プロビジョニングされたキャパシティーのモードでは、アプリケーションに必要な 1 秒あたりのデータ読み込みと書き込みの回数を指定します。Auto Scaling を使用すれば、指定した利用率に応じてテーブルのキャパシティーが自動的に調整されるので、アプリケーションのパフォーマンスを確保しつつコストを削減できます。この料金表ページでは、DynamoDB の主要機能およびオプション機能に関する料金体系について詳しく説明します。AWS 中国リージョンでの料金については、こちらを参照してください。

重要な用語

読み込みキャパシティーユニット (RCU): テーブルからデータを読み込むための各 API コールを読み込み要求といいます。読み込み要求は、強力な整合性のある読み込み、結果整合性のある読み込み、またはトランザクション読み込みとなります。項目のサイズが 4 KB までなら、RCU 1 個で、強力な整合性のある読み込み要求を 1 秒あたり 1 回実行できます。項目が 4 KB より大きい場合、追加の RCU が必要です。項目のサイズが 4 KB までなら、RCU 1 個で、結果整合性のある読み込み要求を 1 秒あたり 2 回実行できます。トランザクション読み込み要求では、4 KB までの項目を 1 秒あたり 1 回読み込むのに RCU 2 個が必要です。例えば、8 KB の項目であれば、強力な整合性のある読み込みには RCU 2 個、結果整合性のある読み込みには RCU 1 個、トランザクション読み込みには RCU 4 個がそれぞれ必要になります。詳細については、読み込み整合性をご覧ください。

書き込みキャパシティーユニット (WCU): テーブルにデータを書き込むための各 API コールを書き込み要求といいます。項目のサイズが 1 KB までなら、WCU 1 個で、標準の書き込み要求を 1 秒あたり 1 回実行できます。項目が 1 KB より大きい場合、追加の WCU が必要です。トランザクション書き込み要求では、1 KB までの項目を 1 秒あたり 1 回書き込むのに WCU 2 個が必要です。たとえば、1 KB の項目の標準書き込み要求には WCU 1 個、3 KB の項目の標準書き込み要求には WCU 3 個、3 KB の項目のトランザクション書き込み要求には WCU 6 個が必要になります。

レプリケート書き込みキャパシティーユニット (rWCU): DynamoDB グローバルテーブルを使用する場合、選択した複数の AWS リージョンに対してデータが自動的に書き込まれます。ローカルリージョンで書き込みが発生する度に、レプリケート先のリージョンでも書き込みが発生します。

ストリーム読み込み要求単位: DynamoDB ストリームに対する GetRecords API 呼び出し 1 回あたりが、ストリーム読み込み要求単位 1 個に相当します。ストリーム読み込み要求単位 1 個で、1 MB までのデータを返すことが可能です。

トランザクション読み込み/書き込み要求: DynamoDB では、トランザクション読み込み/書き込みは標準的な読み込み/書き込みとは異なります。トランザクション読み込み/書き込みでは、1 つのトランザクションセットに含まれるすべての操作を 1 つのセットとして、操作の成否判定を行います。


DynamoDB の機能と請求の概要

機能

内容

請求単位

主要機能

 

プロビジョニングされた書き込みキャパシティー

テーブルにデータを書き込む

WCU

 

プロビジョニングされた読み込みキャパシティー

テーブルからデータを読み込む

RCU

 

データストレージ

データを格納する (インデックス値を含む)

GB 月単位

オプション機能

 

継続的バックアップ

過去 35 日間のバックアップを継続的に取得する

GB 月単位

 

オンデマンドバックアップ

過去のある時点におけるスナップショットバックアップを取得する

GB 月単位

 

バックアップからの復元

特定のスナップショットまたは時間のテーブルを復元する

GB 単位

 

グローバルテーブル

データをレプリケートしてマルチリージョンかつマルチマスターなテーブルを作成する

rWCU

 

DynamoDB Accelerator (DAX)

インメモリキャッシュのレイテンシーを低減する

ノード時間単位

 

