Amazon Web Services ブログ
Amazon Linux 2 一般公開開始 と オンプレミス環境での実行について
みなさんこんにちわ。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、プロダクトマーケティング
エバンジェリストの亀田です。
2017年12月にご案内したAmazon Linux 2 の正式版が一般公開開始されましたのでお知らせいたします。また日本語版FAQも併せて更新されています。Amazon Linux 2 がAmazon Linux と異なる主な特徴は以下です。
- Long Term Support (LTS) の提供
- コアに含まれるパッケージに対し、セキュリティ更新とバグ修正を5年間提供
- ユーザー空間のアプリケーションバイナリインターフェイス (ABI) とアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) の互換性を 5 年間維持
- LTSの提供は2017 年 12 月 13 日と 2018 年 4 月 9 日にリリースされたLTS Candidate 版には適用されないのでご注意ください。
- オンプレミス環境のサポート
- VMWare、KVM、VirtualBox (Oracle VM)、Microsoft Hyper-V の4つの仮想プラットフォームをサポートしており、最小で512MBのメモリ環境で動作します。それぞれ以下からイメージをダウンロードできます。
その他、詳しい情報はこちらにまとまっていますので是非ご確認ください。従来のAmazon Linux は Amazon Linux 2 正式版のリリースより2年間、2020年6月30日まで最新バージョンに対するセキュリティ更新やサポートが提供されますので、2年の間にマイグレーションをご検討ください。
ドキュメントもすでに日本語化されていますので、こちらも併せてご参照ください。
Amazon Linux 2 は全てのパブリックリージョンでご利用いただけ、HVMをサポートしているAmazon EC2 インスタンスでご利用可能で、64ビットの環境をサポートしています。すべてのインスタンスタイプが HVMをサポートしています。詳しくはこちらをご覧ください。現在PVを利用しておりこの機会にHVMへの移行を検討されている場合や、インスタンスタイプの変更を検討されている場合、こちらのアップグレードパスを参考に移行先の検討をお願いいたします。
Amazon Linux 2 のご利用にあたりEC2の使用料以外の追加料金は発生しません。オンプレミス環境でのご利用では費用は発生しません。
– プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田