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AWS 日本語ハンズオンまとめ JP Contents Hub のご紹介

こんにちは、ソリューションアーキテクトの杉山 (@sugimount) です。本日は、AWS の日本語ハンズオンやワークショップを一覧化したJP Contents Hubについてご紹介します。

みなさまは AWS のサービスを使い始めるときに、どのように学習をされていますか?私は日々、様々な業種のお客様とお話しさせてもらう機会があるのですが、その中で AWS の学習方法についてご相談をいただくことがあります。キャッチアップの方法は様々あり、人によって最適な方法は違ってくると思うのですが、私個人のオススメ勉強方法は「実際に手を動かしてみる」ことです。実際にそのサービスを使ってみることで、構築の流れであったり、細かい機能であったりを知ることができ、机上で学んだ知識が定着しやすくなります。

この「実際に手を動かしてみる」ときに便利にご利用いただけるものが、「JP Contents Hub」です。

 

JP Contents Hub とは

AWS のサービスを始めて使う時や、知らない機能を本格的に使い始める際に、実際に触ってみることで理解が進むことが多いです。しかし、実際に触ってみようとチャレンジしても、具体的な操作方法がわからず途中で挫折してしまう時もあるかもしれません。また、独学で触ってみた範囲では見つけられなかった活用方法もあるかもしれません。

こういったハードルを少しでも下げて頂くために、JP Contents Hub をご用意しました。JP Contents Hub は、AWS に関する日本語のハンズオン・ワークショップ情報を一覧化して掲載されているウェブサイトです。2022年9月時点で、165 個の日本語ハンズオンコンテンツを掲載しています。整理された日本語のハンズオンを利用いただくことで、実際に触っていく過程でのハマりポイントを軽減できます。また、知らない機能を知るひとつのきっかけとしてもご利用頂けます。

JP Contents Hub は、インターネットに広く公開しており、次の URL で誰でも閲覧ができます。

 

どういったウェブサイトなのか、実際にご覧頂くのが一番わかりやすいため、スクリーンショットを掲載します。

 

具体的な使い方についてスクリーンショットを活用しながら深堀していきましょう。触ってみたいサービスのカテゴリがある方は、画面左側にあるメニューからカテゴリを選択できます。カテゴリをクリックすると、関連したハンズオンの URL 一覧へ移動できます。ハンズオンに関する簡単な説明を確認しながら、タイトルをクリックして実際のハンズオンページへ移動できます。

このカテゴリの分類は、AWS のマネージメントコンソールで利用されているものを使っているため、直感的な利用が可能です。

 

また、特定のサービス名やキーワードでハンズオンを検索できます。二つの検索方法をご利用いただけます。

 

1. ブラウザが持つページ内検索を利用する

JP Contents Hub は、1つの Web ページの中にすべてのハンズオンコンテンツを掲載しているため、ブラウザに備わっているページ内検索機能を便利にご利用いただけます。JP Contents Hub は、各種ハンズオンコンテンツに含まれている主要なサービス名を tag で記載しております。そのため、ページ内検索バーに「EC2」と入力頂くことで、Amazon EC2 に関連したハンズオンコンテンツが検索できます。

ページ内検索を利用する方法は、Windows の場合は Ctrl + F のショートカット、 Mac の場合は command + F のショートカットとなります。JP Contents Hub のウェブサイトを開いてショートカットからご利用ください。

 

2. 簡易的な検索機能を利用する

2つ目の検索方法として、JP Contents Hub ウェブサイト上部にある検索ボックスをご利用できます。この検索ボックスに、EC2 といったキーワードを入れることで、簡易的な検索結果を表示できます。ただ、検索にひっかかりにくいキーワードもあるため、1つ目の検索方法と使い分けながらご利用頂くと良いと思います。

 

よくある質問

Q. ハンズオン一覧は、定期的に更新されますか?
A. はい、定期的に更新されます。日本語の AWS ハンズオンコンテンツが新規作成され次第、一覧を更新していきます。もし掲載に漏れがありましたら、GitHub リポジトリにある Issue などでご連絡頂けますと幸いです。リポジトリのページは、こちらからアクセスができます。

Q. ハンズオンを利用するときに料金は掛かりますか?
A. JP Contents Hub 自体は、料金の制限なくご覧いただけます。実際のハンズオンでは、AWS リソースの作成を行うため料金が発生します。ハンズオンコンテンツに、料金について説明が有るものもありますので、そちらもご確認ください。
また、作成したリソースの削除を忘れずに実施をお願いします。削除をしない場合、想定外の料金が発生する場合があります。

Q. 何か注意点はありますか?
A. ハンズオンコンテンツに書かれている内容と、実際の操作方法に違いがある場合があります。AWS は随時アップデートされ、新しい機能・新しいサービスが追加され続けています。ハンズオンコンテンツを作成した時点から、画面の構成や操作方法に違いある場合は、AWS Document などを活用しながら適宜実施をお願いします。

 

まとめ

日本語のハンズオン情報をまとめる「JP Contents Hub」について紹介をさせていただきました。日本語の AWS ハンズオン・ワークショップ情報を一覧化されており、AWS の学習の一つのきっかけとしてご利用いただけます。今後も継続的にコンテンツを追加していく予定ですので、ぜひご活用いただけますと幸いです!

 

このブログの著者

杉山 卓 (Sugiyama Suguru) @sugimount

業界業種問わず、お客様の技術課題の解決に向けた支援を行うソリューションアーキテクトです。好きなサービスは、サーバーを意識しないサービス全般です。猫アレルギー持ちですが、猫の匂いを嗅ぐのが好きです。