DynamoDB ストリーム

テーブルの項目レベルの変更に関する時系列シーケンスを提供する

ストリーム読み込みリクエスト単位

 

データ転送 (アウト)

他の AWS リージョンにデータを転送する

GB 単位

DynamoDB 機能の料金の詳細

  • • 読み込み/書き込み要求

    プロビジョニングされたキャパシティー

    プロビジョニングされたキャパシティーのモードを選択するときは、アプリケーションに必要と予想される読み込みと書き込みのキャパシティーを指定します。Auto Scaling を使用すれば、指定した利用率に応じてテーブルのキャパシティーが自動的に調整されるので、アプリケーションのパフォーマンスを確保しつつコストを削減できます。DynamoDB では、1 秒あたりの (1 KB までの) 書き込み 1 回ごとに WCU 1 個分、1 秒あたりのトランザクション書き込み 1 回ごとに WCU 2 個分の料金が発生します。DynamoDB の読み込みでは、強力な整合性のある読み込みなら 1 秒あたり 1 回ごとに RCU 1 個分、トランザクション読み込みなら 1 秒あたり 1 回ごとに RCU 2 個分、結果整合性のある読み込みなら 1 秒あたり 1 回ごとに RCU 0.5 個分の料金が発生します (4 KB まで)。

    リザーブドキャパシティー

    リザーブドキャパシティーの場合、DynamoDB のプロビジョニングされたキャパシティーの標準料金よりもかなり割安になります。1 回のみの前払い料金をお支払いいただき、リザーブドキャパシティーの期間中は最小スループットレベルに対する時間単位のお支払いを確約いただきます。リザーブドキャパシティーを超えてプロビジョニングしたキャパシティーにつきましては、標準のプロビジョンされたキャパシティーの料金を請求させていただきます。リザーブドキャパシティーは標準 WCU 100 個または RCU 100 個の単位でご購入いただきます。レプリケートされた WCU のブロックを購入することはできません。一括請求 (コンソリデーティッドビリング) に関連付けられた複数のアカウントを所有している場合、支払いアカウントレベルまたは連結アカウントレベルで購入されたリザーブドキャパシティーのユニットは、支払いアカウントに関連付けられたすべてのアカウントの間で共有されます。リザーブドキャパシティーは、まずそれを購入したアカウントに適用され、その後未使用のキャパシティーが他の連結アカウントに適用されます。

  • • データストレージ

    ストレージのプロビジョニングは不要です。DynamoDB では、テーブルのサイズが継続的にモニタリングされ、ストレージ料金が決定されます。DynamoDB では、アップロードするデータの raw バイトサイズに、各項目のストレージオーバーヘッドとしてインデックス作成のための 100 バイトがアカウントに追加され、請求対象のデータのサイズが測定されます。 

  • • バックアップと復元

    DynamoDB では、テーブルデータのバックアップに 2 つの方法を利用できます。継続的バックアップでは、ポイントインタイムリカバリ (PITR) により、テーブルの過去 35 日間のバックアップを継続的に取得します。過去 5 週間以内であれば、秒単位で指定した状態にテーブルを復元できます。オンデマンドバックアップでは、長期間保存するアーカイブとしてテーブルのスナップショットを作成します。この方法は、企業や政府の規制要件を満たすうえで役立ちます。

    継続的バックアップ (PITR)

    DynamoDB の PITR に対して発生する料金は、PITR が有効になっている各 DynamoDB テーブル (テーブルデータおよびローカルセカンダリインデックス) のサイズに基づいて決まります。DynamoDB では、PITR が有効なテーブルのサイズが毎月継続的にモニタリングされ、バックアップ料金が決定されます。課金は、各テーブルの PITR が無効になるまで続きます。

    オンデマンドバックアップ

    DynamoDB のオンデマンドバックアップに対して発生する料金は、テーブル (テーブルデータおよびローカルセカンダリインデックス) のストレージサイズに基づいて決まります。各バックアップのサイズは、バックアップのリクエスト時に毎回判定されます。毎月の課金対象となるバックアップストレージの合計サイズは、DynamoDB テーブルのすべてのバックアップを合計したサイズです。DynamoDB では、オンデマンドバックアップのサイズが毎月継続的にモニタリングされ、バックアップ料金が決定されます。

