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Amazon CodeCatalyst がカスタムブループリントと新しいエンタープライズ層を導入

11月27日は、Amazon CodeCatalyst の新しいエンタープライズ層とカスタムブループリントをご紹介します。

Amazon CodeCatalyst のエンタープライズ層は、カスタムブループリントやプロジェクトライフサイクル管理などの機能を提供する新しい料金プランです。エンタープライズ層の料金は、ユーザー 1 人あたり月額 20 USD です。各エンタープライズ層スペースでは、有料ユーザー 1 人あたり 1,500 分のコンピューティング時間、160 時間の開発環境の利用時間、64 GB の開発環境ストレージが用意されています。カスタムブループリントを使用すると、アプリケーションコード、ワークフロー、インフラストラクチャのベストプラクティスを定義できます。また、これらのブループリントを CodeCatalyst スペースに公開して、プロジェクト作成時や既存プロジェクトへの標準適用時に使用できます。

ブループリントを使用すると、プロジェクトを数分でセットアップできるため、すぐにコーディングに取り掛かることができます。数回クリックするだけで、プロジェクトファイルを設定できるほか、特定のプロジェクトタイプのベストプラクティスを使用して、完全に統合された組み込みツール (ソースリポジトリ、問題管理、継続的インテグレーションおよびデリバリー (CI/CD) パイプラインなど) を設定できます。必要に応じて、GitHub などの一般的なツールを入れ替えることが可能で、その場合にも一貫したエクスペリエンスが保たれます。プロジェクトの存続期間中に開発者ツールの構築、統合、運用に費やす時間を削減できます。

カスタムブループリントでは、CodeCatalyst プロジェクトのさまざまな要素を定義できます。例えば、ワークフロー定義、Infrastructure as Code (IaC)、アプリケーションコードなどです。カスタムブループリントを更新すると、その変更はプルリクエストの更新として、ブループリントを使用するすべてのプロジェクトに反映されます。この合理化されたプロセスにより、プロジェクトの設定におけるオーバーヘッドが削減され、ベストプラクティスをプロジェクト全体に一貫して適用できます。管理者は、CodeCatalyst スペースの各ブループリントをどのプロジェクトが使用しているかを簡単に詳しく表示でき、プロジェクト全体における標準の適用状況を把握できます。

CodeCatalyst でカスタムブループリントを作成する
CodeCatalyst コンソールを開いて、自分のスペースに移動します。[Settings] タブの左側のナビゲーションペインで [Blueprints] をクリックし、次に [Create blueprint] をクリックします。ここで、ブループリントのベストプラクティスを体系化します。準備が完了したら、そのブループリントを自分のスペースに公開して、チームがプロジェクト作成時に使用できるようにします。

ブループリントの作成

ブループリントを公開すると、[Settings] タブの CodeCatalyst スペースにそのブループリントが表示され、管理できます。左側のパネルで、[Blueprints] をクリックします。次に、[Space blueprints] をクリックします。

ブループリントの管理

カスタムブループリントから CodeCatalyst プロジェクトを作成するには、[Create project] > [Space blueprints] の順にクリックします。

プロジェクト作成

可用性

Amazon CodeCatalyst のエンタープライズ層は、米国西部 (オレゴン) リージョンと欧州 (アイルランド) リージョンで利用できます。ただし、デプロイは任意の商用リージョンに行えます。 詳細については、Amazon CodeCatalyst のウェブページをご覧ください。

構築しましょう!

– Irshad

原文はこちらです。