テクノロジーが来る年も私たちの生活をどのように変え続けるかについての 8 つの予測

Dr.Werner Vogels、バイスプレジデント兼最高技術責任者、Amazon.com
Dr.Werner Vogels、バイスプレジデント兼最高技術責任者、Amazon.com

大企業や小企業、新政府や旧政府はすべて、その行動と運営方法を完全に変えなければなりませんでした。この劇的な変化を管理する際に役に立ったのがテクノロジーでした。Blackboard で子供たちの教育を続けるか、Zoom をビジネス会議室 (兼パブ) として使うか、Netflix 映画で夜を凌ぐかどうかにかかわらず、私たちはテクノロジーを利用して、家族を養い、子供たちを教育し、同僚と協力し、なお一層、家で過ごす時間を楽しむことができました。2020 年は、減速することなく、デジタル世界への移行を加速する年となりました。私たちは、すぐに元の日常に戻ることはないと予想しています。私の視点から見ると、この加速のおかげで 2021 年はあらゆる変化の出発点となるでしょう。こちらに変化を推進しているいくつかの分野があります。


予測 1: クラウドはどこにでもある

すべてのクラウド機能がデータセンターに集中化されていた時代は終わりかけています。海上の船、空を横切る航空機、車や家でのパフォーマンスを向上させる際に役に立つクラウドベースのアプリケーションを見つけることができます。密集したデータセンターからクラウドのコンピューティングとストレージへのアクセスが広がり、その範囲は地方のコミュニティ、遠く離れた荒野、さらには地球近傍軌道にまで及んでいます。実際に、クラウドはどこにいても影響を及ぼします。

現在、AWS には、世界中の顧客にこれまで以上にクラウドテクノロジーを近づけることを可能にするリージョンと POP (Point Of Presence) があります。顧客は、AWS Snowball などのデバイスをデプロイして、ハワイの火山の斜面や南極の研究センターからペタバイト単位のデータを収集しています。クラウドインフラストラクチャとツールをお客様の建物に拡張する AWS Outposts と、選択したインフラストラクチャをお客様が必要とする場所の近くに配置する AWS Local Zones は、都市の人々が面倒なデータセンターを急速に縮小するよう支援しています。AWS IoT Greengrass を使用すれば、エッジデバイスは、誰かのキッチンの内部からでも、ジムの自転車のハンドルバーからでも、相互に接続できます。5G ネットワークが拡大するにつれて、事業者は Wavelength Zones をデプロイしているため、5G デバイスからのアプリケーショントラフィックは、低レイテンシーと高帯域幅を最大限に活用できます。そして、クラウドへの高速接続がネットワークの最も遠いエッジにプッシュされると、すばらしいことが起こる可能性があります。

テクノロジーが来る年も私たちの生活をどのように変え続けるかについての 8 つの予測
テクノロジーが私たちの生活をどのように変え続けるかについての 8 つの予測
2021 年は変化の出発点となるでしょう。そしてこちらがその変化によるものです。

レイテンシーを取り除いて、ネットワークのエッジにあるデバイスでより多くの計算を実行することにより、地球上のすべてのテクノロジーが依然として直面している 1 つの制限、つまり光速を克服し始めています。自律型運転から自然な音声処理と翻訳、重要なインフラストラクチャのアクティブな管理に至るまで、非常に低いレイテンシーを必要とする操作において、地球の遠隔地から中央サーバーへの往復を行う必要がなくなりました。これで、最も結果が必要な場所でタスクを始めることができます。結果 無人自動車が現実になります。Alexa などのサービスと自然な会話を始めることができます。工場、家、オフィスなどのスペースがますます効率的で弾力的になります。そして、ゲームがあなたのものであるならば、もはや経験を妨げるラグについて心配する必要がないのはもちろん、あなたがどこにいてもあなたのスキルが完全に力となります。

クラウドが一元化された場所から日常生活を送る場所や、仕事をしている環境にまで広がるにつれて、クラウドで実行されるものと同一のソフトウェアが近くで実行されるようになりました。これにより、ヘルスケアから輸送、エンターテインメント、製造など、生活のあらゆる側面をますます改善できるようになります。2021 年には、このエッジへのプッシュが加速します。


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