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毎日集計される料金表の通知 ~ AWS料金表API

昨年、AWS のお客様とパートナーから、AWS のサービスの料金を取得するためのシステム的な方法を求める要望が寄せられました。このニーズに対して、昨年 12 月に 13 の AWS のサービスの料金を対象とした AWS の料金表 API を発表しました。この API は、ダウンロード用に JSON および CSV 形式で料金表データを提供し、お客様は AWS のサービスの料金を問い合わせることができます。料金表 API では、Amazon SNS 通知を通じて料金変更の更新情報を受け取ることもできます。

AWS 料金表の API の拡張
過去 3 か月に、当社は AWS の料金表 API サービスを拡張し、すべての AWS のサービスについて料金表データを提供するようにしました。クラウドベースのソリューションの構築またはクラウドへのオンプレミスワークロードの移行に関するコスト分析を行っているお客様は、AWS のサービスの包括的な料金表にこれまでよりも簡単にアクセスできます。これにより、お客様とパートナーは、クラウドソリューションの予算、予測、および計画をより詳細に管理できます。AWS の料金表 API の拡張に加えて、お客様はサインアップして割引料金、新しいサービスやインスタンスタイプの通知を受け取ることができます。通知の受信のサブスクライブの際は、更新情報を受け取るタイミングをカスタマイズでき、1 日 1 回、または料金の更新が発生するたびに設定できます。1 日 1 回の通知を選択した場合、SNS 通知にはその日に適用されたすべての料金変更が含まれます。料金表 API にサブスクライブした場合に受け取る E メール通知のサンプルを次に示します。

料金表 API の使い方を簡単に見てみましょう。最初に、料金表 API を介して料金情報にアクセスし、オファーインデックスファイルとオファーファイルという 2 種類のファイルをダウンロードします。オファーインデックスファイルは JSON ファイルとして利用でき、サポートされている AWS のサービスと、関連するサービスオファーファイルの URL が記載されています。このオファーファイルでは、単一の AWS のサービスに関する製品や料金が一覧表示され、CSV または JSON ファイル形式として利用できます。両方とも単純なダウンロードリンクを介してアクセスでき、簡単な方法で料金表データファイルを入手できます。

今すぐ料金表 API の使用を開始し、いずれの AWS のサービスについても、料金表データを入手できます。AWS の料金表 API の拡張によりすべての AWS のサービスが対象になったことで、料金表 API へのサブスクライブにより、最新の AWS の割引料金の情報を受け取るとともに、新しいサービスの紹介を受けることができます。

AWS の料金表 API の詳細、および API 通知へのサブスクライブ方法の詳細については、サービスについて紹介している前の AWS ブログ投稿、および AWS の料金表 API の使用に関するドキュメントを参照してください。

– Tara