AWS Startup ブログ
【開催報告】AWS Startup Meetup Online #1
こんにちは、スタートアップ ソリューションアーキテクトの松田 (Twitter: @mats16k) です。
今回は 1/21 に開催したコミュニティイベントの AWS Startup Tech Meetup Online #1 の報告です。私は運営としてサポートしていたのですが、せっかくなのでブログも書いておこうかと思い書いています!
AWS Startup Tech Meetup とは?
AWS Startup Tech Meetup とは AWS を利用しているスタートアップのエンジニアによる技術系のコミュニティイベントです。元々オフラインで AWS Loft Tokyo 等で不定期で開催したのですが、オンラインになって帰ってきました。
スタートアップのエンジニア同士の知見の共有や、交流、スタートアップの露出機会の創出を目的として行っています。
ちなみに今回はオーティファイ様にイベントホストとしてご協力いただきました(ありがとうございます!!!)
オーティファイ株式会社 について
「Autify」は誰でも簡単に、プログラムコードを書くことなく、ウェブアプリケーションの検証作業を自動化することができます。従来のソフトウェアテストの自動化を阻んでいた、人手不足・メンテナンスコストの高さ・技術的難易度に対し、ノーコード・AI・カスタマーサクセスの3つのアプローチで解決し、これらの業務でかかっていたコストを削減します。
イベントレポート
今回は、
- 松浦 隼人 さん(オーティファイ株式会社)
- 辻 慎太郎 さん(クイッキン株式会社)
- 城 弾 さん(THECOO株式会社)
- 浦川 智洋 さん(クラスター株式会社)
に登壇いただき、Twitter や YouTube の Live Chat の質問を拾う形で進行しました。(口頭での質問も増やしたいんですけどね〜)
当日の動画はコチラ???
以下簡単に内容に触れていきたいと思います!(詳細は動画を見て頂ければと)
Konmari Day と Mokumoku Time – 松浦 隼人 さん(オーティファイ株式会社)
松浦さんは CTO of the Year 2020 でお話した頂いた内容をさらに肉付けしてお話しいただきました。(ピッチは時間制限厳しいですからね。。)懇親会でも組織や CTO の役割に関するディスカッションが多く非常に多かったのを見ると、多くの CTO、エンジニアの参考になったのではないでしょうか。
Q&A
Q: どのくらいの規模のとき or きっかけがあって Konmari Day や Mokumoku Time について考えるようになったのか?
A: よく 2 Pizza Rule などとも言われますが、10人前後ぐらいから自分1人で見きれない部分が出てきたのがきっかけです。
AWS Startup Tech Meetup Online #1 / Konmari DayとMokumoku Time
開発スピードに関わる技術選定の重要性 – 辻 慎太郎 さん(クイッキン株式会社)
(すいません、資料まだ頂けておりません!)
辻さんにはリニューアルにあたって技術スタックを刷新したお話をして頂きました。事業の拡大期、拡大直前に新規開発を止めて土台の部分に手をいれる判断が出来る CEO って素晴らしいですね。。セッション中も触れて頂きましたが、こちらの記事も参照頂けると背景が理解できるかもしれません。
参考:サポートの手厚さが AWS の大きな魅力。開発・運用の効率向上に大きく寄与 – CUICIN 社の AWS 活用事例
Q&A
Q: 移行の際は過去の資産はどうしたのか?
A: ゼロベースで作り直しました。
Q: 何人ぐらいで、どのくらいの期間でリリースしたのか?
A: 3人ぐらいで、大体半年ぐらいですかね。ただ、移行に張り付いていたのは1人でした。
Q: Online Ask An Expert はつかってますか?
A: Loft では利用していましたが、オンラインは利用していないです。
参考:AWSエンジニアに技術相談!AWS Loft- Ask an Expertがオンラインで復活
PMF までの取捨選択 – 城 弾 さん(THECOO株式会社)
城さんには PMF するまでの技術選定を中心にお話しいただきました。ライブ配信において、当初 OSS 採用したけど微妙だったと振り返っておられましたが、最終的に Amazon Interactive Video Service に移行されているのを聞くと、そもそも柔軟にスイッチ出来るような心構えでいた方が良いのかもしれませんね。
Q&A
Q: OSS から Amazon IVS への移行は大変でしたか?
A: プロトコルがほぼほぼ同じだったので大変ではなかったです。基本的にクライアント側のライブラリの変更だけで済みました。
Q: OSS から Amazon IVS への移行はどのくらいの期間がかかりましたか?
A: 検証はほぼ1日で済んで、テストなどで1〜2週間ぐらいかかった感じです。
やらかした話 – ログ集約編 – 浦川 智洋 さん(クラスター株式会社)
浦川さんにはログ収集における失敗談?をお話しいただきました。 Twitter にかかれている方も多くいましたが、結構あるあるな話なので参考になった方も多いのではないでしょうか。(私も Lambda が永遠にリトライしてつらい思いをしたことがあります)
Q&A
Q: Lambda でリアルタイムに通知する等はしていますか?
A: ログの量が多く通知が膨大になるので一旦やっていない。
Q: S3 に一旦入れていますが、Athena や QuickSight 等も利用されてますか?
A: 一旦は調査をやりやすくすることを目的にしているので利用していないです。ただ将来的には利用するかもしれません。
次回
次回についても既にイベントページがオープンしているので申し込み頂ければと思います〜。