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AWS は 2023 ISG Provider Lens でメインフレームアプリケーションモダナイゼーションソフトウェアのリーダーとして認められました
業界調査会社の Information Services Group, Inc. (ISG) は、レポート ISG Provider Lens “Mainframes – Services and Solutions” を毎年発行しています。このレポートは、メインフレームアプリケーションモダナイゼーションソフトウェアを企業に提供しているベンダーの現在の市場での位置付けを、そのサービス提供の深さと市場での存在感に基づいて評価しています。
このたび本レポートに AWS Mainframe Modernization サービスが初めて掲載され、米国市場のリーダーとして評価されました。また、AWS はポートフォリオの魅力度でも最高位にランクされています。
レポートの筆頭著者である Pedro L Bicudo Maschio 氏は、「AWS は、強固なパートナーネットワークに支えられて、複雑なモダナイゼーションのための完全なポートフォリオを提供しています」と述べています。
AWS の強みは、モダナイゼーションとイノベーション、独自のクラウドネイティブなモダナイゼーションソリューション、厳選されたパートナーとソリューションにあると ISG が強調しています。
この評価は、メインフレームモダナイゼーションにおける AWS の6年間の投資とイノベーションの集大成であると我々は考えています。AWS Mainframe Modernizationは2017年にAWS パートナーネットワークの中の特定のパートナーとの協業から始まり、メインフレームの専門家を多数採用することで成長しました。革新的な AWS Mainframe Modernization というクラウドネイティブなサービスと AWS Mainframe Migration Acceleration Program (MAP) の併用により、この傾向はさらに加速しました。AWS Mainframe Modernization サービスは、メインフレームアプリケーションをモダナイズするための、クラウドネイティブな独自の従量課金制サービスです。そのランタイム環境には、自動リファクタリング用の事前構成済みの AWS Blu Age ツールセット、リプラットフォーム用の Micro Focus ツールセット、Precisely によるデータ複製用の追加拡張パターン、Model9 によるファイル転送を含みます。このサービスは現在 15 の AWS リージョンで利用でき、将来的にはさらに多くのリージョンでも利用できるようになる予定です。AWS のソリューションアーキテクト、事業開発、プロフェッショナルサービスが、利用開始のお手伝いをします。このサービスは、厳選された AWS Mainframe Modernization コンピテンシーパートナーによる支援も可能です。AWS は、メインフレーム向けの AWS Migration Acceleration Program (MAP) を通じて提供される、メインフレームのモダナイゼーションを加速するための具体的な方法論とインセンティブを提供しています。AWS は、お客様がビジネス変革を加速できるよう支援する機会を得て、新しい自動化機能、パートナーテクノロジーの統合、その他のユースケースのサポートにより、メインフレームアプリケーションのモダナイゼーションを革新し続けています。
2023 ISG Provider Lens US Quadrant for Mainframe Services and Solutions – Mainframe Application Modernization Software の無償コピーは、こちらから入手できます。
本記事は、Ilia Gilderman と Madhavi Reddy による “AWS Recognized as a Leader in the 2023 ISG Provider Lens for Mainframe Application Modernization Software” を翻訳したものです。翻訳はソリューションアーキテクトの皆川 元が担当しました。
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