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初級者から上級者まで!AWS パートナー向け特別トレーニングの活用方法

パートナーソリューションアーキテクトの大林です。本日は AWS パートナーの皆様に知っていただきたい「AWS パートナー向け特別トレーニング」の活用方法を紹介します。営業からアーキテクト、開発者まで、また初級者から上級者まで幅広くご活用いただける内容になっておりますので、ぜひご一読ください!

AWS パートナー向け特別トレーニングとは?

AWS パートナー限定で様々なトレーニングが提供されていることをご存知でしょうか?下記のトレーニングマップが特別トレーニングの全体像ですが、「AWS とは?」といった初級者向けの内容からワークショップなどを含んだ実践型の上級者向けの内容まで、オンデマンド形式またはリアルタイム参加形式で幅広く提供しています。各コースの詳細や受講方法は、AWS パートナーセントラル上 (*) の「AWS パートナー限定:イネーブルメントマップ」をご覧ください。トレーニングマップ内に記載のある「クラスルームトレーニング」は AWS パートナー限定ではなく一般向けに実施されている、インストラクターによるライブ形式のトレーニングとなります。また、トレーニングマップ内の「デジタルコンテンツ」は、オンラインでいつでも受講可能なコースとなりますが、AWS パートナー向け限定で公開されている内容もあるため、本ブログの後半で詳細についてご紹介します。

(*) AWS パートナーセントラルのアカウント作成方法については、後述します。

「さまざまなトレーニングが提供されているのはわかったけれど、どのトレーニングから受講したらいいのかわからない」というお声にお応えすべく、「AWS パートナー限定:イネーブルメントマップ」内では、下記のスライドのように、ロール別やレベル別、ソリューション別のラーニングパス例をご紹介しています。これを活用いただくことで、目的に合わせて、受講するトレーニングの計画を立てることができます。実際に活用いただいたパートナーの皆様からは「AWS から提供されているラーニングパス例を元に社内の AWS トレーニングプランを整備した」といったお声もいただいています。

AWS パートナー向け特別トレーニングにはどういった提供形式があるのか?

「AWS パートナー向け特別トレーニング」は、大きく 3 つの提供形式で提供しています。ライブ、オンデマンド、デジタルコンテンツです。「ライブ」は、AWS パートナー限定で予め定められた日程でオンラインもしくはオフラインで実施されるトレーニングです。「オンデマンド」は、ライブで一度実施した内容をいつでも視聴できるように公開しているトレーニングになります。最後に、「デジタルコンテンツ」ですが、AWS スキルビルダーというプラットフォーム上で視聴可能なコンテンツが該当します。無償の学習リソースと有償サブスクリプションで構成されていますが、以下では、無償で公開されている AWS パートナー向け特別コンテンツについてご紹介します。有償サブスクリプションにご興味のある方は、貴社担当までご相談ください。

AWS スキルビルダーでは、500 以上のデジタルコースや AWS 認定の公式練習問題が無償で公開されています。500 以上のデジタルコースの中には、AWS パートナー向け限定で公開されている「AWS PartnerCast」の録画配信も含まれています。2023 年 6 月末時点で、100 近いコンテンツが公開されており、例えば、Developer 向けに「Developer向け入門トレーニン」、Analytics on AWS 学習者向けに「Analytics Webinar Series」、AWS への移行に関して網羅的に学べる「Migration Webinar Series」といったコンテンツがあります。AWS スキルビルダーのアカウント作成方法については、「AWS パートナー限定:イネーブルメントマップ」の「デジタルコンテンツ」の章をご覧ください。

AWS パートナー向け特別トレーニングの申し込み方法は?

AWS パートナー限定:イネーブルメントマップ」に記載のある各トレーニングは、オンデマンド配信中のものや、これからオンラインで開催される予定のものなどがあります。各トレーニングの申し込み方法や開催日時の情報をまとめた内容を「AWS パートナー限定:トレーニング情報一覧」として、AWS パートナーセントラル上に公開しておりますので、是非ダウンロードしてご活用ください。

AWS パートナーセントラルのアカウント作成方法

AWS パートナーセントラルのアカウントをお持ちでない方のために、アカウント作成手順をご紹介します。
注意:2023 年 7 月 20 日時点の情報となるため、予告なく変更となる可能性があります。画面キャプチャ例はこちらでもご確認いただけます。

  1. こちらの URL にアクセスし、「開始する」をクリックします。画面が日本語でない場合は、画面右上のプルダウンから「日本語」を選択してください。
  2. 「APN アカウントを作成する」画面において、名前(英語)と勤務先のメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
  3. 「セキュリティコードを入力して、パスワードを設定してください」画面において、セキュリティコードとパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。ここで、「アライアンスリードになる」画面が出ている場合、既存の会社登録がないということですので、貴社関係者にご確認ください。
  4. 「ご自身の情報を入力してください」画面において、役職、勤務先の電話番号、社内での役割について入力します。この際、個人用メールアドレスで AWS 認定資格を取得している場合は、「AWS トレーニングと認定アカウントの登録メールアドレス(任意)」の欄に該当する個人用メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックし、登録完了となります。また、認定情報との紐付けに関する内容につきましては、こちらのブログにも詳細がありますので合わせてご確認ください。
  5. 登録したメールアドレス、パスワードを用いて、AWS パートナーセントラルにログインできれば、アカウント作成完了です。

最後に

本ブログでは、AWS パートナー向け特別トレーニングの活用方法についてご紹介しました。初級から上級までさまざまなトレーニングを提供しておりますので、「AWS パートナー限定:イネーブルメントマップ」と「AWS パートナー限定:トレーニング情報一覧」をぜひご活用ください。ご意見などございましたら AWS の貴社担当までフィードバックいただけると幸いです。

Kanako Obayashi

Kanako Obayashi