    テーブルの復元

    オンデマンドバックアップや PITR からテーブルを復元する際に発生する料金は、各リクエストで復元されるデータ (テーブルデータ、ローカルセカンダリインデックス、グローバルセカンダリインデックス) の合計サイズに基づいて決まります。

  • • グローバルテーブル

    DynamoDB では、各レプリカテーブルで使用されたリソースに応じてグローバルテーブルの使用料金が発生します。グローバルテーブルに対する書き込み要求は、標準 WCU ではなくレプリケート WCU で計算されます。レプリケーションに消費されるレプリケートされた WCU の数は、使用しているグローバルテーブルのバージョンによって異なります。詳細については、「グローバルテーブルを管理するためのベストプラクティスと要件」をご参照ください。読み込み要求とデータストレージは、標準テーブル (グローバルテーブルではないテーブル) で一貫して請求されます。テーブルレプリカを追加して、新しいリージョンでグローバルテーブルを作成または拡張する場合、DynamoDB は復元されたデータのギガバイトごとに、追加されたリージョンでのテーブルの復元に課金します。クロスリージョンレプリケーションおよびデータを含むテーブルへのレプリカの追加にも、データ転送 (アウト) の料金が発生します。詳細については、この料金ページの「データ転送」セクションを参照してください。

  • • DynamoDB Accelerator (DAX)

    DynamoDB では、DAX キャパシティーに対して時間単位で料金が発生します。DAX インスタンスに長期間の契約は必要ありません。料金はノード時間単位で発生し、選択したインスタンスタイプによって変わります。1 時間未満のノード時間は、1 時間分として課金されます。料金は、DAX クラスター内の個別のノードすべてに対して適用されます。例えば、3 つのノードで構成される DAX クラスターを使用している場合、各ノード (合計 3 つ) に対して時間単位で課金されます。

    同一アベイラビリティーゾーン内での Amazon EC2 と Amazon DAX 間のデータ転送は無料です。Amazon EC2 インスタンスと、同じ AWS リージョンの異なるアベイラビリティーゾーンにある DAX ノードの間でデータを転送した場合は、標準の Amazon EC2 データ転送料金が適用されます。ただし、料金が発生するのは、Amazon EC2 インスタンスとの間のデータ転送のみです。DAX ノード自体で送受信されるトラフィックに対して DAX データ転送料金が発生することはありません。

  • • DynamoDB ストリーム

    DynamoDB では、DynamoDB ストリームからのデータの読み込みに対し、読み込みリクエスト単位での料金が発生します。GetRecords API コールが実行される度に、読み込みリクエスト 1 単位が課金され、1 MB までのデータが DynamoDB ストリームから読み込まれます。ストリーム読み込みリクエスト単位は、DynamoDB テーブルの読み込みリクエストとは異なる特別な単位です。 

  • • データ転送

    データ転送 (イン) は DynamoDB へのデータ転送、データ転送 (アウト) は DynamoDB からのデータ転送のことです。DynamoDB のインバウンドのデータ転送には課金されません。また、DynamoDB と同じ AWS リージョン内における AWS の他のサービスの間のデータ転送にも課金されません (0.00 USD/GB)。AWS リージョン間、例えば米国東部 (バージニア北部) リージョンの DynamoDB と欧州 (アイルランド) リージョンの Amazon EC2 の間など) で転送されたデータは、転送元と転送先の両方で課金されます。AWS 無料利用枠の一部として、毎月、AWS GovCloud (米国) リージョンを除き、AWS のすべてのサービスで合計 1 GB までのデータ転送 (アウト) が無料で利用できます。詳細については、AWS 無料利用枠を参照してください。500 TB/月を超えるデータを転送する場合は、こちらまでお問い合わせください。


