりました。

5Gの活用がより進むことで、モバイルネットワークは単純な通信サービスから、より重要さを増して社会基盤へと発展していくと見込まれます。この環境変化の中で、NECの持つネットワークの強みを伸ばし、社会へ貢献をしていければと考えています。特に「持続可能な社会の実現」という文脈において、多くの人とモノが自由に繋がれる公平・公正で安心・安全な社会インフラを実現する「つなぐ」を提供していきたいです。

モバイルコアサービスの詳細についてはこちら

受賞、おめでとうございます!

Hideko Murakami

Hideko Murakami