Amazon Web Services ブログ
AWS Security Jam開催のご案内
皆さん、こんにちは。
プロフェッショナルサービス本部の堀場です。
5月11日、12日に AWS Summit Online が開催されますが、その翌日の5月13日(木)の14 時から18 時に開催するAWS Security Jam について当記事でご案内させていただきます。
AWS Security Jamにご参加いただくためには以下が必要です。
2021/5/11 12:05 追記
参加人数を超えるお申込みをいただきましたので当イベントへの参加申し込みは終了させていただきました。
AWS Jamユーザー登録をしていただいても当日ご参加いただくことができませんのでご了承ください。
1.AWS Summit Onlineへの登録
2.AWS Summit Onlineログインし、メニューの「ハンズオン」ー「AWS Security Jam」で参加登録
3.上記2で申し込み完了後、AWS Jamのユーザー登録(既に過去のイベント登録された方でログインが可能な方は不要)
企画サイトは5月11日、12日にSummit サイト内にオープンいたしますしました。未登録の方は是非、AWS Summit Onlineへの登録を実施ください。
なお、AWS Summit Online を紹介している記事は登録開始のご案内やセッションのご紹介がございます。
AWS Security Jamとは
AWS Security Jam は AWS Jam の1 つで、 Security 系のユースケースに特化した体験型イベントです。
AWS Jam では様々なユースケースや運用関連のタスクを一連のシナリオで参加者に提供し、参加者はチームごとに提供されるインフラストラクチャへAWSマネージメントコンソールやAWS CLIを利用してアクセスし、課題の解決に取り組みます。
AWS Security Jam では、Incident & Response やインフラ・ネットワーク、アプリケーションのセキュリティについて、あるいは、データ保護やモニタリング、フォレンジックなどセキュリティに関連するユースケースや運用タスクに特化した課題を提供します。
Jamはゲーミング形式で提供され、課題を解決するとチームに得点が入り得点を競うゲームとなっています。チームは1人または複数名で構成でき、チームごとに戦略を決めて解く課題の選定や解き方等の戦略を決定できます。
AWS Jamは、主に3つの目的で提供しています。
- Play (遊ぶ):ゲーミング形式のイベントを通じてチームで楽しみにながら問題(チャレンジと我々は呼んでいます)に挑戦していただけます。
- Learn (学ぶ):普段触ったことのない AWS サービスを利用して新たなスキルを身に着けていただけます。
- Validate (検証する):自分の技術に対する理解度を課題解決を通じて確認いただき、また、他チームとのスピードやスコアを通じて把握いただけます。
ぜひ、AWS Security Jamにご参加いただき、問題解決を通じて楽しみながら「チームビルティング」、「AWS サービスの学習」、「スキルの検証」をしてください。
AWS Summit Online での開催概要
AWS Security Jamは、グローバルで展開されているイベント、AWS re:Inventや AWS re:Inforce、AWS Summitなどのグローバルイベントで提供させていただいており、毎回満席となる人気セッションの1つです。AWS Security Jam を日本でパブリックに開催するのは、今回で3 回目となり、初回は30 名の定員、2 回目からは100 名の定員で実施しております。なお、初回・2回目ともに、AWS Security Roadshow というイベント内で開催させていただいており、日本のAWS Summit で提供させていただくのは今回が初めてとなります。
今回は、第二回目と同様に完全オンラインでの提供となりますので、職場・ご自宅など、任意の場所からご参加いただけます。
また、今回はインテル株式会社様、トレンドマイクロ株式会社様の二社に協賛いただき、トレンドマイクロ株式会社様からは、今回のイベント用に1問、チャレンジをご提供いただいております。
ぜひ、普段触ることのできないトレンドマイクロ株式会社様のサービスを利用したチャレンジに挑戦いただければと思います。
日時と予定 | 2021年5月13日 木曜日 13:30~14:00 開場、AWS Jam ユーザー登録のご案内 |
開催方法 | オンライン開催 (GoToWebinar によるブロードキャストとAWS Jam サイトを利用して実施) |
申し込み方法 | 1. AWS Summit Online へ申し込む (5/11にログインできないことが無いよう、5/10までにお申込をお済ませください。) 2. 5/11,12に AWS Summit 内企画「AWS Security JAM 」で参加登録する(先着100名様) ※企画に参加登録された方に当日必要なる GoToWebinarのリンクが送付されます。 3.AWS Jam サイトでのユーザー登録 (既に登録済みでログインできる方は不要。また、以前に登録はしたが現在ログインできない方は新規登録をお願いします。) |
必要なリソース | GoToWebinar やAWS Jam 、AWS マネージメントコンソールにアクセス可能な PC とインターネット回線をご準備ください。 |
参加方法 | 5/11,12にAWS Security Jamへの参加登録が完了した参加者様に GoToWebinar のリンクをお送りしますのでリンクからご参加ください。 AWS Jam サイトでのユーザー登録にお困りの方は、5/13 (木)の13:30よりGoToWebinarで直前サポートを行いますのでおこし下さい。 ログインできた方は、開始3分前までにログインしてください。 |
