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AWS 大阪ローカルリージョンをフルリージョンへ拡張中

大阪でのサービスに対するお客様からの大きなご要望にお応えし、大阪のローカルリージョンが 2021 年初頭までに 3 つのアベイラビリティーゾーンを持つ完全な AWS リージョンに拡大することになりました。 他のすべての AWS リージョンと同様、アベイラビリティーゾーンはそれぞれ独自の電源、冷却システム、物理的セキュリティにより分離されます。また、可用性に影響を与える単一のイベントのリスクを大幅に減らすため離れて配置されますが、高可用性アプリケーションの低レイテンシーは維持されます。

AWS はインフラストラクチャを継続的に拡張しており、お客様が拡大できる十分な能力と、可用性と堅牢性を高めるためのさまざまなシステムを設計するために必要なツールを提供しています。AWS は現在、22 のリージョンと 69 のアベイラビリティーゾーンをグローバルに運用しています。

2011 年 3 月に、2 つのアベイラビリティーゾーンを持つ 5 番目の AWS リージョンとして AWS 東京リージョンを立ち上げました。その後、2012 年に 3 番目の東京のアベイラビリティーゾーン、2018 年に 4 番目のアベイラビリティゾーンを立ち上げました。

2018 年 2 月には大阪ローカルリージョンを立ち上げました。単一のデータセンターに含まれるインフラストラクチャは分離されかつ対障害性のある設計で、既存の AWS リージョンを補完する新しいリージョン構成となりました。東京リージョンから 400 キロ離れた大阪ローカルリージョンは、東京リージョンだけでは難しい災害対策の提供を目指して、国内のさまざまな場所で必要とされるアプリケーションを持つお客様をサポートしてきました。

大阪ローカルリージョンの将来
大阪リージョンは、立ち上げ時より他の AWS リージョンと同様の幅広いサービスを提供し、あらゆる AWS のお客様が利用できるようになる予定です。お客様は日本国内にマルチリージョンシステムをデプロイすることができ、西日本のユーザーは現在よりもさらに低いレイテンシーを享受できます。

最高のグローバルネットワークパフォーマンスを備えた、最も柔軟で、信頼性が高く、かつスケーラブルでセキュアなクラウドコンピューティング環境を提供する AWS グローバルインフラストラクチャの設計と構築に関心があるお客様は、グローバルインフラストラクチャサイトをご覧ください。このサイトでは、すべてを分かりやすく説明しています。

ご期待ください
今回の件や他の今後の AWS リージョンに関する新たな情報が分かり次第、皆さまにお知らせします。どうぞご期待ください。 4 つのリージョン (インドネシア、イタリア、南アフリカ、スペイン)、および世界の 13 のアベイラビリティーゾーンについても作業中です。

Kame、シニアプロダクトマーケティングマネージャー/アマゾン ウェブ サービス ジャパンシニアエバンジェリスト