DynamoDB の無料利用枠

AWS 無料利用枠は、お客様が AWS のサービスを無料で実際に体験できるように設けられています。AWS 無料利用枠の一部として、DynamoDB では以下の特典がご利用いただけます。各特典は、各リージョンで支払人アカウントごとに月単位で計算されます。

  • WCU 25 個と RCU 25 個のプロビジョニングされたキャパシティー
  • 25 GB のデータストレージ
  • 2 つの AWS リージョンにデプロイされたグローバルテーブルに対して rWCU 25 個
  • DynamoDB ストリームからの 250 万回のストリーム読み込み要求
  • AWS のすべてのサービスで合計して 1 GB までのデータ転送 (アウト) (最初の 12 か月で 15 GB)

DynamoDB の料金の例

  • • 簡単な料金見本

    この例では、Auto Scaling を有効にしたテーブルを、プロビジョニングされたキャパシティーのモードで利用する場合の料金を計算する方法を示しています。Auto Scaling では、実際の使用率が目標使用率に近い値を保つよう、実際に使用されたキャパシティーに応じて、プロビジョニングされたキャパシティーの設定が継続的に変更されます。

    米国東部 (バージニア北部) リージョンで新しいテーブルを作成し、目標使用率をデフォルト値の 70%、最小キャパシティーのユニット数を RCU 100 個と WCU 100 個、最大キャパシティーを RCU 400 個と WCU 400 個 (DynamoDB での制限を参照) に設定するとします。説明を簡単にするために、ユーザーがアプリケーションとやり取りする度に、1 KB の書き込みが 1 回発生し、1 KB の強力な整合性のある読み込みが 1 回実行されるとします。

    最初の 10 日間は、RCU と WCU の使用数が 1~70 個の範囲で変動するとします。Auto Scaling によってスケーリングアクティビティがトリガーされることはなく、1 時間あたりの請求額は 0.078 USD です (プロビジョニングされた WCU 100 個の分が 0.065 USD [0.00065 USD * 100]、RCU 100 個の分が 0.013 USD [0.00013 USD * 100])。

    11 日目に、使用キャパシティーが RCU 100 個と WCU 100 個に増加するとします。Auto Scaling によってスケールアップアクティビティがトリガーされ、プロビジョニングされたキャパシティーが WCU 143 個と RCU 143 個に増加します (使用数 100 ÷ プロビジョニング数 143 = 69.9%)。1 時間あたりの請求額は 0.11109 USD です (WCU 143 個の分が 0.0925 USD、RCU 143 個の分が 0.01859 USD)。

    21 日目に、使用キャパシティーが RCU 80 個と WCU 80 個に減少するとします。Auto Scaling によってスケールダウンアクティビティがトリガーされ、プロビジョニングされたキャパシティーが WCU 114 個と RCU 114 個に減少します (使用数 80 ÷ プロビジョニング数 114 = 70.2%)。1 時間あたりの請求額は 0.08952 USD です (WCU 114 個の分が 0.0741 USD、RCU 114 個の分が 0.01482 USD)。

    この月の料金は 66.86 USD になり、内訳は次のとおりです。

    1~10 日目: 18.72 USD (1 時間あたり 0.078 USD x 24 時間 x 10 日)

    11~20 日目: 26.66 USD (1 時間あたり 0.11109 USD x 24 時間 x 10 日)

    21~30 日目: 21.48 USD (1 時間あたり 0.08952 USD x 24 時間 x 10 日)

    AWS 無料利用枠には WCU 25 個と RCU 25 個が含まれるので、月額料金から 14.04 USD が割り引かれます

    WCU 25 個 x 1 時間あたり 0.00065 USD x 24 時間 x 30 日 = 11.70 USD

    RCU 25 個 x 1 時間あたり 0.00013 USD x 24 時間 x 30 日 = 2.34 USD

    データストレージ: 月初の時点でテーブルによるストレージの占有容量が 25 GB であり、月末の時点では 29 GB にまで拡大し、テーブルサイズの継続監視によれば月平均が 27 GB であったと仮定します。最初の 25 GB のストレージは、AWS 無料利用枠に含まれます。残りの 2 GB のストレージについては、GB あたり 0.25 USD の料金が発生するため、その月のテーブルストレージコストは 0.50 USD となります。

