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2023 年 AWS Summit Tokyo で実施する AWS Jamのご案内

2023 年 4 月 20 日、21 日に AWS Summit Tokyo が開催され、その 1 日目の中で AWS Jam のハンズオンを提供します。そこで今回実施する AWS Jam の狙いがどのようなものか、そして AWS の学習をする上でどのように AWS Jam が活用できるかをお伝えします。

2023/04/05 時点での申し込み状況について
既に募集人数分のお申込みをいただきましたので、当ハンズオンへの参加申し込みは満席になっております。当日に参加登録者が時間内に入場されずキャンセルになった場合のみ、空いた人数分を受け入れ予定です。

AWS Jam とは

AWS Jam とは、AWS re:Invent や AWS re:Inforce、AWS Summit などのグローバルで展開されているイベント、または AWS クラスルームトレーニング などで提供されている人気コンテンツの 1 つです。AWS のユースケースに沿って用意された様々なテーマの課題 (チャレンジと我々は呼んでいます) を解決していく実践型のイベントで、「AWS を楽しく学ぶ」ことができます。参加者はチームを組み、AWS やシステム開発の知識と経験を活用したりその場で調べたりしながら、与えられた複数のチャレンジを AWS マネジメントコンソールなどを利用してクリアしていきます。チャレンジごとに獲得点数やヒントが設定されており、時間内にクリアしたチャレンジと使用したヒントを総合して計算されたチームの得点を競い合います。

AWS Jam は、主に 3 つの目的で提供しています。

  1. Play (遊ぶ): 得点を競うゲーミング形式のイベントを通じて、楽しみながら課題解決に挑戦します。チーム内でのコミュニケーションの促進にもつながります。
  2. Learn (学ぶ): シナリオに沿った課題を解決することで、AWS サービスの知識やスキルを身につけていきます。普段扱っていない AWS のサービスや機能を新たに学んだり調べたりする機会にもなります。
  3. Validate (検証する): 課題解決を通して、参加者自身の AWS サービスに対するスキルや理解度を確認できます。

AWS Summit Tokyo で実施する AWS Jam の概要

昨年に日本で開催した AWS Summit Online では AWS Jam をオンラインで実施しましたが、今年は幕張メッセの会場内で実施します。

1 日目の基調講演にも参加される方は AWS Jam 会場への移動に時間がかかる可能性があるため、AWS Jam 会場で受付を先に済ましてから休憩などをしていただくことをおすすめします。軽食や飲み物は Jam 会場内に持ち込み可能ですので、必要に応じて持参してください。

タイムスケジュール

2023 年 4 月 20 日

12:20 – 12:50: 受付 (事前に参加登録をされている方は 12:40 までに AWS Jam の会場へ入場されない場合、キャンセルとして扱います)
12:50 – 13:50: AWS Jam のアカウント作成と事前説明
13:50 – 17:05: AWS Jam 実施
17:05 – 17:50: 結果発表、表彰など
17:50 – 18:00: アンケート

状況によってそれぞれの時間が前後する可能性はありますのでご了承ください

実施方法
  • 幕張メッセ内の AWS Jam 会場にお越しいただいて実施します
  • 参加者は 4 名で 1 チームを組んでいただきます (チームの編成は運営側で行います)
  • AWS Jam のアカウント を用意していただき、AWS Jam のコンソールを使用します
持ち物
  • 会場の Wi-Fi に接続してインターネット利用可能な PC
  • 受講票
参加方法 AWS Jam への参加登録をされている方

  • AWS Summit の受講票を持って、12:40までに AWS Jam の実施会場までお越しください。

当日のキャンセル待ちで参加される方

  • AWS Jam 会場前でキャンセル待ちの受付を行います。
  • 事前に参加登録されている方がキャンセル扱いとなった場合、最大でその人数分を受け入れます。
  • キャンセル待ちの方法は当日会場で案内します。
注意事項
  • イベントの詳細ページ にも記載している通り、当日の様子を写真や動画で撮影して弊社 SNS や Web サイト等に掲載する可能性がありますのでご了承ください。
  • 会場での軽食・飲み物の持ち込みは可能ですので、早めに受付をされた方は会場内で飲食をしていただいて構いません。
  • ライブ配信は予定しておりません。

