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デジタルの日・デジタル月間に寄せて

デジタルの日は、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として、2021年に日本政府により創設された記念日です。二年目を迎える今年は10月2日(日)3日(月)がデジタルの日とされ、更に10月1日から31日までの1か月間はデジタル月間とされており、その間、デジタル庁によるイベントのほか、多くの賛同企業や団体による催し物が予定されています(デジタルの日公式サイトはこちらです)。アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社(以下AWSジャパン)は、このような機会がAWSジャパンの直接のお客様だけでなく社会の様々な側面でITを活用した社会変革を促進するものとして、「デジタルの日」賛同企業の一社としてとして様々な団体のイベントや活動をサポートしています。

今回はAWSジャパン公共政策部及びセキュリティ アシュアランス本部よりデジタルの日ならびにデジタル月間に関連した取組みについてご紹介いたします。

Civictech Challenge Cup(CCC U-22)への協賛と支援

一般社団法人コード・フォー・ジャパンが学生の皆さんと運営しているCivictech Challenge Cup U-22 (CCC U-22) への協賛と支援のご紹介です。

もともとCivictech Challenge Cupは、コロナウイルス感染拡大の影響で行動が制限され、インターンやオープンキャンパスに行けなくなってしまった学生の皆さんに開発経験を積んでもらうことを目的として、有志の学生を中心として発案された企画です。単なる開発コンテストではなく、プロトタイピングの手法を学びながら開発実績を積むことで、学生の皆さんの学習の機会や就職機会の減少という社会課題の解決を目指すプログラムです。この取組みは昨年デジタル庁により「デジタルの日」奨励賞10件のひとつとして選出されています。本年のCCC U-22には22歳以下の若いエンジニアが約150名参加しました。

AWSジャパンは2020年よりCCCを支援しており、本年は特別協賛企業の一社としてCCC U-22運営を支えたほか、さる6月22日の開会式ではアマゾンのイノベーションを生むカルチャーの紹介講演を提供したり、また学生の皆さんのメンターとしてエンジニアを派遣し、9月17日の最終審査会ではゲストスピーカー及び審査員としても参加させていただきました。最終審査会では聴覚過敏の人たちをサポートするためのアプリを開発したチームがAWS賞を受賞するなど盛り上がりを見せました。

Empower Through The Cloud -未来を創るクラウド人材-

次にご紹介するのが、Women in Technology Japan (WITJ)が主催するウェビナー形式のイベント「Empower Through The Cloud -未来を創るクラウド人材-」 (10月3日配信:アーカイブ配信あり)です。AWSはテクノロジーとは包括的で多様性に富み、公平であるべきと考えており、それを実現するために職場のダイバーシティの推進に積極的に取り組んでいきたいと考えています。その取組みの一環として、AWSジャパンはWITJによる当該イベントを協賛し、ダイバーシティ&インクルージョンの推進及びデジタル人材を増やすための取組みについて皆さんと共に議論していきたいと考えています。本イベントでは、AWSジャパン 代表執行役員社長 長崎 忠雄からのオープニングスピーチに続き、日本政府、IT業界や教育業界から迎えた多彩なゲストがダイバーシティ推進や人材育成及びテクノロジーを用いた日本の明るい未来のために、いま私たちができることについて議論します。参加は無料ですので、ぜひ上記ウェブサイトをご確認いただければと思います。

AWSジャパンは今後もデジタルの日・デジタル月間をサポートしていくと同時に、イベントなどを通じてIT業界に限らず広く皆様のご意見を聴きながら、より良い日本社会の発展を目指して共に歩んでいきたいと考えています。

このブログの著者
松本 照吾(Matsumoto, Shogo)
Head of Security Assurance, Japan

矢野 敏樹(Yano, Toshiki)
Senior Manager, Public Policy, Japan