    この月の合計請求額は 53.32 USD になります。内訳は、読み込みと書き込みのキャパシティーに 52.82 USD、データストレージに 0.50 USD です。

  • • 詳細な料金例

    この例では、Auto Scaling を有効にしたテーブルを、プロビジョニングされたキャパシティーのモードで利用する場合の料金を計算する方法を示しています。Auto Scaling では、実際の使用率が目標使用率に近い値を保つよう、実際に使用されたキャパシティーに応じて、プロビジョニングされたキャパシティーの設定が継続的に変更されます。

    米国東部 (バージニア北部) リージョンで新しいテーブルを作成し、目標使用率をデフォルト値の 70%、最小キャパシティーのユニット数を RCU 100 個と WCU 100 個、最大キャパシティーを RCU 400 個と WCU 400 個 (DynamoDB での制限を参照) に設定するとします。Auto Scaling はこの制限内で運用され、プロビジョニングされたキャパシティーが最小値を下回ってスケールダウンされることや、最大値を超えてスケールアップされることはありません。テーブルが作成されると、最小キャパシティーのユニットがプロビジョニングされ、Auto Scaling が開始します。説明を簡単にするために、ユーザーがアプリケーションとやり取りする度に、1 KB の書き込みが 1 回発生し、1 KB の強力な整合性のある読み込みが 1 回実行されるとします。

    テーブル作成後 1 時間目に、RCU と WCU の使用数が 1~70 個の範囲で変動するとします。実際の使用率は、それに応じて、目標使用率の 70% 以内で、1% (使用キャパシティー 1 個 ÷ プロビジョニングされたキャパシティー 100 個)~70% (使用キャパシティー 70 個 ÷ プロビジョニングされたキャパシティー 100 個) の範囲で変動します。Auto Scaling によってスケーリングアクティビティがトリガーされることはなく、この 1 時間の請求額は 0.078 USD です (プロビジョニングされた WCU 100 個の分が 0.065 USD [0.00065 USD * 100]、RCU 100 個の分が 0.013 USD [0.00013 USD * 100])。

    2 時間目には、使用キャパシティーが RCU 100 個と WCU 100 個に増加しているものとします。この結果、実際の使用率は 100% (使用キャパシティー 100 個 ÷ プロビジョニングされたキャパシティー 100 個) に上昇しており、70% の目標使用率を大きく超えています。Auto Scaling によってスケールアップアクティビティがトリガーされ、実際の使用率を 70% の目標使用率に近づけるために、プロビジョニングされるキャパシティーを増やします。この結果、プロビジョニングされたキャパシティーは WCU 143 個と RCU 143 個になります (使用キャパシティー 100 個 ÷ プロビジョニングされたキャパシティー 143 個 = 69.9%)。この 2 時間目の請求額は 0.11154 USD です (WCU 143 個の分が 0.09295 USD、RCU 143 個の分が 0.01859 USD)。

    3 時間目には、使用キャパシティーが RCU 80 個と WCU 80 個に減少しているものとします。この結果、実際の使用率は 56% (使用キャパシティー 80 個 ÷ プロビジョニングされたキャパシティー 143 個) に低下しており、70% の目標使用率を大きく下回っています。Auto Scaling によってスケールダウンアクティビティがトリガーされ、実際の使用率を 70% の目標使用率に近づけるために、プロビジョニングされるキャパシティーを減らします。この結果、プロビジョニングされたキャパシティーは RCU 114 個と WCU 114 個になります (使用キャパシティー 80 個 ÷ プロビジョニングされたキャパシティー 114 個 = 70.2%)。この 3 時間目の請求額は 0.08892 USD です (WCU 114 個の分が 0.0741 USD、RCU 114 個の分が 0.01482 USD)。