今回の AWS Jam の狙いと進め方

今回の AWS Jam は イベントの詳細ページ にも記載している通り、過去に AWS Jam に参加したことがない方を対象にしています。そして AWS を学び始めた方など幅広い参加者を想定し、AWS の設計に関するベーシックなプラクティスを身につけていただけるように、クラスルームトレーニングの Architecting on AWS で扱う範囲 を中心にチャレンジを 14 個選定しました。AWS Jam のチャレンジはそれぞれ「難易度」が Easy/Medium/Hard の 3 段階で設定されています。時間内に好きな順番で実施するチャレンジを選択しながら進め、解けない場合はインターネットを使用して AWS サービスのドキュメントを確認したり、AWS Jam に用意されている「Clue(手がかり)」を使うことも可能です。
またチームを組んで進めるため、チャレンジを解く方法で悩んだ場合にもチームメンバーと相談できます。早めにわからない部分を共有することが高得点にも繋がりますので、積極的にコミュニケーションを取りながら進めていきましょう !

さらに今回は AWS Jam をペアワークもしくはモブワークの手法で進めていただく予定です。そのため 1 人でチャレンジを進めるだけではなく、自分以外のメンバーの操作をサポートする立場になることもあります。これは AWS Jam が「楽しみながら学べる」だけではなく「チーム内で知識やスキルの共有にも活用できる」ことを体験していただく狙いがあります。参加される方は、今後お客様のチームや組織全体で AWS の知識やスキル向上をしていきたいという課題がある場合に AWS Jam が効果的な手段の 1 つであることをぜひ感じてみてください !

AWS Jam の操作画面の紹介

AWS Jam の雰囲気を少しでも知っていただくために、使用するコンソールの画面を簡単に紹介します。まずは用意した AWS Jam のアカウントにログインします。AWS Summit Tokyo では当日に案内するシークレットキーを入力していただくと、AWS Summit Tokyo 用の Jam イベントにアクセスできます。

チームに参加してから「課題」タブを選択すると、用意されたチャレンジの一覧が表示されます。表示方法は切り替えが可能で、世界地図の画面 (Map View) もしくはリスト画面 (List View) が使用できます。

こちらの画像は Map View です。Jam の開始と同時にチャレンジのロックが解除され、チャレンジを開けるようになります。

チャレンジを選択すると、詳細の確認とチャレンジ開始ボタンが押せるようになります。チャレンジの説明を確認したうえで、そのままチャレンジを開始することも、別のチャレンジを選択することも可能です。

チャレンジは複数タスクに分かれているものがあり、その場合は各タスクをクリアするごとに得点が入ります。
回答方法はチャレンジ、タスクごとに決まっていて「指示された条件を満たすように AWS リソースを設定する」もしくは「回答欄に文字列を送信する」のどちらかの方法です。

AWS Jam ではチャレンジごとに「Clue(手がかり)」が段階的に用意されていて、解除することで獲得点数が減る代わりに回答の手がかりを得られます。多くの場合、最初の手がかりは「概要を伝えたり、関連する AWS ドキュメントを紹介する内容」で、手がかりを解除すると段階的に情報量が増えていき、最後には「チャレンジを解くための一連の手順 (ウォークスルー)」が記載されています。

ダッシュボード機能もあり、各チームの得点状況をリアルタイムで確認できます。手がかりを積極的に利用して多くのチャレンジに挑戦して得点を積み重ねる、または手がかりの利用を抑えて高得点を目指すなど、チーム戦略の腕の見せどころです !

ブログや SNS で感想をシェアしよう !

AWS はお客様の声を大切にし、日々改善を続けています。みなさまの体験や感想をつぶやいたり、ブログなどで記事にして発信いただけると嬉しいです。もちろん、今から意気込みなどを投稿していただくことも大歓迎です !

なお、チャレンジの概要や解き方、ヒント等のチャレンジ内容に関わる情報はブログや SNS に掲載しないようお願いします。

SNS へ投稿する際には、以下のハッシュタグをつけてみてください !
#AWSSummit

最後に

当日は他数名のサポーターと共にみなさまをお待ちしていますので、一緒に会場を盛り上げていきましょう !
参加予定の方は「楽しむ気持ち」を忘れずに持ってきてください !

著者

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杉本 圭太 (Keita Sugimoto)
トレーニングサービス本部 テクニカルトレーナー