主催/協賛 | アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 主催 インテル株式会社、トレンドマイクロ株式会社 協賛 |
セキュリティの専門家・AWSの専門家ではなくても参加可能
AWS Security Jamでは、チャレンジを解く際に必要となるAWS サービスの数や、チャレンジを解くための手順の複雑性などから「難易度」を設定しており、難易度や利用するAWSサービスなどをご確認いただいた上でご自身で解くチャレンジを選択することが可能です。また、 AWS Security Jamでは、「Clue」と呼ばれる手がかりをシナリオの中で提供しています。手がかりも複数段階で各チャレンジごとに用意されており、「概要」をお伝えしたり関連するAWS ドキュメントを紹介してご自身で調べていいただくレベルから、そのチャレンジを解くための手順を記載したレベルの手がかりまで全てのチャレンジで提供しています。ですから、AWS マネージメントコンソールを利用された経験がある方、AWS ドキュメントを見たことがある方、チュートリアルの操作をされたことがある方であれば、手がかりを利用して「学ぶ」ことができるイベントとなっております。
もちろん、セキュリティやAWSサービスに詳しい方も参加されていると思いますので「競争」という意味では難しいかもしれません。ただ、ご自身で普段利用しないAWSサービスに対してこの機会に挑戦し、今後、業務で活用するきっかけやヒントを得ていただければよいのではないかと考えます。
AWS Security Jamの風景を少しだけご紹介
今回はウォーミングアップの1問を含む10問となっております。競技時間は、3時間程度を想定していますので、10問全問をとくことは1名では厳しいかもしれません。ただ、全問解いた!というチームがいれば、次回以降、もっと難易度の高いチャレンジやチャレンジの数を調整することになるかもしれませんね。ちなみに、AWS Jamのチャレンジは社員やパートナー企業様が作成しており、私も過去のイベントで5問ほど提供させていただきましたが、一番難易度の高い手順の多いチャレンジをご提供したことで、なかなか解いていただけないという悲しい思いをした経験があります。でも何チームかは解いてくださりました。
さて、Security Jamで参加者の皆さまにご利用いただくコンソールをご紹介したいと思います。AWS Jamでは、当日ご案内するキーワードを入力いただくと、AWS Summit Online 用のイベントに参加できます。イベントに参加いただくと以下のような画面が表示されます(こちらは現在、運営チームで準備している当日のチャレンジをそのまま表示しています。真ん中にトレンドマイクロ株式会社様のチャレンジも表示されております)。
世界地図上にちりばめられたチャレンジをクリックすることでチャレンジの詳細を確認できます。チャレンジの詳細画面は以下の画面です。チャレンジの説明を確認したうえで、別のチャレンジを選択することも可能ですしチャレンジを開始することも可能です。なお、以下の画面では手がかり1,2,3と3つのClue(手がかり)が提供されていることが確認できます。手がかりは先ほどもお伝えしましたが、概要レベルから解決までの手順が詳細に記載されたレベルまで段階があり、それぞれ手がかりを開くと、そのチャレンジを解いたときに得られるポイントが下がる形で構成されています。
私としては、1つでも多くの学びを得ていただき持ち帰りいただきたいので解けそうにない場合は手がかりを参照いただき、学びを持ち帰っていただきたいところですが、高得点を得るためには手がかりの利用を最小限に押させることもまた重要です。
以前のイベントの参加者の方からの声として「1つのチャレンジの自力での解決にこだわらず、もっと手がかりを開いて色々なサービスのチャレンジに挑戦すればよかった」というフィードバックをいただいたこともあります。是非、皆さまの参加の目的に合わせて手がかりをご活用ください。
なお、以下の画面はウォーミングアップで解いていただく予定のチャレンジの画面です。Amazon EC2のインスタンスに安全に何かするようですね。ウェブサーバとも記載があります。モザイクを解読できる方は事前が準備ができるかもしれませんが・・・・。解読できるように工夫して作ったつもりはないので、そこに時間をかけていただく必要はありません。
AWS Jamはゲーミング形式で得点を競うイベントです。
他チームの得点状況を確認したり、チャレンジの正答率や手がかりを開いた回数などを参照して自分達が解くチャレンジを選択するといった戦略を立案してランキング上位を目指すことが可能です。
最後に
当日はトレンドマイクロ株式会社様のサポーター2名を含む10名以上のサポーターで皆さまをお迎えいたします。
ぜひ、1名でも多くの方にご参加いただきたき、1つでも多くの学びをお持ち帰りいただきたいと思いますので、まず、AWS Summit Onlineにご登録いただき、AWS Security Jamの参加申し込みをお忘れなく実施いただければと思います。
もちろん、AWS サービスの予習・復習を事前にしていただくことで当日の学びがより一層多くなるかと思いますので是非、当日まで、様々な問題を予想しながらご準備ください。
追記
2021/5/11 8:00 Update
・参加方法欄にJamサイトの登録にお困りの方への直前サポートのご案内を記載しました。
・申し込み開始に伴い、一部文面の修正ならびに、AWS Security Jamの歩き方を投稿しました。そちらもご確認ください。
2021/5/11 12:05 Update
・定員に達しましたので参加申し込みを締め切らさせていただきました。