    説明を簡単にするために、使用されるキャパシティーは RCU 80 個と WCU 80 個のまま変動しないとします。テーブルに対するプロビジョニングも WCU 114 個と RCU 114 個のままで、1 日あたりの料金は 2.1341 USD (内訳は次のとおり) であるとします。

    WCU 114 個 x 1 時間あたり 0.00065 USD x 24 時間 = 1.7784 USD

    RCU 114 個 x 1 時間あたり 0.00013 USD x 24 時間 = 0.3557 USD

    この月の料金は 64.04 USD で、内訳は次のとおりです。

    1 日目合計: 1 日あたり 2.14578 USD

    1 時間目: 1 時間あたり 0.078 USD

    2 時間目: 1 時間あたり 0.1154 USD

    3~24 時間目: 1 時間あたり 0.08892 USD

    2~30 日目: 1 日あたり 2.1341 USD

    AWS 無料利用枠には WCU 25 個と RCU 25 個が含まれるので、月額料金から 14.04 USD が割り引かれます。

    WCU 25 個 x 1 時間あたり 0.00065 USD x 24 時間 x 30 日 = 11.70 USD

    RCU 25 個 x 1 時間あたり 0.00013 USD x 24 時間 x 30 日 = 2.34 USD

    データストレージ: 月初の時点でテーブルによるストレージの占有容量が 25 GB であり、月末の時点では 29 GB にまで拡大し、テーブルサイズの継続監視によれば月平均が 27 GB であったと仮定します。最初の 25 GB のストレージは、AWS 無料利用枠に含まれます。残りの 2 GB のストレージについては、GB あたり 0.25 USD の料金が発生するため、その月のテーブルストレージコストは 0.50 USD となります。

    バックアップと復元: 30 日ある月のオンデマンドバックアップストレージの総計が 60 GB であれば、バックアップにかかる月額料金は、(0.10 USD × 60 GB) = 6.00 USD/月です。ただし、月間サイクルで 15 GB のオンデマンドバックアップデータを 10 日間削除した場合、請求額は、(0.10 USD × 60 GB) – (0.10 USD × 15 GB × 20/30) = 5.00 USD/月となります。

    ここで、オンデマンドバックアップの実行に加え、継続的バックアップを使用すると仮定します。テーブルサイズは 29 GB であるため、月額料金は (0.20 USD x 29 GB) = 5.80 USD/月となります。

    月の間に 1 回、29 GB のテーブルを復元する必要がある場合、その復元の費用は (0.15 USD x 29 GB) = 4.35 USD です。

    DynamoDB Accelerator (DAX): アプリケーションの応答時間を短縮する必要があると判断し、DynamoDB Accelerator (DAX) の使用を決定しました。利用可能なハードウェア仕様を確認したところ、3 つのノードで構成されるクラスターからなる t2.small インスタンスを選択するのがニーズに合うと判断しました。26 日に DAX を有効にしました。DynamoDB による課金は 1 時間あたり 0.12 USD (0.04 × 3 ノード) であり、月末までの 5 日間で合計 14.40 USD (0.12 × 120 時間) となります。

    グローバルテーブル: 米国西部 (オレゴン) リージョンで災害対策レプリカテーブルを作成するとします。テーブルのサイズが 25 GB のときに米国西部 (オレゴン) リージョンにレプリカを追加すると、テーブル復元料金が 3.75 USD (0.15 USD x 25 GB) になるとします。このレプリカを追加すると、25 GB のデータ転送も生成されます。詳細については、以下の「データ転送」セクションをご覧ください。キャパシティーのニーズは前の例と同じであるとします。Auto Scaling により、アプリケーションのスループットのニーズに合わせて WCU 114 個と RCU 114 個がプロビジョニングされる点も同じですが、この例では、両方のレプリカテーブルに書き込むために rWCU もプロビジョニングする必要があります。プロビジョニングされる rWCU の数は、両方のリージョンでアプリケーションの書き込みに必要な rWCU の合計数になります。このシナリオでは、米国東部 (バージニア北部) リージョンと米国西部 (オレゴン) リージョンの両方に 1 秒あたり 80 回の書き込みを実行します。結果、プロビジョニングされる最小のキャパシティーは rWCU 160 個 (バージニア北部で rWCU 80 個 + オレゴン = rWCU 160 個) になります。Auto Scaling によって、実際の使用率をプロビジョニングされたキャパシティーの 70 % に保つために、rWCU 229 個 (rWCUs 160 個/70%) がプロビジョニングされます。詳細については、「グローバルテーブルを管理するためのベストプラクティスと要件」をご参照ください。各リージョンの最初の rWCU 25 個は AWS 無料利用枠に含まれているので、1 時間あたりの料金は 0.174525 USD、30 日ある月の料金に換算すると 125.66 USD になります。米国西部 (オレゴン) リージョンのレプリケートされたテーブルに追加の 27 GB のデータも保存します。最初の 25 GB のストレージは、各 AWS リージョンの AWS 無料利用枠に含まれます。残りの 2 GB のストレージについては 0.25 USD/GB が課金されるため、その月の追加のテーブルストレージコストは 0.50 USD となります。

    DynamoDB ストリーム: ここでは、DynamoDB ストリームを有効にし、ストリームデータに対して毎秒 1 回の読み込み要求を実行できるようにアプリケーションを構築すると仮定します。その結果、1 か月で 259.2 万回のストリーム読み込み要求が行われましたが、そのうち、最初の 250 万回の読み込み要求は AWS 無料利用枠に含まれます。残りの 9 万 2,000 回の読み込みリクエストに対してのみ、読み込みリクエスト 10 万単位あたり 0.02 USD の料金が発生します。

    データ転送: グローバルテーブルの実装により、この例では AWS リージョン間でデータを転送しているため、その分の料金が発生します。DynamoDB では、リージョンからのアウトバウンドのデータ転送には料金が発生しますが、インバウンドのデータ転送には料金が発生しません。毎回 1 KB の書き込みが 1 秒あたり 80 回のペースで続くとした場合、リージョン間で 1 秒あたり 80 KB のデータ転送が発生し、1 か月あたりではクロスリージョンのデータ転送が 198 GB (1 秒あたり 80 KB x 30 日間で 2,592,000 秒) になります。米国西部 (オレゴン) リージョンにレプリカを追加すると、さらに 25 GB のデータ転送が生成されます。AWS 無料利用枠のデータ転送枠を AWS の他のサービスで既に使用している場合、データ転送の料金は 20.07 USD (0.09 USD × [198 GB + 25 GB]) となります。

    まとめると、シングルリージョン DynamoDB テーブルの合計月額料金は次のようになります。

    • プロビジョニングされたキャパシティー: 50.00 USD
    • データストレージ: 0.50 USD
    • オンデマンドバックアップ: 5.00 USD
    • 継続的 (PITR) バックアップ: 5.80 USD
    • テーブルの復元: 4.35 USD
    • DynamoDB Accelerator (DAX): 14.40 USD
    • DynamoDB ストリーム: 0.02 USD

    合計金額 : 80.07 USD

    米国西部 (オレゴン) リージョンを追加した後の毎月の合計 DynamoDB 料金は、次のとおりです。

    • プロビジョニングされた読み込みキャパシティー: 10.68 USD
    • データストレージ (バージニア北部): 0.50 USD
    • オンデマンドバックアップ: 5.00 USD
    • 継続的 (PITR) バックアップ: 5.80 USD
    • テーブルの復元 (バージニア北部): 4.35 USD
    • DynamoDB Accelerator (DAX): 14.40 USD
    • DynamoDB ストリーム: 0.02 USD
    • グローバルテーブルのテーブルの復元 (オレゴン): 3.75 USD
    • グローバルテーブルのレプリケート書き込みキャパシティー: 125.66 USD
    • グローバルテーブルのデータストレージ (オレゴン): 0.50 USD
    • データ転送: 20.07 USD

    合計料金: 190.73 USD

料金に関するその他のリソース

TCO 計算ツール

総所有コスト (TCO) を計算

簡易見積りツール

AWS の月額料金を簡単に計算

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